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年代別香水の選び方:年齢に沿う香りで新たな自分の魅力と出会う方法



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香水はファッションの中で重要な位置にあります。
ファッションといえば自己表現であり、自己主張であり、こだわる人にとっては心そのものといってもよいでしょう。
となると、当然香水にもそういった役割が与えられます。
であるならば、究極的には「自分の好みに、自分の心に忠実に」ということになるのですが、でもちょっとまって下さい。


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確かに、香水は身に纏う人間あってこそのものです。
ですが、香りがオフィシャルなものである以上、ある程度の良識も必要です。
ある意味では「自分をわきまえる」ということになります。(その上でもちろん自分の好むもの、自分らしさも忘れてはいけないのですから難しいですよね。)

 

年齢により、合う香り、合わない香りがある

更に重要なのは「人は成長する」ということです。
若い頃に愛用していたものも年を重ねて行くごとに使わなくなるとことはよくあります。
香水にも当然そういったことは起こり得ます。
逆に年齢に見合わない香りを撒き散らすことはその人の魅力を減じてしまう恐れさえあります。
どんなにいい香りで自分の好きな香水でも、ある程度はその香水を纏うに適した年頃かどうか自分に問うて見る必要があります。
年相応という言い方は腹が立つかもしれませんが、ここでは年代別に適した香りについて考えてみましょう。

 

10代の女性に合う香り

未成年が着飾ったり化粧をしたりすることに嫌悪感を持つ方もいらっしゃいますが、あえて似合う香水を考えてみましょう。
10代は10代でも今回は10代後半をイメージして論じさせていただきます。

この年齢といえばやはり若々しさです。
女性としてこれからたくさん学ぶことのある、言わば「輝き始めた頃」。
香水もフレッシュで爽やかなものや可愛らしいもの、軽い着け心地のものが似合うと思います。
優しいフローラル系や爽やかなグリーン系、フルーツなどのジューシーな香りも若々しい印象ですが、まだ香水をつけることに慣れないうちはつけすぎに注意するなど、使い方にも気を配りましょう。
身近に素敵な香水美人がいらしたら参考にさせてもらうのも悪くないかもしれません。
背伸びし過ぎない、でも少しずつ大人に近づく危うくも美しい日々を謳歌しましょう。

 

20代の女性に合う香り

社会人として世に出る年代です。
もちろん10代で社会人になる方も大勢いらっしゃいますが、そうであっても成人するという意味でまたワンランク、社会での立場が変わってくるのも事実です。
遊び過ぎず、軽やかさを失わないものがお勧めです。
今後の人生のために、自分の究極の一本とめぐり合うために色々試してみましょう。

また、男性からの目線、いわゆる「モテ」も気になる頃です。
女らしい華やかな香りもオススメです。
10代に引き続き、勉強のときでもありますので、使い方にも注意しましょう。

 

30代の女性に合う香り

自他ともに「大人の女性」としての階段を着実に登って行く年代ではないでしょうか。
お勤めをする方だとある程度、仕事上責任のある立場になることもあるでしょう。
20代の頃に比べてきちんと世の中を弁えて振る舞うことが求められます。
香水も今まで以上にTPOを考慮したものにしましょう。

「モテ」感や「オシャレ」感も大事ですが、それよりも好印象なのは「きちんと」感です。
20代の頃よりやや落ち着いた香りを選ぶことをお勧めします。
また、付き合いの幅が広がることから、冠婚葬祭に出席することも増えて来ます。
若いころには行けなかった高級なお店に行く機会も出てくるかもしれません。
その際には周りの人や同席する相手に失礼にならないような香水選びを心がけましょう。

良識も立派な女性の魅力の一つです。
より高級感のある香りにトライするのも良いと思います。
30代ともなると好みがポピュラーからツウになってくるころです。
自分らしさについて今一度考えてみましょう。

 

40代の女性に合う香り

女性としての生き様がはっきりと容貌に現れてくる歳ではないでしょうか。
香水も自分にとっての究極の一本と巡り合っている方もいるかもしれません。
後ろからついて来る若い女性達に憧れられるような女性でありましょう。
より自分らしさを追及した香水選びがオススメです。
若い頃は荷が重かった名香にも挑戦してみてはいかがでしょうか。

 

50代以降の女性に合う香り

ここから先の年齢はまさしく「女性としての大御所」。
誰もが知る、歴史に名を残す香水を堂々と身に纏ってはいかがでしょうか。

それまでは背伸びした印象で手を出しにくかった香水も違和感なく纏うことができます。
シャネルのNo.5にジャンパトゥのミルやジョイもつけこなせるでしょう。
小娘では到底使いこなせない名香をも見事に纏う成熟した女性を目指しましょう。

 

香水との出会いをきっかけに新しい自分を発見して

いかがでしょうか。もちろん、捉え方は人それぞれですのでこの通りに香水を選ぶ必要はありません。
名前を挙げた香水もあくまで参考までです。
香水はお気に入りを見つけるとなかなか他のものは使い難いものです。
ですがたまには見直して見ることも悪くないのです。

歳を重ねることは、今までにない自分と出会うことでもあります。
ときに時間の流れに臆病になる方もいらっしゃいますが、失うものばかりではありません。
新たな自分の魅力の発見を忘れないで下さいね。

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