生活習慣の乱れと紫外線にご注意を！女性が薄毛になる原因

 
薄毛に悩まされるのは、何も男性だけではありません。
女性だって、薄毛に悩んでいる人は少なくないのです。
しかし、なぜ薄毛に悩まされている女性が増えているのでしょうか？

生活習慣の乱れからくる薄毛の原因

まず、薄毛と密接に関係しているのは生活習慣です。
「睡眠不足」や「偏った食生活」「ストレス」などが挙げられるでしょう。

1. 睡眠不足

たとえば、徹夜ばかりしている。もしくは、毎日あまり眠れていない。こういう方は、頭皮や髪の毛にダメージが蓄積している可能性があります。
この場合、薄毛だけではなく、体調不良や肌トラブルなどにも併せて苦しめられることになるかもしれません。

2. 偏った食生活

食生活も同様です。
特に気を付けたいのが、ダイエットです。適切な食事制限ならば問題ありませんが、「何も食べない」「○○だけダイエット」のようなものは、抜け毛の原因になることがあるそうです。
そもそも、髪の毛が何からできているかご存知ですか？
そう、「タンパク質」です。髪の毛を育てたいのならば良質なタンパク質をとる必要がありますが、逆に摂取していなかった場合には髪がしっかり育たず、髪の毛が抜ける原因になることもあります。

3. ストレス

ストレスも薄毛の原因となります。
毎日イライラ・ムカムカするような生活を送っていると、自然と頭皮もコリ固まり、血の巡りも悪くなります。そうなると、髪の毛も抜けやすくなるのです。
いらだった拍子に髪の毛をかきむしったり、ひっぱったりする癖がある人は気を付けましょう。

4. 喫煙

薄毛の原因としてあまり意識されていないものとしては、喫煙もあるでしょう。
タバコの吸いすぎは、薄毛を招くことがあるのです。

 
これ以外にも、ポニーテールやお団子など、いわゆる「ひっつめ髪」スタイルを続けて頭皮に負担をかけた方や、更年期に入ってホルモンが乱れてしまった方、頭皮をちゃんと洗えておらず毛穴が詰まってしまっている方、頭皮の皮膚トラブルに悩まされている方なども、薄毛になりやすい傾向にあります。

男性の薄毛と、女性の薄毛は根本的に違うもの

そもそも、女性と男性の薄毛は性質が異なるものです。
男性の薄毛には「男性ホルモン」や遺伝が関係しています。
ただし、女性の場合には「ストレス過多によるホルモンバランスの乱れ」が原因のことが多いそうです。そうなりますと、髪の本数が減っていったり髪自体がやせて細くなってしまったりするのです。
そして男性は頭頂部や生え際が徐々に薄くなってきますが、女性の場合には全体的に薄くなりやすい傾向があります。

薄毛を防ぐためには、ストレスをできるだけ自分の生活から排除すること。
そして、生活習慣やヘアケアの方法などを見直す必要があるのです。

薄毛が進行させるもうひとつの原因は「紫外線」！

紫外線対策をしないまま陽の光を浴び続けると、肌が老化するというのは有名な話です。
そのために夏場は帽子をかぶり、日傘を使用している女性もいるでしょう。
ですが、この紫外線対策は肌を日焼けから守るためだけではなく、抜け毛を防止するためにも必要なんだそうです。

日焼けのしすぎで頭皮が焼けてしまい、皮膚がボロボロになってしまったり、炎症をおこして真っ赤になったりすることがあります。
このような強烈な紫外線が髪の毛を作る細胞にダメージを与え、抜け毛や薄毛の原因になることがあるのです。

薄毛対策に、頭皮にも日焼け止めを

それでは、頭皮にはどのような日焼け止めを使うべきなのでしょうか？
頭皮専用の日焼け止めなども存在するのでしょうか？

実は、頭皮と顔の日焼け止めは使い分ける必要はありません。
ただ、なかには髪の毛につけないほうがいいような成分を含んでいる製品もあります。
商品の表示を見て確かめましょう。
最近ではスプレータイプの日焼け止めも登場していますね。こちらは手軽に使えるので人気です。

手っ取り早くケアをしたいのならば、帽子や日傘などが効果的です。UVカットがなされた商品を選べば、より効果的かもしれません。

春から日焼け止めを使ってダメージを防止

日焼け止めを使い始める時期も肝心です。
「夏になって、日差しが強くなってきてから日焼け止めを使えばいいや」という考えの方もいるかもしれませんが、基本的には春から日焼け止めを使うことをおすすめします。
たとえ日差しが弱くとも、紫外線量は多かったりするもの。見た目にはわからないかもしれませんが、ノーケアでは頭皮によくありません。できれば、5月ごろからケアを始めたほうがいいそうです。

なお、日焼け止めを使用した日は、そのまま放置しないことも肝心です。
日焼け止めを落とすことを怠ると、日焼け止めをつけなかったよりもひどいことになるかもしれません。
丁寧に髪の毛を洗い、よく日焼け止めの成分を流しましょう。

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