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その効能もピリリと辛い?山椒で血行を改し冷えを予防する方法



うな重
 
「山椒は小粒でもピリリと辛い」と言うことわざがあります。これは、「体は小さくとも才能や力量が優れていて、侮れないことのたとえ」として使われることが多いのですが、まさにその通りです。
山椒は料理に使う「香辛料」としても冷えに効果があります。


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山椒に含まれる有効成分

ショウガには「ショウガオール」が含まれていますが、サンショにも「サンショオール」と呼ばれる、ショウガオールとよく似た名前のものが含まれています。
「ピリリと辛い」と表現されるように、そのピリリとした刺激を持った辛みの成分です。
この辛み成分「サンショオール」により、新陳代謝も活発になります。体の血流が良くなり、冷えが気になる方にとってはその改善効果も期待できるでしょう。
そしてこれは、「香辛料」というだけではなく、「薬草」としても古来より珍重されてきました。

少量で胃を健康に保つ効果がありますし、利尿剤としても使われています。
体を温める香辛料としては、ショウガや、ニンニク、トウガラシなどが有名ですが、これらは汗をかきやすくするのに対して、山椒は発汗作用だけではなく、利尿作用で尿として水分を排出しやすくしますので、水太りやむくみによって冷え性が酷くなるような方にも大変適しています。

 

山椒のおいしいいただき方

このように様々な効果がある山椒ですが、山椒をかける料理と聞いてパッと思い浮かぶのは、まず「ウナギのかば焼き」でしょうか。ちりめん山椒なども有名ですね。ご自分でちりめんじゃこに調味をしてお好きな味付けで作ってみも良いでしょう。
それ以外にどうやって使えばいいの?と言う方もおられるかもしれませんね。

意外と美味しいのが、卵掛けごはんの調味料としてかける方法です。
簡単で手軽にポカポカ効果があります。

また、トーストにチーズなどの具を乗せてトマトケチャップなどをかけピザトーストのようにしたものに振りかけてもなかなか美味しいですね。
味の好みには個人差もあると思いますのでいろいろと試してみてはいかがでしょうか。

 

山椒を肌につけて使う方法

また、山椒を食べるだけではなく、皮膚につけても効果があります。
絆創膏などに少量の山椒の粉をつけて皮膚に貼るという方法が簡単でオススメです。

膝のお皿の内側から手の指の幅約三本分上がったところにある、「血海(ケッカイ)」と言うツボや、うちくるぶしから手の指の幅約三本分上がったところにある「三陰交(サンインコウ)」は女性が悩みがちな生理痛や月経不順にも大変効果のあるツボなのですが、これらのツボに山椒を貼ることによって、血の滞りや血行の悪さを解消し、冷え体質自体を改善するような効果もありますので是非お試しください。

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