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カラーリングのコツ:初めてでもムラなくきれいに髪を染める方法



洗髪
 
あまり費用をかけたくないときには美容院ではなく、自分でカラーリングを行いたいものです。
でも自宅でカラーリングを行ったときに、ムラが出てしまうことはありませんか。
カラーリングはほんのちょっとした工夫で、驚くほどうまく染めることができるようになります。


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1. カラーリングをするために準備するもの

カラーリングをするために、備品の準備などを最初に行います。
染める髪の量に合わせてカラーリング剤を用意します。
ロングヘアーの場合は一つで足りない場合もありますので、説明書きの量をよく読んで自分の髪の量に合わせたカラーリング剤を準備します。
毛先まで染色したい場合は床に汚れがついてしまう場合がありますので、新聞紙などを敷いて汚さないようにあらかじめ用意しておきます。
服にもカラーリングがつかないようにケープなども用意します。
ヘアーキャップがあれば、よりきれいに染めることができます。
油性のクリームもカラー剤から肌を保護するために用意してください。
他にもラテックスの手袋や目の粗いクシ、髪をまとめるためのゴムなど必要に応じて準備します。

 

2. パッチテスト

カラーリングを始めるためにしなくてはならないことの一つにパッチテストがあります。
パッチテストのやり方はカラーリング剤の使用説明書に書かれていますので、その通りに行って自分が使用するカラーリング剤のアレルギーがあるかどうか確認しておく必要があります。
パッチテストで問題がなければカラーリングのための準備を始めます。

 

3. 洗髪

まず、髪をきれいに洗ってください。
普段使っているヘアセットのための薬剤を落としておく必要があるからです。
シャンプーをした後はリンスやコンディショナーを使わずに、髪を乾かしましょう。
髪が濡れているとムラの原因になります。

髪が乾いたらクシで髪の通りを良くしておきます。
この際に注意しなければならないことは、クシで頭皮を傷つけないように注意することです。
頭皮に傷を作ってしまうと、カラーリングの際に頭皮がかゆくなったり、痛くなったりしてしまう恐れがあります。

 

4. カラーリング剤を髪に塗る手順

髪をブロッキングで髪の量にもよりますが、6つくらいに分けてヘアクリップやゴムでまとめておきます。
クリームタイプのものや乳液タイプのものの1剤と2剤を合わせるものは、完全に混ざるようにしっかりと混ぜ合わせておきます。
カラーリングは温度が高い程色が良く染まりますので、室温もあまり高くならず低すぎないように調節しておきましょう。

カラーリング剤を、毛先から襟足、後頭部、生え際の順番に塗っていきます。
肌に近い生え際の方が温度が高いので染まりやすく、毛先の方が染まりにくいために先に塗布しておく必要があります。

白髪染めの場合は逆に生え際から始めて後頭部、襟足へと進めていきます。
白髪が目立っている部分から始めることで、白髪がよく染まります。

クシを使って少しずつ毛を分けながら行いましょう。
目の粗いクシでなじませつつ進めることで、ムラが少なく染まります。

 

5. 放置

塗り終わったら目の粗いクシで全体をとかします。
髪についたカラーリング剤を均一にするためです。
根元や毛先も同じように染まっているかを確認しながら、カラーリング剤の塗りすぎの場所がないか見ながら均一化していきます。

終わりましたら髪全体をヘアーキャップにくるんで下さい。
液だれ防止の作用もありますが、ヘアーキャップをかぶることで温度を上げ、髪がよく染まるようにするためです。
ヘアーキャップがない方はラップにくるんでも同じような効果が期待できます。

放置時間は髪質によって変わってきます。
髪が細くて柔らかい方は染まりやすく、逆に太くてかたい髪質の方は染まりにくいので少し長めに放置します。
放置時間はカラーリング剤によって異なりますので、使用説明書をよく読んで自分の髪に合わせた時間を目安にします。

 

6. シャンプー&トリートメント

水、またはぬるま湯で濡らした指先でカラーリング剤が溜まっている部分をもむようにしながら取り除いていきます。
髪についているカラーリング剤を落とすようにシャンプーをします。
髪全体に少しずつぬるま湯をかけて、シャンプーをよく泡立てて全体に行き届くように洗います。
シャンプーをしっかりと流し、色が出なくなるまでシャワーでお湯をかけて下さい。

シャンプーを洗い流したら、トリートメントを行います。
トリートメントは普段の洗髪時に使用しているトリートメントかリンスをそのまま使って構いませんが、カラーリング剤によっては染髪時用のトリートメントがついてくる場合もあります。
その後、髪を乾かせばカラーリングの完成です。

 

初めてシャンプーするときには

カラーリングの後に初めてのシャンプーをする時には色落ちしやすくなっています。
その対策にはオリーブオイルが効果的。シャンプー前にオリーブオイルを髪になじませて、その後に普通にシャンプーをします。
たったそれだけのことでヘアカラーの脱色を防ぐことができます。

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