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香りとTPO~自分の理想を引き出す香水、妊娠・子育て中の香水



香水をつける女性
 
シーンに合わせて自ずから決まって来る香水。
ですが敢えて自分の目指すものを指針に香水を決めてみましょう。
もしもなりたい姿があるなら、近づく努力をしてみましょう。


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自分を磨く、というのはいくつになっても大事です。
そのために香りの力を借りてみてはいかがでしょうか。

香水の力を借りてなりたい自分のイメージを先取りする方法

これは私自身が昔試したことのある方法です。
学生の頃、理想とする女性像がありました。
おしゃれでしっかり者、サークルの仕事や研究室の仕事をきちんとこなしていながら女らしさも失っていない。
無邪気で華やかで色気もあって、若さ見合うアクティブさと甘さを持つ女性です。
きっと個性的なおしゃれをしているに違いない。
そんな女性がまとっているのはどんな香水だろうかと考えました。
イメージとしてはフルーツやフローラル、それからチュベローズの官能的な香りがする香水。そして見つけたのがANNA SUIのスイラブ(現在は廃盤)でした。

当時、この香水を愛用し続けていました。
理想の自分に近づけたかどうかは分かりませんが、いつしか友人からも「あなたらしい香りね」と言ってもらえるようになり、それがどれほど嬉しかったか、今も覚えています。

 

理想の自分に合わせて香水を選ぶ

また、社会に出たばかりの頃、慣れない職場にいたとき、私の心の中には理想の自分がいました。
理想の自分は想像の中で憧れの香水をまとっていたものです。
学生のときのようにまずは自分の思い描く姿を具体的にします。
かっちりしたスカートに女性らしいブラウス、綺麗目なカーディガンを羽織っているイメージでした。そういった女性はどんな香水をまとっているのか。

私はきっと、爽やかなシトラス系の香りをまとっているに違いないと考えました。
爽やかだけど派手すぎたり甘すぎたりしない、きちんとした香水。
でも地味でもなくしっかりと主張もあるもの。
そんな香水を求めて売り場を探し回ったのを覚えていますが、このときは理想の香水を見つける前に諸事情で転職することになってしまいました。
そのときに思ったのが、もっと香水の香りを嗅いで知っておくのも重要だなということです。

 

自分らしくある香りを選ぶことが大切

それ以来、購入する時以外でも何と無く売り場をのぞくようになってしまいました。
もしかしたら迷惑な私は迷惑なお客かもしれませんね。
でも楽しい。
ここで忘れてはいけないのは「それでも自分らしくあること」です。
香りで自分をごまかしたり、無理をして疲れたり……。
そんなことに香水を使うべきではありません。
自分の良さを引き出すスイッチの一つとして香水を使いこなしましょう。

 

妊娠中、子育て期の香水

女性の生活が変わるタイミングとして大きなポイントとなるのが妊娠と出産です。
生活や体調だけでなく、肌の調子や嗜好なども変わってしまうことがあり、今までのオシャレができなくなってしまうことも少なくありません。
また、出掛けることが少なくなってきますので、自宅で香水を使わない方だと、そもそも香水をつける機会自体減ります。

 

匂いに敏感になる妊娠中・つわり期

何よりも妊娠中、香水をつける気がしなくなるのは「つわり」の影響です。
私自身も、妊娠中は匂いに敏感になり、満員電車の人の匂いがいつも以上に苦痛になった経験があります。
香水を楽しむことに関しても同様です。
つわりなどの影響で気分が四六時中悪いだけでなく、いつもと好みの感覚が違ってきます。
今まで大好きだった香水の香りが急に気持ち悪くなってしまうこともあるでしょう。

 

産婦人科に行く際には香水は控えて

また、妊娠中に香水の香りを嗅ぐことやアロマセラピーを行うことによる胎児への影響についても現在、様々な説があります。
この辺は気になる場合はかかりつけの医師に相談するのが一番です。
しかし、産婦人科に行く時などはまとわない方が良いでしょう。
他の妊婦さんで香水の匂いに気分が悪くなる方もいますし、そもそも病院に行く際にはあまり余計な香りをまとうと診察に良くありません。
香水をつける習慣を持つ旦那様をお持ちの方は事情を説明して協力してもらいましょう。
特に匂いで気分が悪くなる場合は一時的に使用を中断してもらうようにお願いした方が良いと思います。

 

赤ちゃんがいるときには香水はやめるべき?

出産後は赤ちゃんがいると香水を始め、化粧品の使用は戸惑うことが多いです。
赤ちゃんの体に良くないのではないかと心配になってしまいますよね。

他にも育児中の母親が香水を香らせていることに否定的な意見を持つ方も多く存在します。
香水をつけたりして着飾ることがチャラチャラして見えてしまうのかもしれません。子供を産んだら母として生きなさい、「女」は卒業しなさい、そういう意見が未だ少なくないのです。
しかし決してそんなことは無いと私は考えます。
むしろ、子育てで忙しい中、身だしなみに気を配るのは非常に困難ですから大したものです。

とはいえ、確かに赤ちゃんへの影響は気になります。
最近ではそんなママさんたちのために、専用の香水も販売されています。
アルコールフリーであったり優しく香るものもありますので試してみてはいかがでしょうか。
中には「赤ちゃんや子供がまとっても大丈夫」という頼もしい商品まで存在します。
育児は何かと疲れるものですので、ストレスを貯めない日々を目指しましょう。

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