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メラニンの生成が止まらない!?メラノサイトの暴走を招く行動にご注意



洗顔
 
紫外線を浴びると、一瞬黒くなって、そのあとじわじわと日焼けの黒味が増してきますよね。
日焼けをして、すぐに黒くなるのは、表皮のメラニンが一瞬酸化して黒くなってしまうからなのです。
一瞬黒くなっても、次第に元の肌色に戻るので安心してくださいね。

気を付けたいのは、その後に訪れる本当の日焼けによるシミの発現です。
メラノサイトがメラニンを作り出す24時間以内に、生成をストップさせましょう。


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ところで、もっと気を付けたいことが!
それが、メラニンを生み出すメラノサイト自体が活発化してしまうという危険なのです。

 

メラニンを生み出すメラノサイト

表皮は肌の一番外側の層で、厚さ約0.2mmの層です。
表皮は4つの層に分かれていて、その一番下の基底層(きていそう)にメラノサイトがあります。
メラノサイトは、1mm平方の肌細胞の中に約1,500個あります。
ここからメラニンが作り出されるのですが、すごい量のメラニンがつくられそうですね。

ところで、すべてのメラノサイトが黒色メラニンを生み出すわけではなくて、実は「白色メラニン」というのも作り出しています。
人種によって肌の色が違うのは、作り出すメラニンの色の割合が違うからなのです。
つまり、黒人は黒色メラニンを作り出す割合が多いので肌が黒く見えます。
一方、白人は黒色メラニンの量が少なく、白色メラニンが多く作られています。
私たち日本人の黄色い肌の人種は、その中間となります。
メラノサイトの数自体は人種によって差はありませんが、黒色メラニンを生み出すか、白色メラニンを生み出すかによって肌の色が異なるのですね。

 

メラノサイトが暴走?

私たち黄色人種は黒色メラニンと白色メラニンを中間の割合で作り出しています。
一時的に強い紫外線を浴びると、メラノサイトへの情報伝達が強まり、黒色メラニンを作る活動が暴走してしまうことがわかっています。
このように紫外線によりメラノサイト自体がダメージを受けてしまうと、コントロールできなくなり、メラニンの生成が止まらなくなります。
また同時に、強い紫外線は肌のターンオーバーのサイクルも停滞させてしまうので、頑固なシミがどうにも消えない結果になってしまうのです。

紫外線のダメージは、メラノサイト自体にも及んでしまうことがお分かりいただけたでしょうか?
暴走してしまったメラノサイトには、その活性を止める作用のある美白成分もありますが、医薬品ではないので、即効性はありません。
一時的な紫外線が、メラノサイトの暴走を招かないよう、紫外線の浴びすぎにはくれぐれも注意してください。

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