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ヨガを始めて感謝の気持ちを知りました。心からの感謝がヨガの精神



ヨガ

 

ヨガを始めてヨガの精神を学んでいくと、同じ状況でも感じ方が変わりました。

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「ある」という意識

とても暑い日、とてものどが渇いています。
到着した友人の家でお茶が出されました。差し出されたコップには常温のお茶が半分入っていました。
そのとき、「ああ、半分しか入っていない」「冷たくない、冷たいコーヒーが良かった」などと思ってしまいませんか?
ヨガを始めるまでは私はそう思ってしまう人でした。

 

けれど、ヨガを始めてヨガの精神を学んでいくと、同じ状況でも感じ方が変わりました。
どう変わったかと言うと、「のどの渇きを癒すことができる」「私に飲み物を差し出してくれる友人がいる」と思うようになったのです。

 

これは「ない」ことを感じる心から「ある」ことを感じる心に変化したのだと思っています。
ヨガでは「ある」こと、「ある」という存在に目を向け心を向けることを大切にしています。角度を変えればそこには「ない」も存在するのですが、「ない」を感じるということがストレスにつながっていくのです。

 

 

有り難い。有ることが難しいということであることを意識する

普段私たちが生きていると、当たり前のように呼吸をしています。この呼吸こそがヨガであるといえるのですが、その呼吸が「無くなる」ということもあり得る訳ですよね。呼吸ができていると言うことは当たり前のことのように感じて生きていますが、それこそが本当はとても難しいことなのです。

 

動植物の命をいただいて生きている私たちですが、その有り難さに気がつかなければなりません。手軽にスーパーなどで手に入る現代では、そういったことに意識がいかなくなっていると思うのですが、命を繋ぐ多くの命の存在有っての私たちの命であることを、心から感謝することがヨガの精神だと思います。

 

 

「無い」ということが「すべて」

「無い」という言葉でイメージすることは「無力」とか「虚無」というマイナスな感じですが、ヨガでは「無い、無」という状態こそが豊穣であり、源泉であるとされています。
「自我(エゴ)」を捨て、「煩悩」を捨てることで先入観や偏見が無くなり、真っ白、真っ新な状態になり、ヨガを味わうことができます。
空っぽになった体と心に自分の呼吸が行き渡る感覚は何物にも代え難い感覚です。どんどんと自分自身が広がっていくような感覚。身体が風船のように広がり、様々なイメージが体中を駆け抜けます。時には風になり、木になり、動物にもなります。天地宇宙との一体感すらあります。

 

 

ヨガは「無」になることから始まるのだと思っています

ヨガでは「無」になり、有るという難しさに気が付く。そして感謝する。感謝は多岐に渡ります。自分の存在を中心に広がることもあれば、自分自身が小さな破片のように感じることもあります。
言葉で説明すると難しく感じることかもしれませんが、一度体感してしまうと病みつきになりますよ!

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この記事は当ブログのライター「りく」が書きました。

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