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敏感肌対応、低刺激ポイントメイクの使い方と落とし方



クレンジング
 
季節の変わり目や毎月の生理周期に合わせて肌が敏感になる、周期性の敏感肌。突発的な紫外線、乾燥、摩擦、合わない化粧品などの外的要因による外因性の敏感肌。どちらももともと肌のバリア機能が低く、身体の内側、外側からの肌ストレスに弱い状態です。肌のバリア機能とは、肌ストレスを跳ね返す肌の基礎体力のようなものですが、肌の表層部分の細胞に水分が十分に保持されずに乾燥してるとバリア機能が発揮されずに肌ストレスをダイレクトにうけてしまいます。


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肌を強くするには、できるだけ紫外線、乾燥、摩擦といった外的要因ストレスを排除しつつ、肌の水分維持力を高めて肌を安定させることです。このためにも、普段からスキンケアを低刺激で、肌に優しい化粧品を使用することを心がけましょう。ここでは、敏感肌の人でも使いやすいメイクアイテムやメイク落としについて紹介していきます。

 

肌への刺激になる化粧品成分

まず、敏感肌の人は使う化粧品の成分を確認することが大切です。肌の刺激となる合成界面活性剤、合成ポリマー、アルコール、パラベンなどの添加物が極力入っていない商品を選ぶようにしましょう。敏感肌用の化粧品ラインであれば、これらの添加物が入っていないか、入っていても少量のため、一般の化粧品よりも肌への刺激は少ないといえます。

敏感肌だからといって洗顔後、何もつけないのは肌の水分量をあげていくためにもよくありません。自分の肌にあった基礎化粧品で、化粧水と美容液などの保湿剤は最低限塗るようにしておきましょう。

 

敏感肌にもやさしいベースメイク

外出時のベースメイクにも注意が必要です。紫外線が肌に悪いからとSPF値の高い日焼け止めにリキッドファンデーション+パウダーといったしっかりメイクを日々続けていると、クレンジングも洗浄力の高いものが必要になりますし、肌への刺激となるおそれがあります。

最低限のベースメイクとしては敏感肌対応の日焼け止めに、ルースパウダーなどのお粉をはたくと紫外線遮断効果がありますので、肌があれているときやご近所へのお出かけ程度であれば、この組み合わせが一番肌への刺激が軽いですね。

また、ファンデーションの選び方ですが、敏感肌の人にはリキッドよりもパウダーファンデがオススメです。リキッドタイプはカバー力が高い分、肌への密着度が高く、肌に負担となりますし、クレンジングもしっかりと行う必要があるからです。その点ではパウダーファンデが肌への負担が軽くなります。その中でも、石鹸で落とせるタイプだとクレンジングが必要ないので安心ですね。トゥベールやエトヴォスから石鹸で落とせるファンデーションが発売されています。

 

アイメイクも肌にやさしいアイテムを選んで

ファンデーションと同じようにアイシャドーなどもパウダータイプを軽くのせるようにしましょう。石鹸で落とせるアイシャドーもありますので、好みの色があれば使用してみてもいいですね。アイシャドーはパウダータイプで薄付きのものを選び、マスカラはお湯で落ちるフィルムマスカラを使用するといいでしょう。

 

ポイントメイクの落とし方

石鹸で落とせるファンデーション、アイシャドーにフィルムマスカラであれば、クレンジング剤は必要ありません。同じくパウダータイプのファンデーションを薄くのせた程度の軽いメイクであれば、石鹸で丁寧に洗えば落とすことができます。それ以外であれば、クレンジングはミルクタイプのクレンジングや、ジェルタイプのクレンジングが肌への刺激が少ないのでオススメです。この時も軽いメイクであれば、これだけで顔全体をクレンジングしてしまいます。

ポイントメイクが落ちない場合にのみポイントメイクアップリムーバーなどを使用するようにします。アイメイクが落ちないからと何度もこすることになると、逆に肌への刺激になってしまうので、その場合はアイメイクを落とす力の強いポイントリムーバーを使用します。どちらにせよ、目元の皮膚はとても薄くデリケートなため、なるべく刺激を与えないようにします。

ポイントメイクアップリムーバーは濃いメイクを除去するために配合された成分が敏感肌には刺激になってしまうため、使用する場合はこすらない、刺激を感じたらすぐに洗い流すなどの注意が必要です。ひどい敏感肌に悩んでいる場合であれば、ポイントメイクアップリムーバーは使用しないほうが賢明です。天然のオイルであるオリーブオイルやホホバオイルを使ってポイントメイクを落とす方法もあるようですが、肌にあえば使用するのに問題ないでしょう。

 

特別なとき以外は軽めのメイクで

敏感肌の人はなるべく、普段からメイクは軽く、しっかりクレンジングが必要のないアイテムを選ぶような工夫が必要です。ウォータープルーフのメイクは特別なとき以外は使用しないほうがいいでしょう。最近では、肌に優しい化粧品がたくさん出ており、お湯や石鹸のみで落とせるメイクアップアイテムが登場してきています。一般のメイクアイテムと遜色なく使えますので、敏感肌で化粧品選びに困っている人には良い選択肢ではないでしょうか。肌に優しく使えるアイテムをうまく選んで、毎日のメイクをより楽しめるようになれるといいですね!

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