合わない枕が冷え性を招く!?その理由と正しい枕の選び方
睡眠は人生のかなりの部分を占める大切な時間です。睡眠時間を快適に過ごせるかどうかで人生の質も変わってくることでしょう。
では、なぜそれが冷えと関係があるの?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。
眠っている間に、人は寝返りを何回も打ちます。あなたの体型や頭の大きさ、肩幅の広さなどを考慮して、あなたに合った高さ、大きさの枕を使うことが非常に大切なのです。
もし合わない枕を使った場合、血液の流れも悪くなります。またリンパ液の循環なども合わせて悪くなり、冷えに繋がっていくというわけです。
自分に合う枕の選び方
では、どのような枕が良い枕なのでしょうか。
一般的には、まず仰向けに寝たときに、あなたの首の角度が寝ている床から15度位になる枕がベストだと言われています。
ただ、人は眠っている間に寝返りをうちますから、仰向けの体勢だけではなく横に寝返りをうったときのことも考慮することが重要です。
顔や体の中心の軸が、横向きに寝たときに、寝ている床と並行になるように調整しましょう。
そうして、実際に寝返りをうったときに、引っ掛かりがないか、スムーズにゴロゴロと寝返りをうつことができるかどうか確かめてください。
数ミリ違うだけで、体調や冷えにもかかわってきますので、新しく枕を購入する場合は、実際にこれを確かめて買うようにしたいものです。
それが無理な場合には、自宅にある枕とタオルやバスタオルなどを使ってご自分に合う高さや大きさにすると良いでしょう。
枕購入後の注意点
高すぎる枕、低すぎる枕、どちらも体のためには良くないのですが、ご自分にぴったりのものを見つけたり作ったりしても、毎日使っているとへこんでいったり低くなってしまうこともあります。枕にも寿命がありますので、定期的にチェックをして、もし低すぎるようでしたら新しいものを買ったり、作りかえたりする必要があります。
また、あなたの体型や姿勢が加齢によって変わることも考えられます。
高齢の方では筋肉が弱り、腰痛やひざ痛などが出てきたりしますと、だんだんとそれらをかばう姿勢になり猫背気味になり、背骨が曲がったような感じになってくる方も多いのですが、その場合は枕を若いころよりも少し高めにしなくてはならなくなることもありますので注意が必要です。
あなたにベストな枕の高さはいつも同じではありません。そのときのあなたの体に合わせて、ちょうど良いものを選ぶようにしたいものですね。
枕は清潔を保って
また、枕も頭からでる汗などで湿ってしまうこともありますので、こまめに干したり、洗濯が可能なものは洗うようにしたいものです。枕カバーも汚れやすいので綺麗なもので睡眠をとるようにしましょう。
睡眠はあなたの人生を変えると言っても過言ではありません。快適に質の良い睡眠をとることができ、冷え症になりにくいものを使うようにしたいものですね。