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カカオバターとは?料理にもスキンケアにも使える優秀素材



カカオ
 
チョコレートが大好きな人は多いですが、チョコレートの原料でもあるカカオバターをご存じでしょうか?

カカオバターはカカオ豆に含まれる脂肪分で、市販のチョコレートのほとんどに配合されています。
また、カカオバターは食品としてだけでなく、化粧品としても保湿クリームや保湿オイルとして幅広く使用されていることから、スキンケアアイテムとして使ったことがある人もいるかもしれません。

そんな、食べても化粧品としても優秀なカカオバターとはどんなものなのでしょうか?
ご説明していきたいと思います。


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カカオバターってどんなもの?

カカオバターとは、カカオ豆をすり潰して、絞って採取した脂肪分を言います。
ちなみにカカオバターを絞ったそれ以外のものは、粉末の飲み物でお馴染みのココアパウダーになります。

そんなカカオバターは美味しそうな乳白色をした塊で、見た目は私たちがよく知っているバターと似た、ねっとりしていて触ったら手がべたべたと油っぽくなりそうな形状をしています。カカオバター以外によくココアバターとも呼ばれてています。

色合いからしてまるでホワイトチョコレートのように見えるので、このまま食べても美味しそうなイメージがありますが、カカオバターはあくまで植物オイルなので、食べてもほんのりココアの香りがするだけ。味は植物性の脂肪分そのものといった感じです。

アフリカやアメリカ、ペルーやインドネシアなどが主な生産国として有名です。

 

カカオバターはどこで買えるの?

カカオバターは、主に食用の食品グレードのものと、化粧品用の化粧品グレードのものが販売されています。

食用カカオバター

食用のものは、一般の食品スーパーではあまり見かけませんが、輸入食品の専門店やインターネットショッピングで購入することができます。
よく知られるものでは、アメ横大津屋・豆の専門店のココアバター(200g 558円税込)や、カフェ・ド・サボンのココアバター(50g 391円税込)があります。

楽天やAmazonなどの大手ショッピングサイトから購入できるので、近くにカカオバターを売っているお店がなくても、誰でも簡単に入手することができます。
食品として食べることができる食品グレードのカカオバターを、料理やお菓子作りなどにどんどん使用してみましょう。

化粧品用カカオバター

また、化粧品としてカカオバターを使用したい場合は、化粧品グレードのカカオバターを、手作り化粧品の材料を扱うお店で購入することができます。

化粧品グレードのものには精製したものと未精製のものがあります。精製したものは、不純物を取り除いているので誰にでも使いやすく、色も綺麗な白い色をしていますが、未精製のものと比較すると、栄養成分が少なくなります。

インターネットショッピングで入手しやすいものでは、オレンジフラワーのココアバター(精製 50g 380円税込)や、PEACH・PIGのココアバター(未精製 30g 373円税込)があります。

未精製のものは素材そのものなので、色も精製したものより黄色っぽい色をしています。栄養成分を損なうことなくたっぷり得ることができますが、その分不純物が含まれていることもあるので、肌によっては合わない場合もあるかもしれません。

これらは保湿アイテムとしてそのまま使用したり、石鹸作りや他のオイルを加えて自分だけの保湿クリームを作ることができます。

ただし食用のカカオバター、化粧品用のカカオバターとも保存は冷蔵庫で、決められた期限内に使い切ることが大切です。

 

カカオバターを使用した商品にはどんなものがあるの?

カカオバターを使用した商品で、最も有名なのはチョコレートです。
市販のチョコレートのほとんどに含まれているカカオバターなので、チョコレートを食べると、自ずとカカオバターを食べているということになります。
また、ガトーショコラや、チョコレートクッキーなどにも、カカオバターが入っているものが多いです。

化粧品としては、石鹸やフェイスクリーム、ハンドクリーム、リップクリームなどに配合されています。
手頃なものでは、メンソレータムのメンソレータムハンドベール濃厚こってりクリーム(70g 702円税込)があります。ドラッグストアなどでも気軽に購入できるハンドクリームで、カカオバターの保湿効果をしっかり実感することができます。

他にもザ・ボディーショップのボディーバターマンゴー(200mL 2,484円税込)に、カカオバターが配合されています。
インターネットショッピングでも購入できるので、気になる人はチェックしてみましょう。

 

実は身近なカカオバター

このように、カカオバターはあまり聞き慣れない植物オイルですが、実は生活のごく身近なところに使われている、とても馴染みの深い植物オイルです。

チョコレートとしてのカカオバターだけでなく、カカオバター配合の様々なお菓子や、化粧品、カカオバターそのものを毎日の料理やスキンケアに取り入れてみて、その優れた美容や健康効果とともに、甘くて癒される美味しいカカオの風味を実感していきましょう。

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