> >

放置厳禁!O脚矯正のススメ…体の不調、スタイル悪化のスパイラル



脚
 
O脚の悩みを抱えているのは老若男女を問わずたくさんいらっしゃることかと思いますが、しかしその方々の中から女性だけを注目してみると、O脚を悩みとして抱える大きな理由は見た目の悪さに集中するのではないでしょうか?

女性誌やファッション雑誌でも、足が真っ直ぐにならない、立った時足の間から向こうが見える、などの問題点をクローズアップして特集記事が組まれることからも分かるとおり、O脚と言えばどうしても見た目の問題ばかりが取り上げられがちです。それだけに、O脚が原因で足の歪み以外にも体に不調をきたす、ということをご存じの方は少ないように感じられます。


スポンサードリンク



 

「O脚が原因で体に不調をきたす」。たとえその事実を知らなくても、「あなたはO脚ですか?」という質問ではなく「腰やひざ、首などに痛みを感じることはありませんか?」という質問であれば、意外と多くの方が「イエス」と答えるのではないでしょうか? その原因はもしかしたらO脚から派生した症状なのかもしれない、その可能性があると聞けば、少しO脚に対する意識も変わるのではないかと思います。

 

O脚が腰痛、さらには脚の痛みの原因になる

O脚とは足の骨が曲がっているのではなく、筋肉が骨格を支えきれなくなりねじれている状態のことを言います。全身の体重を支える足がねじれているため、体の軸がブレ、その上に乗っている上半身の部分にもねじれや歪みが出てくるのは当然のことと言えます。

この歪みが酷い人は、屈伸や体育座りができなくなったり、骨盤がゆがんで腰痛を抱えたりすることがあります。腰の問題は日常生活の動きの中で痛みを感じるものだけではありません。痛みはないもののあおむけに寝た時に腰部分が床につかない、といった異変が起こるものも含まれます。この場合、腰が浮いた状態での睡眠になりますので、さらなる負担が腰にかかり、やがては腰のみならず足の付け根や大腿骨にまで痛みが及んだり、または立っているだけなのに足がしびれてきたり……という症状にまで進んでしまうこともあります。

こうなってくると、座るにしても椅子やソファーがないと長時間は座っていられません。たとえ椅子に座っていたとしても同じ姿勢を保つことが難しくごそごそと体を動かし続けるような形になるか、足を組んで落ち着かせさらに骨格を歪ませてO脚の進行を招くことになってしまいます。どちらに転んでもあまり好ましい状況とは言えません。

こういった状況は、痛くて痛くて耐えられないというほどの痛みじゃないとしても、日常生活を送る上では確実に不便な状況に陥りますし、また、足を組むなどのO脚をさらに悪化させるような形を楽に感じるようになりますので、その改善は本当に楽な道ではありません。

 

O脚が下半身太りを引き起こす?!

そしてO脚による悪影響はこういった体の異変から見た目も変わってしまうところにまで及びます。O脚の美的弊害は、足を閉じたときに真っ直ぐにならないといったことだけではないのです。

例えば、痛んでいる部分をかばうため立ち姿が美しくなくなります。腰が曲がってしまったり首が前に出てみたり……。そういった姿勢ではどんなに素敵な洋服を着ていてもその良さが活かされません。

ヒールの高い靴を履くと、それだけで足が細く長く見え、更に筋肉が自然と引き締められるといったメリットは多くの方がご存じかとは思いますが、腰が痛い時に高いヒールの靴を履くのはとても辛い行為ですよね。前のめりになる姿勢を真っ直ぐ保とうとするのに、腰が痛いとどうしても軸を地面に垂直に保つことが難しくなり、背筋の伸びていない腰が後ろに引けてグッと下に引っ張られているような姿勢、つまりは腰が落ちた姿勢とになってしまいます。この姿勢では、腰部分がグッと下に引っ張られるような形になるので、お尻を支える筋肉が緩んでしまって下がり、太ももにお肉が流れてしまってパンツスタイルが今ひとつ格好良く決まりません。

また、この腰が下がる姿勢は自然と腹筋を使わなくなりますので、お腹にお肉が付きやすくなります。お肉のついたお腹は正しい姿勢をキープする力が弱くなるので、その結果さらなる腰痛を招き、悪循環としか言いようのない状況になってしまうんですね。

 

O脚を放置することで起こるスタイルの崩れ

美しさとは肌のハリや透明感、体の線の細さだけのことでは成り立ちません。どんなに若く綺麗な顔立ちの女性でも、その姿勢が悪いと見た目の印象は一気に崩れてしまいます。

実際、美容雑誌やファッション雑誌で活躍しているモデルさん達を見て、その姿勢の美しさに見惚れることはありませんか? 彼女たちはその顔立ちやスタイルの良さだけで紙面を飾っているのではないのです。流行の洋服を一番いい形で見せるためには、やはりその姿勢の美しさというのが大きなキーポイントとなるのがお分かり頂けるのではないでしょうか。

たかがO脚、されどO脚―――立った時、足の間に隙間ができるだけのことでしょ、と高をくくっていると、体重維持だけではいかんともしがたいスタイルの崩れを招くことになるかもしれません。運動して筋肉をつけたり、食事制限による体重増加を抑えたりする努力と並行して、O脚の改善についても前向きに検討してみませんか?

このエントリーをはてなブックマークに追加


スポンサードリンク
スポンサードリンク

Comments are closed.