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ヘナ、アロエ…アーユルヴェーダで使われるインドハーブの効果と活用法



美肌
 
よく知られている代表的なものに、髪によい「ヘナ」があります。


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インドの伝統医学であるアーユルヴェーダでは大変多くのハーブを使用します。インドでは日常生活でハーブとスパイスを料理や体調管理に用いるのですが、日本では入手が困難だったり、なじみが薄いものもあります。また、アーユルヴェーダの施術はインドの人の体質に合ったもので、必ずしも人種や体格の異なる日本人に適しているとは、一概には言えません。生活の習慣や住んでいる地域の気候も全く異なるからです。

そこで、今回はアーユルヴェーダで使用されるハーブの中から、日本でもよく口にしているもの、気軽に買えるものを選び、その活用法をご紹介します。

 

アロエ

日本の家庭でも栽培されていることが多く、やけどをした時に肌に塗ったり、美肌のためのパックに用います。インドでは、肝臓や生殖器系、便秘に効果があるとされています。スーパーなどでシロップ漬けのアロエが買えますのでヨーグルトに入れたり、デザート類のトッピングにして食べます。

 

シナモン

肉桂という木の樹皮を乾燥させたもので、お菓子を作る時によく使われます。
薬効としては、体温を上げたり、血液の流れをスムーズにします。美肌効果が期待できます。シナモンの甘い香りを嗅ぐと、リラックスして血圧が下がるという説もあります。パウダー状になったものが販売されているので、シナモントーストにしたりミルクティーに入れるなどしてみましょう。特にりんごとの相性がよいです。

 

ミント

生の葉、乾燥させてもの、オイルになったものと、どれも入手しやすいので、使用目的によって使い分けましょう。咳が出て胸が苦しい時にオイルを胸・のどに塗ると冷却作用と血行促進作用で呼吸が楽になります。他には解熱作用、生理痛を和らげる効果があり、清涼感のある香りには抗菌作用もあります。夏場に生のミントをグラスに適量入れ、リキュールや紅茶を混ぜて、はちみつなどの甘味を加えます。葉をつぶしながら飲む健康ドリンクのできあがりです。胃腸を整える効果があります。

 

ヘナ

上記3つは主に口に入れるハーブでしたが、日本でも髪を染めるハーブとして知られるようになったヘナがあります。白髪をヘナで染めると自然な茶色に染まり、市販の白髪染めのようなケミカルな薬品を使わずに済むので人気があります。髪の色が変わるだけでなく、リラックス効果もあるハーブです。

 
ハーブ類は薬効を期待して特別扱いして使うのではなく、普段の食生活などに自然な形で取り入れるほうが長続きします。苦手なものは無理して使う必要はないので、好きなハーブを、好きな方法で活かすようにしましょう。

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この記事は当ブログのライター「小笠原ちひろ」が書きました。

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