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コラーゲンの効果って本当?お肌に一番いいコラーゲンの摂り方



メイク落とし
 
美容のためといって、コラーゲンをたくさん飲む方がいます。コラーゲンを飲んだら、それがそのまま肌に届くと思っている方もいます。それは大きな間違いです。


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コラーゲンってどんな栄養素?

食べ物は、大きくわけて5つの栄養素に分けることができます。
「炭水化物」「脂質」「たんぱく質」「ビタミン」「ミネラル」です。
生きていくために、この5つの栄養素は必要不可欠です。私達は、この栄養素をバランスよく摂るために、色々な食材を食べています。

それではコラーゲンはどの栄養素に分類されるでしょうか? コラーゲンは、「たんぱく質」に分類されます。
たんぱく質が多く含まれる食べ物は、お肉、お魚、豆などです。これらを食べる主な目的はたんぱく質をとるため、コラーゲンも同じ、ということは、コラーゲンを飲むのと、お肉や豆を食べることの目的は同じ「たんぱく質」を摂ることなのです。

たんぱく質が身体の中で使われるためには、胃や腸などの消化器官で消化分解され、アミノ酸に分解されます。アミノ酸になって初めて、腸で吸収されて、血液の流れに沿って全身の細胞に運ばれ、使われていきます。このアミノ酸を使って、肌細胞がコラーゲンを作りだし、肌にハリを与えるのです。

ということは、お肉を食べても、大豆を食べても、コラーゲンを飲んでも、最終的にはすべて体内で「アミノ酸」になり、身体の中で使われるのです。

 

効率の良いアミノ酸、悪いアミノ酸

しかしここで一つ大きな違いがあります。
それは、お肉や魚、大豆、コラーゲンはすべて体内でアミノ酸になりますが、それぞれ身体の中で使われやすいアミノ酸と、使われにくいアミノ酸があるということです。

それでは一番使われやすいアミノ酸になるたんぱく質はなんでしょう?
それは「お肉」や「牛乳」などの動物性たんぱく質と呼ばれる食べ物たちです。

その次は大豆などの植物性タンパク質。

それでは、一番使われにくいアミノ酸になるたんぱく質は……?
実は「コラーゲン」なのです。コラーゲンからできたアミノ酸は、身体の中で効率よく使えることができず、排出されてしまいます。

 

他のタンパク質にはないコラーゲンのメリット

しかし、他の食材にはないコラーゲンのメリットもあります。それは、コラーゲンには身体の中でコラーゲンが作られるのを促進する機能があるということ。
自分自身がコラーゲンになるのでなく、アミノ酸がコラーゲンになるのを手助けする、促進させるのです。

そのため、美容にとって一番良いタンパク質の摂り方は、体内でコラーゲンを作る材料となる動物性・植物性のたんぱく質をしっかり摂って、それにプラスしてコラーゲンを摂ることになります。

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