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冷え症改善はアロマテラピーの得意技!おすすめアロマレシピ



女性と毛布
 
冷え性というのは、よくある症状だと思われるかもしれません。しかし、身体が冷えた状態が続くと、他の疾患を引き起こす危険性があります。そもそも、冷え性によって血行が滞るので、免疫力も低下します。自律神経が乱れたり、栄養が上手く行き渡らない等の悪影響が起こるのです。運動不足や食事の習慣によるところが大きいのですが、特に女性は筋肉が少ないので、冷え性になりやすい傾向にあります。日頃から筋肉をつける努力が必要ですし、近年自律神経が乱れた冷え性の男性も増えてきています。アロマテラピーを使って身体を温めるのも症状改善に一定の効果を発揮してくれます。


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血行促進!お風呂で使えるアロマブレンド

まずは、お風呂につかって身体を温める方法があります。水圧もあるので軽いマッサージ効果があるんですよ。血液循環が促され、身体が温まります。精油にも血行を促進するようなものを活用してみましょう。できれば15分程度お湯につかって身体の芯まで温めていきたいところです。おすすめのアロマは、ブラックペッパー×ゼラニウムジンジャー×ローズオットーマージョラム・スイート×パチュリなどです。

下半身や手足だけが冷えるタイプはしっかりと全身浴することをオススメします。ただし、皮膚刺激を感じる人も多いので、自分の肌への負担にならない分量を探してみてください。

ブラックペッパーは、刺激的な香りなので、気持ちを切り替えたいときや集中力が欲しい時などにうってつけのアロマです。心に温かさを与えてくれる他、安心感も与えてくれるので、一本用意しておきたいもの。胃腸の停滞感もやわらげるので、食欲が増しますし、筋肉疲労にも効果があります。ただし、皮膚刺激があるので、少量を使うのがベストです。また、脂肪燃焼作用やセルライト除去にも使えるので、ダイエットしたい女性には嬉しいアロマでもあります。グレープフルーツとブレンドすることで、脂肪の分解を早めてくれる利点があります。

 

足浴に使いたい香辛料系アロマ

また、足元が冷えているとそこから全身が冷えるという問題があります。運動不足や筋肉が不足していると余計に冷えが加速するので、足浴を使うのも一つの手です。お湯の中で指をしっかり動かして指の筋肉を鍛えるだけでも違います。冷房が効いた部屋で作業をしている時などは、ひざ下の血流をよくするために足浴後に軽くストレッチすると脚全体が温まります。おすすめのアロマは香辛料系です。ジンジャーやカルダモン、クロモジ等が適しています。

クロモジは、なんと明治時代から蒸留されていたアロマです。伊豆地方の特産品でもありました。ヨーロッパへの輸出向けとして、石けんの原料として活用されていたんですよ。その後合成香料の威力に押されてしまいましたが、日本人に適したアロマとして再注目されています。高級な爪楊枝の原料としても知られていて、芳香を感じられるところが重宝されているようです。

 

慢性的冷え症に!トリートメントオイル用アロマブレンド

長く冷え性が続いていると、元気も出てこなくて辛いということもありえます。身体の循環をよくするために、加熱作用があるアロマを使うのが向いています。全身トリートメントをすることで、身体の中にたまった老廃物を出すこともできるので、身体が軽くなる感覚もあるかもしれません。アロマの効果はハーブティーなどでも実感できるので、普段飲んでいる飲み物をジンジャーティーにするといったことでも体質変化が現れたりもします。トリートメントオイルとしてオススメなのは、コリアンダー×マンダリンローズマリー×ベルガモット青森ヒバ×ユズ等です。

コリアンダーは、ハーブとして有名で古代エジプト時代から活用されてきたアロマです。地中海沿岸を原産地とするセリ科の植物で、種子からアロマが採取されています。医療や料理にも用いられてきました。香辛料系のアロマの中では甘さもあって、リフレッシュ効果も高いことで知られています。

 

内臓の冷えに効果的な温湿布用アロマブレンド

そして、とても危険なのが隠れ冷え性です。手足が冷えているということはなくとも、内臓が冷えている可能性があったりします。お腹を触ってみてひんやりするようなら、内臓が冷えている可能性があるので注意してください。疲れやすかったり、風邪をひきやすかったりする人が多いです。自律神経を整える作用があるアロマで温湿布を定期的にしましょう。おすすめのアロマは、ブラックペッパー×オレンジ・スイートカルダモン×グレープフルーツフェンネル×プチグレイン等になります。

プチグレインは、ネロリと同じビターオレンジから採取されるアロマです。枝葉から採取されるので、ネロリよりは比較的低価格で購入することができます。また、ネロリよりも渋みを感じる香りが特徴です。自律神経の働きを整えることで有名で、オレンジ・スイートから採取されるものは、プチグレイン・ビガラードとも呼ばれています。これはプチグレインというアロマがレモンやマンダリンといった他の柑橘系アロマからも採取されるためです。

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この記事は当ブログのライター「saya」が書きました。

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