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初めてのお灸。最初は火を使わないお灸で自分に合うものを探そう。温熱効果で体質改善



お灸

 

ドラックストアなどで買えるお灸で、自分の体をケアすることができます。

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お灸には血流改善効果が

お灸というと、どのようなイメージがあるでしょうか。「お灸をすえる」という言葉がありますが、もぐさ(よもぎの葉の繊維から作る)に火を付け、ツボを熱で刺激する療法は素人が行うには、ハードルが高いように感じるかもしれません。
ただ、お灸は血流を良くする効果がありますので、冷え性や婦人科系の不調がある女性にはおすすめです。継続的に行えば、体質改善に結びつくでしょう。

 
自宅で気楽にお灸ができるように、ドラックストアなどでも火を使わないタイプのお灸から天然のもぐさまで、様々なものが市販されています。今回は、火を使うお灸と、火を使わずにできる温熱刺激の方法をご紹介します。

 

 

火を使うお灸

もぐさを直接肌の上に乗せるとやけどをしてしまいますので、必ず台座を使用してください。
市販のものですと、シールが付いていたりしてお灸が倒れないような工夫がしてあり大変便利です。お灸に火を付けてしばらく経つと、じんわりと温かくなってきます。
5分程度行うのが目安です。熱すぎると感じたら無理をしないこと。気持ちよく行うことが肝要です。
もぐさの下に敷く台座に、にんにくをスライスしたものを使い、にんにくの薬効成分を肌から浸透させる方法などもあります。

 

 

火を使わないお灸

火を使わないで、カイロのようにツボを温める方法です。やけどの心配が少ないですし、自分にお灸が合うかを試すのにいいかもしれません。
体(ツボ)を温めるには工夫すれば沢山の方法があります。線香(火をつけたもの)をツボに近づけ、熱いと感じたら離す、を数回繰り返すやり方や、ペットボトルにお湯を入れて、ツボを刺激するのも大きな温熱効果が得られるでしょう。

 

 

温罨法(おんあんほう)

もぐさを使うものではありませんが、体を温めて養生させる方法です。
冷え性や風邪、生理痛、ぎっくり腰の時に役立ちます。

 
スーパーなどで市販されている食用のこんにゃくを使います。
鍋にお湯をわかして塩を大さじ1程入れ、こんにゃく1丁をゆでます。沸騰したら弱火にして15~20分、よく火を入れます。
鍋から取り出したこんにゃくをタオルで包み、患部にあてます。かなり熱くなっているのでやけどをしないように気を付けること。温熱効果は30~40分ほど持続します。体が芯から温まります。

 
夏の暑い季節でも、クーラーの影響で冬季よりも体が冷えている場合があります。なるべく、自分の体の冷えに敏感になってください。お灸や温熱療法を時々行うことは、冷えに対する意識を高めるよい機会になるでしょう。

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この記事は当ブログのライター「小笠原ちひろ」が書きました。

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