アロマで不眠解消！質の良い睡眠を確保するアロマレシピ7種

 
ストレスや生活環境の変化などから、睡眠がうまくとれないという人も多い昨今。それゆえ質の良い睡眠を確保するためには、ちょっとしたコツや生活習慣が大切です。アロマテラピーでは、良い睡眠に導いてくれるお助けアロマや不眠改善のアロマがたくさんあり、生活の質を上げてくれるアロマレシピも数多く存在します。

眠る前の時間帯を優しい気持ちにするアロマブレンド

例えば、眠る前に気持ちよくなりたいというなら、パチュリ×マジョラムスイート×メリッサのアロマレシピがおススメです。オレンジ味のアイスのような匂いで、はちみつのような甘さも実感できる香りでもあります。毛布にくるまったときのような安らぎを感じられるアロマブレンドです。メリッサは、ミツバチを意味するmelissaに由来します。生命力を強くするということで、中世ヨーロッパンの修道院ではメリッサを使った水を愛飲していたそうです。とにかく肉体的にも精神的にもイライラしてしまうときに優しい気持ちを引き出してくれるアロマです。

なかなか寝付けないときのアロマブレンド

何かと外がうるさいとか、一日に起きたことが忘れられないといったときは、カモミール・ローマン×ヘリクリサム×ベンゾイン・レジノイドのアロマレシピを推奨します。寺院の中にあるような古木の香りです。神聖な香りを嗅ぐことで、喧騒から離れることができます。カモミール・ローマンは、温める作用もあるので痛みにも効きます。若干月経を促す作用があるので、月経不順の時や更年期障害の治療に用いられたりするアロマです。

不安感が強く眠れないときのアロマブレンド

なぜか胸騒ぎがするようなときは、シダーウッド×ベチバー×レモングラスのアロマレシピを試してみてください。木工所のような生の木の香りを感じるような匂いです。とてもほっとする懐かしいアロマブレンドになっています。シダーウッドは、ウッディな中にもフローラルさを併せ持つ優しい香のアロマです。持続力や忍耐力をもたらすので、何か困難なことに立ち向かっている時にも自己肯定感を高めてくれます。ただし、妊娠中や授乳中、てんかんのある方や乳幼児の使用は避けるべきアロマです。また、ベチバーは、癖が強いのである程度香りに持続性のあるイランイランやローズ、サンダルウッドなどのアロマとの相性が良いです。新しい季節を迎える前の不安を鎮めてくれる働きもあるアロマだったりします。大きなショックを受けた時にもグラウンディングを助けてくれるアロマなので、好きな精油とともにアロマバスで楽しむのがおススメです。

心細く不安定なときのアロマブレンド

例えば、誰かにそばにいてほしいような心細さを感じているなら、オレンジスイート×プチグレンのアロマレシピがおススメです。柑橘系アロマの優しい甘みとほのかな苦みが気持ちを落ち着かせてくれます。アロマライトにアロマをセットして匂いを嗅ぐと、ライトの明かりと相まって、気持ちを落ち着かせてくれます。プチグレンは、効能がネロリに似ているのですが、若干安価なので最近注目されています。実はコレステロール過多な状態を緩和したり、不整脈や動悸の症状緩和にも効果があると言われています。

不眠がストレスになるときのアロマブレンド

眠れないと気分がどんどん下がっていきそうなときは、ベルガモット×ローズ・アブソリュートのアロマレシピが最適です。一度自分の状況を受け入れて、柔らかな気持ちを取り戻す手伝いをしてくれます。まだ花が開いたばかりのバラのようなフレッシュさが、身体の内側から浄化してくれるようなアロマブレンドです。ローズ・アブソリュートは、ローズオットーと同じ成分で構成されていますが、その配分が大きく異なります。ローズ・アブソリュートの方がフェニチルエチルアルコールが圧倒的に多く、肌を活性化する作用が強いので、贅沢なスキンケアにはもってこいのアロマです。香りはソフトで女性らしさをもたらしてくれるアロマですが、実は強い落ち込みに対して強さや快活さをもたらす作用があるパワフルなアロマとしても有名です。

幸せな気分で眠りたいときのアロマブレンド

そして、幸せな気分で眠りにつきたいなら、マンダリン×ラベンダーのアロマレシピをおすすめします。オレンジやマンゴーなどのフレッシュな果実の香りをイメージする人が多いアロマブレンドです。気持ちも安定し、自己肯定感が高まるので眠れない時でも精神的な負担を軽くしてくれます。ラベンダーは、ラベンダーはいろんな作用があるだけでなく、ほとんどのアロマとブレンドの相性が良い万能精油です。刺激や毒性が少ないので、子どものケアにも大活躍しますが、高濃度で使用すると覚醒してしまう恐れがあります。

とにかく癒やされたいときのアロマブレンド

また、癒し効果が高いといえば、森林浴の香りです。サンダルウッド×ベルガモット×プチグレンのアロマレシピなら、濃い森の中を歩いているような気分にさせてくれます。サンダルウッドには催淫作用もあるので、アロマを焚いているうちに眠りにいざなってくれるケースもあります。ベルガモットは、甘さが少ないので男女ともに好まれる香りです。揮発度もやや遅いので、オーデコロンに活用されたりしています。ただし、光毒性が強いので、塗布した後6時間くらいは日光を避けた方がよいアロマでもあります。

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