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ひば油とひば水マッサージで辛い頭皮アトピーを軽減しよう



頭皮マッサージ

 

今回紹介させていただくのは「ひば油」というものです。アトピー性皮膚炎は最近新しい研究成果が発表されました。
広島大学大学の研究グループがアトピー性皮膚炎の原因物質が、健康な人の皮膚にも常在しているカビの一種が作り出す蛋白質であることを発表したのです。
今までは体の免疫が低下してアレルゲンが体内に入り、ヒスタミンという物質が発生し、それが神経にさわり痒みが発生すると言われていました。
もちろんこれらの原因は否定はできませんが、常在菌もアトピーの痒みの原因の一つであることがわかってきたのです。

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アトピーになった時の症状とは?

アトピーの特徴は「頭皮の乾燥とバリア機能の低下」です。脂漏性皮膚炎は皮脂が原因です。アトピーは乾燥が原因となります。
頭皮からニオイのあるリンパである黄色い汁が出てそれがかさぶたになります。昼間は強烈なかゆみのため、掻いても掻いても痛みはありません。
ですがお風呂のシャンプーをするときに、はじめてひどく掻きすぎたことがわかったりします。
また副交感神経が優位になる夕方などに強いかゆみを感じます。また痒みを我慢できず掻くので、その部分の髪の毛までむしられて薄毛になったりします。
アトピーそのものの炎症もありますが、あまりの痒みに掻きすぎて頭皮を傷めて炎症を広げてしまっているのです。

 

 

ひば油がアトピー頭皮ケアに優れている理由

ヒバ油の中にはヒノキチオールという物質があります。ヒノキチオールは抗菌性をもち、カビなどの菌を死滅させる働きがあります。
また、ヒノキチオールは黄色ブドウ球菌をよせ付けません。免疫機能が弱っている頭皮には細菌がいとも簡単に入ってきます。
そして増繁殖をくりかえし、強烈なかゆみを引き起こすとともに、黄色いリンパの汁をだし、それがかたまり、さらにその間に菌が発生し、
新たな強烈な痒みを引き起こすことをしていきます。ステロイド剤は頻繁に使われているアトピーの治療薬ですが、頭皮に使わないほうがいいのです。

 

頭皮は肌よりもステロイドを吸収しやすい

実は、頭皮は体の皮膚よりも20倍ステロイド剤を吸収しやすい性質があります。そのため、ステロイド皮膚炎になりやすのです。
その結果頭皮のかゆみが悪化します。その点、ひば油は天然で無添加で、ステロイドも入っていません。ひば油は毛穴に詰まった皮脂を取り除いてくれます。
また、毛根の活動も活発にさせます。ひば油は皮膚のかゆみも押えてくれます。ひば油は頭皮を痛めることなく、スカルプケアの役割をしてくれるということになります。

 
またひば油を使うと、いつのまにか産毛がはえてきます。私は前髪の生え際がいつのまにか薄くなっていた時期がありました。
ひば油マッサージをはじめてから、半年ほどしたとき、産毛が生えてきました。菌が死滅したからもともとあった毛根から毛が生えてきたのだと思います。
ひば油はすごいアロマオイルなのです。

 

 

頭皮にこんな症状が出ている人にひば油をおすすめします

・日焼け、冷暖房器具で頭皮が乾いてしまったためにできる乾燥フケやかさぶたがでてきた
・強いかゆみがあり、毎日乾燥フケが出る
・毎日同じ場所に落屑(皮膚表面の一部が剥げ落ちる)がおこる

 

 

効果的なひば油の使い方

まず、かきむしって傷になっていたら、まずその傷部分を乾かして、かさぶたにしてからご使用くださいね。
ひっかき傷があるかもしれないと心配な場合は、まず、ひば油ではなくひば水で試してみてください。
ひば水をスプレー容器にいれ、頭皮にふりかけます。あまりにもきついひっかき傷であればひば水でかなりしみるはずです。
このしみるは消毒した結果しみるだけなので、消毒しているからしみるのだと思ってください。しみた後その掻き傷はかさぶたになるはずです。
その場合は、ひば油はしばらくおあずけにし、ひば水をシャンプーの前にふりかけてマッサージするようにしましょう。
そしてある程度ひっかき傷がかさぶたになったら、ひば油でマッサージをしていきましょう。ひば水もひば油もインターネットで購入できます。

 

 

マッサージのやり方

ひば水は1リットルあたり2,000円前後、ひば油は100mlあたり2,000円から3,000円となっています。
お風呂に入る前に、ひば油小さじ3ほどを、小鉢大の容器にいれます。
人差し指、中指、薬指の先にひば油をつけ、痒みやかさぶたのある頭皮部分をマッサージします。指の甲で小さな円をかくようにしてひば油をなじませます。

 
マッサージは髪の付け根をスタートとし、頭頂部に向かって進んでいきます。その後、タオルをお湯でしぼります。
それを、小皿において、レンジで30秒温めます。それをとりだして、頭部をくるんで20分ほどおいておきましょう。
それからいつものようにシャンプーリンスをします。どちらも念入りにすすぐようにしましょう。これを毎日するだけで、いつのまにか頭皮が健康になります。
ひば油は古い角質を乾燥させる働きがあります。リンパ液で頭皮が固まってしまう場合は、古い角質層は完全に乾燥するまで頭皮から離れません。

 
その間に新しいリンパ液が頭皮表面にでてきてしまうので、古い角質の上にまた古い角質が重なるため、頭皮からは古い角質は離れないまま、その厚みだけが増えていくのです。

 
そうなると古い角質部分にニオイが溜まったり、菌がたまったりし、他の炎症の原因になったりします。
そんなとき、ひば油は古い角質層を乾かすので次の日の朝にはバリバリとれます。そうすることで頭皮の清潔を保つことができます。
また、ひば油の香りが頭皮のニオイを緩和してくれるので、アロマ効果もあります。

 
いかがでしょうか?アトピー性皮膚炎の頭皮のかゆみは本当につらいものがあります。そんなときに、ステロイドでは余計に痒みが増すという懸念があったりします。
ですがひば油なら天然なので安心して頭皮の古い角質をとることができます。ひば油は紫外線から髪を守ることもしてくれますし森林浴のアロマも楽しめます。
ひどい痒みが起こった日はシャンプー前にひば油マッサージをし、痒みが穏やかになっている日はお休みするということもできます。
また皮膚に直接つけても大丈夫なアロマオイルなので、耳や首のアトピー部分の皮膚についても大丈夫です。
少しでもアトピーの痒みが軽減されることを願っています。

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