ヘアスタイル台無し…朝の努力を無駄にするイヤ~な静電気、撃退法
「せっかくセットした髪がボワーっと広がって、朝の努力が無駄になった感じがする。」
「仕事中に髪の毛が浮いてきて、気になる男性に笑われてショックだった。」
そう、それは「静電気」のせいなのです。
小学生の時に下敷きで髪の毛をこすって離すと、髪の毛がフワーッと立ったのを覚えていませんか?アレです。
髪の毛に限らず、車のドアを開けるときや服を脱ぐ時などに「バチ!!」っとくるのはイヤなものです。
静電気が発生した髪の毛を笑われたり、「ちゃんと手入れしろよ……」と思われるのはもっとイヤですね。
静電気が引き起こす髪へのデメリット
静電気が髪の毛にもたらすデメリットは、「髪が浮いて恥ずかしい」ということだけではありません。
もっと深刻なデメリットがあります。
それは、静電気自体が髪を傷める原因となっているということです。
また、静電気によって髪にホコリやゴミが付着しやすくなります。
髪に付着したホコリ等によって髪はどんどん傷んでいきます。
静電気で傷んだ髪は、さらに静電気が発生しやすい状態となり、余計に傷むこともあるのです。
これらはまさに静電気が髪にもたらす「負の連鎖」といえるでしょう。
なるべくはやくこの負の連鎖を断ち切ることが、髪のダメージを和らげることにつながるかもしれません。
なんとか静電気を防ぐ方法はないでしょうか?
静電気が起こる原因
まずは、静電気が起こる原因から考えてみましょう。
静電気は、「冬に起こる」というイメージがないですか?
確かに夏にあの「バチ!!」っというイヤ~な痛みを経験した記憶はあまりない気がします。
実は、湿度が低くて乾燥した状態では静電気が起こりやすいのです。
冬はもともと乾燥する季節なうえ、寒いので暖房をつけ、余計に乾燥してしまいます。
そのような環境なので、静電気も夏に比べると発生しやすいということなのですね。
なので、乾燥対策をすることこそが静電気対策の近道となるわけです。
すぐにでも始めたい乾燥対策
手軽にできる乾燥対策としては、加湿器を使うことです。
もし、加湿器が家になくて購入する予定のない場合は、濡れたバスタオルを部屋に1枚干しておくだけでもちがいますよ。
また、浴槽のお湯を抜かず、ためたままお風呂場のドアを開けておけば、お風呂場に隣接している部屋の乾燥対策になります。
オフィスなどで加湿器や濡れタオルの設置が難しい場合、ミスト化粧水を使うのがおすすめです。
ミスト化粧水を髪に吹きかけ、ワックスやツバキ油などの油分でコーティングします。
適度に重みもでるので、髪が浮いてくるのを防げます。
食生活の改善も効果的
乾燥対策以外にも、静電気対策でできることがあります。
それは、食生活です。
ハンバーガーやポテトチップスなどが大好き!という人もいると思いますが、体内が酸性に傾いている人は静電気が発生しやすいそうですよ。
お昼ごはんはついつい手軽なファーストフードで済ませてしまいがちですが、できれば手作りのお弁当にしたいところです。
いろいろ髪には気をつかっているけど、なかなかきれいな髪にならないという方は、ぜひ静電気対策を見なおしてみてくださいね。