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ひと手間で差がつく!敏感肌をいたわる化粧下地選び・ベースメイク




 
季節の変わり目や紫外線を長時間浴びたときに、肌が乾燥したり、赤くなってあれやすいという人は肌が敏感なほうかもしれません。さらに一日に何度も洗顔料で顔を洗うなど、肌に過度な刺激を与えていると、肌のバリア機能が衰えて敏感肌になってしまいます。

一度敏感に傾いた肌は水分を維持する力が弱くなり、小さな刺激にも反応してしまうようになります。肌を敏感な状態にしないように、洗顔は一日1~2回、必要以上に顔を触ったりして刺激を与えないようにするなど、普段から気をつけることが大切。一旦、敏感肌になってしまったら、肌をこれ以上敏感にさせないように、防腐剤やアルコール、香料といった肌を乾燥させてしまう成分をなるべく含まない自然派化粧品や敏感肌用の化粧品を使うようにしましょう。肌をきれいにしたいからと、スクラブ入りの洗顔料を使ったり、はがすタイプのパックを頻繁に使うのは刺激が強すぎてよくありません。


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肌の角質を傷つけないように、普段から肌をこすったり触ったりしない、家に帰ったら髪をアップにしておくなど、肌をいたわることが必要です。できれば、肌に負担をかけないようにお化粧も最小限にとどめることが望ましいですね。しかし、職場や学校へ行くにはすっぴんだと恥ずかしいですし、紫外線を遮断したり外気から守るという意味でもベースメークはしておいたほうが肌にはよい効果があります。ここでは、敏感肌の化粧下地について考えてみたいと思います。

 

化粧下地の効果

まず、なぜ化粧下地が必要なのでしょうか。化粧下地にはいくつかの役割があります。

 
・紫外線を遮断する効果(SPF配合の場合)
・肌の色を均一にする効果(色つきの場合)
・肌を保湿して保護する効果
・ファンデーションのつき、もちをよくする効果

 
などがあります。敏感肌の人にも必要な紫外線遮断効果や保湿効果が得られますので、自分の肌にあった化粧下地を使うようにするといいでしょう。

 

化粧下地の使い方

化粧下地も、ただ塗ればいいというわけではありません。当然、洗顔後の清潔な肌に化粧水や乳液といった基礎化粧品を塗ったあとに使います。面倒くさいからと洗顔後に直接塗るのはNG! しっかりと保湿ケアをしてから化粧下地を使うようにしてください。そして、肌に余計な負担がかかってしまいますので、こすらないことも大切です。

使い方としては鼻やおでこ、頬、あごに少量ずつのせた後、外側にやさしくのばすのが基本ですが、敏感肌の人にオススメの方法は手の平で化粧下地をのばしてから、やさしく顔をつつみこむように塗る方法です。この方法は一番刺激が少なく、顔全体にのばすことができるので、特に敏感に傾いているときにはオススメの方法です。

 

ベースメーク

化粧下地を塗りおわったら、ファンデーションを塗ったり、お粉で抑えたりしてベースメークは完成です。ファンデーションにもいろいろな種類があり、肌の状態や自分の好みで選択することが可能です。サラっとした肌質が好きなら、パウダリーファンデーションがいいでしょうし、乾燥がひどいという人にはリキッドやクリームタイプが使いやすいでしょう。さらに化粧下地と一緒になったBBクリームは肌を何度も触らずにすむため、敏感肌にはオススメのアイテムです。好みの仕上がりによってベースメークのアイテムも選んでみてくださいね。

 

肌にやさしい化粧下地

最近では、敏感肌の人が増え、保存料や防腐剤、アルコールフリーといった敏感肌用の化粧品ブランドも増えてきています。皮膚科などでも肌に優しい基礎化粧品ブランドを紹介してもらえますし、ドラッグストアでも簡単に手に入ります。肌が弱い人はあれこれ試すのはあまりよくないので、肌の調子がよいときにサンプルなどで異常が出ないか確かめてから購入するようにすると安心ですね。

 

ベースメークは肌を守る働きも併せ持つ

敏感肌だからといって、いつもすっぴんでいるのはよくありません。紫外線や外気の汚れ、乾燥といった外的刺激から肌を守るためにも、外出時には日焼け止めを塗ったり、化粧下地をうまく使って肌を守ってあげるようにしましょう。日焼け止めや化粧下地の上には紫外線を跳ね返す効果があるパウダーファンデやお粉を軽くはたくと紫外線遮断はばっちりです。

洗顔の際は、石鹸で落ちる日焼け止めだけであればメイク落としはいりませんが、ファンデーションや色付きの化粧下地などを使っている場合はクレンジングが必要です。肌に汚れが残ってしまうと、肌あれの原因ともなりますので、マイルドな洗い心地でありながら、毛穴の奥までしっかりと汚れを落とすことのできえるメイク落としを使うことが必要です。

お化粧をしたら、クレンジングで肌の汚れをしっかり落としてきれいにする。きれいな肌にしっかりとうるおいを与える。この一連のケアをムダな刺激を与えずに行えるように、自分にあった化粧品やケア方法をうまく取り入れて敏感肌をやさしくいたわっていきましょう。

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