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香水の選び方、自分に合う香りの見つけ方~ミニ香水のススメ



香水の分類
 
香水選びにはポイントがあります。
自分にあっていること、自分の好きな香りであること、そしてシーンにあっているかどうかということです。
一口にシーンと言ってもその意味は様々。
TPOに合わせて……というのももちろんなのですが、今回は季節について考えてみましょう。


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季節ごとにまとう香水を変える

日本には美しい四季があります。
日本人の美意識はこれなくしては語れません。
日本人は季節の巡ることに時の流れを感じ、散る花に儚さや潔さの気高さを見て来ました。
このはっきりと季節を感じられる気候こそ日本を日本たらしめているものの一つです。
ですが、風雅を感じさせるこの季節はセンスを磨くだけでなく、悩ませる一因でもあります。
装いを季節に合わせるように、香水もまた季節を意識して選んで見てはいかがでしょうか。
特に季節を意識するべき時期を考えてみましょう。

 

梅雨

梅雨の時期は湿気が多く、香りが沈みがちでその魅力を存分に発揮するのが難しいものです。
また、洗濯物が乾きにくく、生乾きの洗濯物を身につけた体はせっかくの香水の香りを濁らせてしまいます。
個人的にはこの時期の香水選びは爽やかなタイプのものがオススメです。シトラス系や柑橘類の香りなどだと梅雨のジメジメした中でもスッキリと香り立ちます。
もちろんしっかり乾いた衣服を身につけた上で香水をまといましょう。

 

冬は気温が低く、服を着込んでしまうがゆえに体温で香水を香らせるのが難しく、またコートなどは毎日洗濯するわけではないので前日の香水の香りが残りがちです。
特に日よって違う香りの香水を使う方はコート、ジャケットなどの残り香には注意しましょう。
体の他に髪などにつけるのもお勧めです。
服を着込む冬は肌に香水を付けても服の外まで香らせることが難しいためです。(もちろん肌につけるのも良いと思いますが)

 

暑い夏場は汗をかくのでそれに気をつけるのもありますが、何より清涼感が香りそのものから感じられることが重要です。
この季節はくどすぎる香りは人によっては嫌がられます。
甘くくどい香りより吹き抜ける風のような清潔感溢れる香りを選ぶことをお勧めします。
使い方の注意ですが、暑い時期は汗のたまりやすい場所につけないようにします。
また、制汗剤などの他の香りと混ざらないようにしましょう。

 
季節ごとに違う香水を揃えるのは難儀なものです。
ですが、同一の香水を通年使う場合にしても、まとい方を工夫する必要はあるかと思います。
せっかくの香水。そしてせっかくの美しい日本の四季。
味方に付けて、この国に流れる空気を楽しみましょう。

 

お試しにも最適!ミニ香水の魅力とは?

香水に興味はあれど値段が高い……ボトル一本は多すぎて使い切れない……少しだけ試してみたい……。
そんな時にオススメなのがミニサイズの香水です。
ミニサイズの香水は大体4ml~5mlくらいの量で売られており、手のひらにちょこんと乗るサイズの小さな瓶に入っています。おもちゃのようですが、ミニ香水には大瓶の香水にはない利点がたくさんあります。オススメの理由を挙げてみます。

 

1. 安い

小さい分、お手頃価格です。中には子供のお小遣い程度で購入できるものもあります。

 

2. 量がお試しに最適

売り場で香りを試すだけでなく、実際にまとってみたいときなど、大瓶で買う勇気がなくてもミニサイズなら購入しやすいものです。
いつもと全く違うタイプの香りに挑戦してみたいときなどにもおすすめです。

 

3. デザインが可愛らしい

大瓶をそのまま小さくしたように見えて実はミニサイズ用にほんの少しデザインが違うものもあります。
何より小さいが故の可愛らしさはミニ香水ならではです。
実際、この可愛らしさに魅せられ、ミニ香水専門のコレクターまで存在するほどです。
私もかつてミニ香水のコレクションを拝見したことがありますが、これが本当に可愛らしいのです。
ミニ香水を並べた棚は、まるで宝石箱のような、あるいは遊園地のメリーゴーランドのようなファンタジックで壮観な眺めでした。

 

4. プレゼントやお土産にも良い

ちょっとした贈り物にもちょうど良いサイズです。
万が一、相手の好みに合わない場合でも量が少ないので贈る側も贈られる側も気軽で良いと思います。

 

5. セット商品がある

香水メーカーやブランドによってはミニ香水を幾つか詰め合わせたセット商品を販売しています。
すこしずつ、たくさん。
そのブランドの魅力がぎっしり詰まった商品と言えるでしょう。

 

まずは香水売り場で眺めてみて!

香水に限らず、ミニチュアというのはどうしてこんなに可愛いのでしょうか。
ミニ香水はプティフールに似ているように思います。
小さいというのはそれだけで愛らしく、手軽であるという点で親しみやすいはずなのにどこか特別な「おめかし感」があります。
おままごとの道具のように小さいのに、細部まで作り込まれたデザインのボトルや、(当たり前ではありますが)大瓶と同じ香水がきちんと入っているというちょっとした意外性。
小さなサイズで値段も手頃だとついつい幾つも手に取ってしまいたくなります。
香水売り場で目を向けるものの中に、ミニ香水を加えてみてはいかがでしょうか。
もちろん購入するかしないかは人それぞれですが。

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