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美しい女性は自立している~ヨガの効果・効能とヨガから学べる知恵



ヨガ
 
ヨガでは自立心の大切さを説きます。それは幸せへのパスポートだからです。


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ヨガの勉強を本格的に始めた頃、自分の師匠に「これからは本質を大切にして生きる時代だから、ヨガを学んでいると役に立つわよ。」と言われました。ヨガの知恵を日常生活に活かすつもりではいましたが、ヨガ哲学が実際に自分の人生を築くのに影響するのなら面白いと思い、社会の動きを見たり、人間関係について考える時にヨガの教えを関連させるようにしました。

 

自分で自分の人生を生きる時代

本質が重要になる時代とはどういう事でしょう?それは、社会の形が大きく変化をしている今、以前よりも個人として生きる能力が重要になっているということです。権威が信頼できるものでなくなり、誰かが作ったシステムに従って生きることは危険を意味するようになってしまいました。自分で自分の人生を生きる時代になったのです。(それが人間の自然な姿のはずなのですが)ヨガは自分の問題は自分で解決できる人間をつくるための教えです。基本となる教えの他は、自分の生き方を自分で発見することの大切さを説きます。

 

現代社会を生き延びていくために

インターネットで一人の人間が世界と繋がれる時代に、必要になるものは何でしょう?

財貨や肩書が無くても、アイデア(頭脳)で革命を起こせるのですから、精神の自立(自由)と知恵が資本になります。自分の頭で考えることのできる人はどんどん賢くなることが可能ですし、膨大な情報の中から価値のあるものを見抜ける人が生き残れる確率が高くなっていくでしょう。また、ネットの発達で世界の透明性が高まり、不正はすぐに暴かれるので、倫理観が重要視されるようになってきています。

ヨガは精神的な自立を目的に行うものであり、知恵を得るために瞑想をできるようにするための訓練です。倫理観の大切さは、ヨガを行う最初の心構えとして教えられます。

 

自分を客観視することの大切さ

自分が自分の指導をできるようになるためには、何でも意識的に行うことです。その修養法の一つをご紹介します。今の自分に、たとえ親が生きていても、親はいないと考えます。恋人がいても、いないと考えます。お金があっても、ないと考えます。命があるけれど、ないと考えます。そのようにして、自分が持っているものから意識的に心を尽き離してみると、依存心や執着心を客観的に見ることができ、また得ているものに対しても新鮮な感謝の思いが出てきます。自分を極限の状態に置いてみることで、意識を自立した状態にするのです。

混乱し、移り変わりの激しい時代に、ヨガを行じて知恵を学んでおくことは、生き延びるための武器になるかもしれません。身体と心(頭脳)だけが、最後の拠り所となる財産だからです。

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この記事は当ブログのライター「小笠原ちひろ」が書きました。

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