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雑穀入りごはんで糖化を防いでお肌の老化にストップをかける!



米
 
日本人には欠かせない、白米。白米に梅干しをのせた「日の丸弁当」などはお弁当の定番ですね。そんな白米が大好きな方も多いと思いますが、白米は、深いシワやたるみの原因を作ることもあります。

なぜかというと、白米は精製されてあの白いお米になっています。美味しいのですが、大切な栄養素であるビタミン類、ミネラル、食物繊維などが玄米などに比べるとあまりない、いわば「抜け殻」のようなものとなっているからです。


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カロリーも高いので太りやすいですし、栄養があまりないため、食べても食べても満たされずついつい食べ過ぎるというようなかたも多いようですね。

白米を食べると血糖値も急に上がりやすいので、肥満ホルモンとも呼ばれているインスリンが出てきて糖分が余ったときに脂肪に変えてしまいます。

 

白米はお肌を老化させる?

また近頃は「糖化現象」というものも指摘されていますね。血糖値が急激に上がることによって、肌タンパクと糖分子が結びつきます。その結果、炎症などがおこりやすくなり、肌のコラーゲンなどが傷つきがちです。
この結果シワが深くなり、血液がドロドロし、新陳代謝が悪くなることによって、シミなども出ることがあります。

シミやシワを少なくしたいと思う場合には、血糖値が急激に上がるような食べ物や食べ方を避けるようにしたいものです。

 

雑穀で手軽にシミ・シワ予防

そのためにおススメなのが、「雑穀」をまぜたごはんです。白米よりも血糖値が急激に上がりにくく、なおかつ繊維質もあり、精製されていないものなので栄養もあります。茶色い色素の中には、ポリフェノールが含まれるものもたくさんあり、活性酸素除去などにも効果が期待できます。

玄米ですと、炊飯器の機種などによっては時間がかかったり、固めになってしまったりして炊き方が難しいようなこともありますし、胃腸が弱い方は胃が痛くなってしまうこともあるようですが、雑穀ご飯は市販されている雑穀ミックスや雑穀のもとなどを使うことによって普通の白いご飯とあまり変わらずに手軽に食べることができます。

食物繊維が多いので、シミ・シワ予防だけではなく、食物繊維によって消化吸収の速度が調整されていきますのでダイエットや快適なお通じのためにも大変効果的です。
栄養価も高いので体調もより良くなり、健康的な生活を送ることができるでしょう。
一石二鳥にも三鳥にもなりそうな、雑穀入りのご飯。ぜひシミ・シワ予防に利用したいものですね。

 

美容成分で選ぶならこの雑穀!

では、おススメの雑穀のご紹介をしたいと思います。
雑穀といっても様々な種類があります。目的や特徴などによって使い分けてみるのも良いですね。

 

1 黒米

黒米は黒い色の中に「アントシアニン」が含まれています。とても抗酸化力が高く、薬膳料理などにも良く使われているようです。体を温めてポカポカとさせるような働きもありますので、冷え性の方におススメです。

 

2 発芽玄米

γアミノ酸が玄米よりも高く、これも抗酸化力が非常に強いのですが、玄米よりも消化が良いので、胃腸が弱く玄米では胃が痛くなってしまうようなかたにもおススメです。
冷めた時にもパサつきにくいのでお弁当に入れたり、お結びなどにしても美味しく食べることができます。

 

3 アマランサス

こちらは中南米産のものが多いです。食物繊維はなんと白米の15倍といわれています。カルシウムやアミノ酸の中のリジンが非常に多く、栄養価が非常に高いです。

 

4 あわ

これは漢方薬などにも使われているようですが、ビタミン、ミネラル、特に亜鉛などが多いです。胃腸の働きを良くしますので、胃腸の弱い方にもおススメできます。

 

5 ひえ

ひえは、アレルギーを比較的おこしにくいといわれています。
食物繊維や鉄、亜鉛が多く、胃腸や呼吸器系が弱いかたにおススメです。
リノール酸やオレイン酸も含まれています。

 

6 きび

桃太郎に出てくる「きびだんご」などでもよく知られているきびですが、亜鉛や銅などは玄米より多いといわれています。その他にも、鉄やビタミンB1が多く、胃腸や呼吸器が弱い方にもおススメです。善玉コレステロールを増やす働きも期待できますので、血液検査の結果で悪玉コレステロールが多いような方にはぜひとっていただきたいです。

 

7 押し麦

体にこもってしまった熱を冷ます作用や利尿作用がありますので、夏場などの暑い時期に食べると良いでしょう。利尿作用もあります。冷え性の方は体が冷えやすいので少し注意が必要です。
食物繊維だけではなく、カルシウムも多いので、骨が弱く骨折しやすい方にもおススメです。便秘解消効果も期待できます。

 

8 キヌア

キヌアは中南米の産地のものが多いです。ビタミンやミネラル、タンパク質や食物繊維も多いので、アメリカのNASAが21世紀の主食に推奨しているようです。
バランス良く栄養を取りたい方におススメです。

 

雑穀ごはんのおいしい炊き方

これらの雑穀は、白米1合に対して、大さじ1杯程度を入れると食べやすいです。
夏場は40分程度、冬場など寒い時期は1時間以上水につけてから炊くと良いでしょう。
水は白米を炊くよりも少し多めに入れて、炊き上がった後もしばらく蒸らすようにすると良いでしょう。

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