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心に安定感をくれる「静寂の精油」ベチバーのアロマで気持ちを前向きに



アロマテラピー
時に、アロマテラピーは現実と向き合うための応援をしてくれる時があります。アロマの香りに癒やされて、一時的に現実逃避して元気になるパターンもありますが、いろんな問題に直面している現代社会では、地に足をつけて生きるための前向きさや安心感が欲しいという人も多いですよね。


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そんな人に現実的に使えるアロマとして、ベチバーのアロマを紹介したいと思います。

 

熱帯地方で栽培されるベチバー

ベチバーは、インドやジャワなどの熱帯地方が原産地の植物です、今はインドをはじめ、タヒチやエルサルバドルといった熱帯諸島でも栽培されています。イネ科の植物なのですが、実はアロマは根の水蒸気蒸留法で採取されています。根からとれる精油というのは、粘性が強いものが多くて、びんを逆さまにしてもなかなか落ちてこないほどにベチバーの精油は粘性が強いです。濃い琥珀色をしていて、衣服につくととれないので、扱いには少し注意が必要なアロマです。

もともと、ベチバーという名前はインドのタミル語で「まさかりで刈る」という意味があるそうです。スリランカでは、女性たちがこの草をココナッツオイルに漬け込んでヘアオイルに使っていたりします。ジャワでは、根っこを編んで帽子やマットを作ったり屋根をふくのに使ったりといろんなところで使われています。

 

生活の様々なシーンに役立つベチバーの効果

精油としては、その鎮静作用から静寂の精油という別名を持つほどです。地に足をつけるグラウンディング作用があると言われていて、緊張をほぐして心に安定感をくれると注目されています。身体へは筋肉の痛みをやわらげる効果もあり、疲労を回復させるそうです。

アロマ自体は、オリエンタルな印象なので、最初は好きになれない人も多いかもしれません。しかし、さまざまな精油との相性もよく、ベースノートのアロマなので、香水の保留剤として活用されていたりもします。

普段使いとしては、防虫効果もあるので、スプレーにしておくといいです。肌にも虫刺されの症状を抑える効果があり、気がついた時にぱっと使えるようにしておくのが良いと思います。

 

ベチバーと相性の良いアロマは…?

香水のベースになることもあり、相性の良いアロマとしては、イランイランやローズといった高級なフローラル系アロマとの相性が良いですね。もし、もう少し普段使いにしたいというなら、ローズに似た香りのゼラニウムやラベンダーといったハーブ系と組み合わせて、リラックス効果の高いブレンドにすることをお勧めします。

また、オリエンタル系のアロマなので、同じようなサンダルウッドやフランキンセンスといったベースノートのアロマとの相性も良いです。どちらも、神秘的な香りで宗教儀礼などに用いられてきたアロマです。ベチバーと合わせることで、より、緊張をほぐしてくれるアロマブレンドを作ることができます。

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この記事は当ブログのライター「saya」が書きました。

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