湯たんぽで冷え性対策する方法~古き伝統が悩める現代女性を救う!
冷え性はなぜよくないのでしょうか?
ひどい冷え性の方だとまず単純に足先や手先が冷えるので辛いですね。
こういう方は夜寝る時も寒くてなかなか眠れないのではないかと思います。
また体が冷えているということは、体の臓器が活発に活動できていない状態なので、風邪など体の不調を招きやすくなります。
さらに冷えている方は代謝が低いので、なかなか痩せないのに太りやすいという体質になってしまいます。
そう、冷え性になると健康的にも美容的にも何もいいことはないのです。
ここではそんな冷え性対策として湯たんぽを使って体を温める方法についてご紹介したいと思います。
湯たんぽは冷えに効く?
湯たんぽを使用したことはありますか?
湯たんぽは人の体にはもちろん、エコなアイテムなので地球にも優しい日本の昔ながらの知恵です。
古臭いと感じる方がいらっしゃるかもしれませんが、湯たんぽは体の内側からじんわりと温めてくれるので、冷え性解消にとても効果的です。
そんな良さが見直されたのか、近年湯たんぽが再びブームになりつつありますね。
金属製やポリ製の硬い湯たんぽが苦手な方には、硬くなくて柔らかいタイプの製品が発売されていて、従来のものよりもどんな部位にもどんな体制でも無理なく使用できるので人気を集めているようです。
冷え性の方はぜひとも湯たんぽを使って体を温めましょう。
湯たんぽの使い方のポイント
では湯たんぽの上手な使い方を具体的にご紹介します。
低温やけどに注意
湯たんぽは同じ部位を長時間温めるので、注意しないと低温やけどしてしまいます。
対策としては必ず湯たんぽのカバーを付けること、同じ部位ばかり温めず部位を途中で変えること、お湯の温度を熱すぎないようにすることです。
お湯は容器いっぱいに!
低温やけどを恐れてお湯の量を少なめにされる方がいますが、それは間違いです。
お湯の量が少ないと湯たんぽの容器が変形してしまいます。
お湯は容器いっぱいに入れてください。
低温やけど対策はお湯の量でなく温度で行いましょう。
お風呂の前に使用すると効果的
湯たんぽというと寝るときに使用するだけのものと思われがちですが、実はお風呂に入る前に使用する方が効果的です。
お風呂に入る前に湯たんぽで体を温めておけば、お風呂に入った時に温まることでさらに血行がよくなります。
お腹、お尻、太ももなどにあてると効率よく体が温まります。
湯たんぽをあてる時間は1か所につき1分程度で十分です。
日常的に肩や腰がこる人は、湯たんぽで肩や腰を温めて血流を良くしておけば、こりを解消することができます。
寝る前に布団の中に入れておく
冷えがひどい方は冬場夜寝るときに、足が冷たくて寝つけないときがありますね。
そんな方にはお休み前にあらかじめ湯たんぽを布団の中に入れておくと、寝るころには布団がぽかぽかといい具合に温まっており、寝つきがよくなるのでおすすめです。
入浴前に体を温めるのに使用した湯たんぽをお風呂に入るときには布団に移動させればいいでしょう。
寝るときはついつい冷えてしまう足先に湯たんぽを置きがちですが、大きな筋肉には血管が多く走っているので、お尻など大きな筋肉のある個所に湯たんぽをあてれば効率よく足先まで温まります。
残り湯も無駄なく使用しよう
湯たんぽのお湯は冷めると当然水になります。
使用済みの水は植木用の水に使用すれば無駄がありませんし、その水をまたやかんに戻し、何度か使用しても構いません。
掃除用や洗濯用の水にも使用できるので、せっかくの残り湯も無駄なく利用しましょうね。
電気毛布をおすすめしない理由
湯たんぽはお湯を沸かす手間、お湯を入れる手間、さらに翌日冷たくなった水を捨てる手間が確かにあります。
これが面倒に感じる方は電気毛布の方が簡単で手間もかからずに利用できるのでは?と思われる方もいるでしょう。
確かに電気毛布は便利ですが、冷え性解消という観点からはおすすめできません。
人間の体温は夜中~朝が一番低くなるのですが、電気毛布は同じ温度でずっと温め続けるので、体の温度が就寝時も下がらず体が休まりません。
また同じ温度で温め続ける電気毛布だと布団の中の温度も高くなるで、汗をかいてしまい脱水症状を引き起こす可能性もあります。
さらには電気製品なので多少なりとも電磁波が放出されるので体に良いとは言えません。
湯たんぽなら自然に温度が下がるので体に負担をかけることなく程よい時間程よい温度で温めて体にも優しいので、冷え性対策には電気毛布ではなく湯たんぽを利用してくださいね。
エコであったか♪湯たんぽで上手に冷え解消
冷え性対策として湯たんぽの活用方法についてご説明しました。
湯たんぽは日本で昔から受け継がれてきた古き良き伝統です。
最新技術を利用した便利な現代版湯たんぽなら、硬くて使いづらいことやお湯が冷えやすいといった従来製品のデメリットを解消してくれます。
家に湯たんぽがない!という方はペットボトルにお湯を入れれば即席湯たんぽの出来上がりです。
湯たんぽは電気やガスを使わず、空気を汚すこともないのでとっても地球にも優しい暖房器具です。
湯たんぽを使って心も体もあったかい生活を送ってみてはいかがでしょうか?