合わない靴を履いていると病気になる?!必見!正しい靴の選び方
どうやら靴が合わないみたい。
新しい靴を下ろしたときに、そんなふうに感じたことはありませんか?
履いているうちに自然に馴染んでくる靴もありますが、数日間履き続けているのにもかかわらず、馴染むどころか、足になんらかの支障をきたしてくることもあるのではないでしょうか?
自分の足に合わない靴を履いていると
たとえば「外反母趾」。
「外反母趾」が起きてしまう原因の多くは、足の形に合わない窮屈な靴の中に、足を無理矢理押し込めていることによるもの。
そしてその症状は、親指が内側に曲がり、骨が変形します。
もしもあなたに、「親指の付け根が痛い」、「偏平足になってきた」、「親指の付け根が腫れている」という自覚症状が現れているのであれば、現在履いている靴の使用を中止し、「外科」、「整形外科」、「形成外科」で診察を受けてみて下さいね。
その逆パターンが「内反小趾」で、小指に異常が現れます。
この場合にもまた、病院での診察が必要となります。
靴で頭痛が引き起こされる?!
では、足にこのような症状が現れると、脚全体はどのような影響を受けるのでしょうか?
まず、歩行の際に、重心が左右のどちらかに傾くようになります。
つまり、「外反母趾」であれば親指の痛みを回避するために外側に体重がかかる歩き方となり、「内反小趾」では内側に体重がかかるということになりますね。
すると、不自然な歩き方となり、膝や脚の付け根、足首など、脚全体がゆがみ、さらに頭痛や骨盤のズレなどが生じる場合もあるのだとか。
せっかく美脚効果の高いパンプスでカッコよくキメても、脚全体に不自由が生じてしまっては、元も子もありませんよね?
足に良い靴を選ぶために
あ、このパンプス素敵♪
だけど、ちょっと待って!
試し履きはしてみましたか?
パンプスに限らず、靴を購入する際には、きちんと試し履きをして、できれば2、3歩歩いてみましょう。
このときに、なんだかしっくりこない……。そう感じたのであれば、どんなにデザインが気に入った製品であっても、ひとまず購入は見合わせましょう。
シューフィッターのいる店で靴を購入する
また、「シューフィッター」が常勤している店舗では、気に行った靴の内部を、購入者の足にきちんとフィットするように、手直しを行ってくれる場合もあります。
少々割高ではありますが、そのような店舗では、後々まで購入した靴の手直しを無償で行っていることもありますので、足のトラブルを避けたいのであれば、「シューフィッター」に一任してしまうのも、ひとつの方法ではありますね。
美脚のための足指マッサージ
最後になりましたが、美脚のための、「足指マッサージ」をご紹介しておきましょう。
お風呂上がり、足の指を1本ずつつかみ、根元を中心にグリグリと回すマッサージを行って下さい。
それから、指の付け根をほぐすようにマッサージして下さいね。
また、普段から足の指の筋肉を鍛える工夫を行ったり、土踏まずへ刺激を与えたりすることで、脚全体のトラブルはずいぶん回避することができます。
お風呂上がりに限らず、普段から足の指で「グー、パー」の動作を行ったり、青竹踏みやツボ押し機能付きのスリッパを履いたりするなどの工夫をして、足や脚全体のトラブルを回避を行ってみて下さいね。