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えごま油ってどこで買える?選び方は?美味しい食べ方レシピも紹介



箸
 
人気のえごま油は健康にも美容にも効果抜群です。毎日の食事に摂り入れるためには、どこで購入するのが便利でお得なのでしょうか。おすすめのえごま油レシピもご紹介します。


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えごま油を購入するには?

えごま油は、ここのところ人気が出て、スーパーでも扱われるようになりました。
サラダ油やオリーブオイルなどの食用油の売り場に並んでいると思いますので、実際に手に取って購入できますよ。
また、大手通販サイトでも扱われています。いろいろと見比べてお気に入りのえごま油を選べると良いですね。

ただし、購入の際には、類似のオイルがありますので、注意しましょう。
えごま油と似たオイルとしては、しそ油、ごま油がありますね。

 

えごま油としそ油

えごまという植物は青じそによく似ており、一般的にはしそのほうが知名度が高いので、少し前までは、えごま油ではなく「しそ油」という名称で販売されていることが多かったようです。

実際に手に取ってみると、しそ油は、しその実やしその種子が原料になっており、えごま油はえごま種子が原料と書かれています。私が見た範囲では、しそ油はしそ種子が原料と書かれていましたが、場合によっては、えごまが原料になっているしそ油も出回っているのかもしれません。ご購入の際に、成分表をぜひご確認ください。

しそとえごまはとてもよく似た植物で、効能もほとんど同じなので、現代でこそ、区別が厳密なのが普通に思われますが、少し前まではどちらでも同じようなことだったのかもしれません。
しそ油はしその香りがやや強く、えごま油のほうが無味無臭とも言われます。これも、原料だけでなく製法の違いもあるかもしれません。それぞれの商品によっても多少違うと思うので、いろいろと食べ比べてみるのも楽しいですね。

最近は、「えごま油」の健康効果が有名になっていますよね。スーパーには、えごま油としそ油が並んで販売されていることが多いですが、えごま油だけ売り切れてしそ油だけが残っているのも見かけます。こんな時は「しそ油」を購入すれば良いのですが…。

 

えごま油とごま油

もうひとつ、えごま油とごま油も名称が似ています。
えごまはシソ科、ごまはゴマ科なので、えごまとしそよりも遠い関係です。でも、じつはごまはシソ目ゴマ科だそうですよ。たしかに、植物の姿はよく似ています。1メートルくらいの背丈で、幅の広いやわらかい葉、花が縦に並んで咲くところも同じです。

ただし、成分的には、えごま油とごま油はまったく違います。えごま油がαリノール酸が中心なのに対し、ごま油はオレイン酸が中心で、脂肪酸の種類としても違う性質です。

 

えごま油の選び方

自宅に居ながらにして通販で購入することもできます。自宅でゆっくり商品比較をして購入したい人は、この方法がおすすめですね。楽天やアマゾンなどの大手通販サイトでも何種類も扱われていますので、いろいろ比較してみて下さい。

選ぶポイントをいくつか挙げてみましょう。

 
●少な目の容量
えごま油の唯一の欠点は、酸化しやすいことです。これを避けるには、開封してからなるべく早めに使い切りたいもの。そのためには、容量が少なめのものを選びましょう。

 
●遮光瓶タイプの容器
酸化しやすい油を保管するには、光の当たらない冷暗所で保管するのが基本です。透明な瓶は中身が見えて良さそうに思えますが、遮光瓶のほうが品質に関しては安心です。

 
●無農薬栽培
えごまを栽培するのに、農薬を使用している可能性があります。健康のために使うえごま油は、安心して使用したいですよね。
同類のしその場合も、虫がつきやすいため、きれいな葉で出荷するためには農薬を使用していると言われていますが、えごまも虫を寄せ付けないためには、それなりの対策が必要です。
無農薬での栽培も増えていますから、表示をチェックし、無農薬栽培のえごま油を選びましょう。

 
●低温圧搾法
油を抽出するには、常温でゆっくり絞り出す低温圧搾法と、高温高圧で絞り出す方法があります。高温圧搾は、簡単に十分な量の油を抽出できる反面、化学的な薬剤を使うというデメリットがあります。調理に使うえごま油は、できるだけ低温圧搾法で抽出された油を選びましょう。添付の成分表には製法も記載されているので、購入の際にはチェックしておきましょう。

 

えごま油のおいしい食べ方

健康に効能が多いえごま油。せっかくなので、ほかの食材と上手に合わせて、効果的な食べ方ができると良いですよね。
認知症予防にはこちらのレシピがおすすめです。

 

たまごかけご飯

シンプルなのにおいしい、日本人が大好きなレシピですよね!

・あつあつの炊き立てご飯に生卵を落とします。
・その上から、えごま油を大さじ1杯かけます。

このレシピ、お医者さんも実践しているそうですよ。
脳の神経細胞のつながりを良くするためには、たんぱく質と一緒に摂るのが効果的です。
脳の神経細胞は、シナプスという物質でつながっています。神経細胞とシナプスをつなげるには、アミノ酸が必要なのですが、このアミノ酸がたんぱく質に含まれているのです。
えごま油のαリノレン酸で神経細胞を活性化し、同時にアミノ酸も摂れば、脳の活性化は間違いなしですね!

 

味噌汁

こちらも日本人にとっては定番のメニュー。

・普通に味噌汁を作ります。
・最後に、お椀に注いだ後、えごま油を大さじ1杯かけます。

お椀に注いだ後にかけることで、熱でαリノレン酸が損なわれるのを防ぎます。
味噌の原料である大豆に含まれているレシチンという成分は、脳の機能を維持し、改善するはたらきがあることが分かっています。これも、たまごかけご飯と同じで、食材の相乗効果で脳が元気になるんですね。

 

えごまペースト

・生のえごま300gをフライパンで煎ります。
・香ばしい香りがしてきたら、ミキサーで粗く砕きます。
・すり鉢で細かくすりつぶします。
・砂糖120gとお湯150ccを加えて軽く練ります。

お湯は熱すぎない温度にします。
このペーストは、そのままパンやおにぎり、おもちなどにつけてもおいしいですよ!

 

えごまパウダー

えごまの産地、福島県では、えごまを圧搾して油を摂った後に残るえごまのカスをパウダー状にして、料理に使っています。
和え物や里芋の煮っ転がし、麺類の生地に混ぜたりと、いろいろな使い道ができます。

 

えごまの葉のからし味噌揚げ

●ダイエット効果豊富、えごまの葉

えごまの葉には、ロズマリン酸という成分が含まれています。これは、しそ科のほかの植物、赤しそや大葉にも含まれているのですが、えごまの含有量はダントツです。
大葉の約3.5倍、赤しその約3倍も入っています。
ロズマリン酸は、アミラーゼという酵素のはたらきを阻害しますが、アミラーゼは炭水化物を分解する酵素なので、阻害されると炭水化物が分解・吸収されずに排出されることになります。
炭水化物ダイエットというのもありますが、ロズマリン酸のはたらきで、炭水化物を食べなかったことにできるわけですよね。
実際、ロズマリン酸のはたらきとして、摂取した炭水化物の約1割をカットできると言われています。

 
えごまの葉のおすすめレシピは、からし味噌揚げです。

・えごまの葉15枚を洗い、水を切っておきます。
・味噌90g、砂糖50g、刻んだたかのつめ1本、小麦粉大さじ2杯を混ぜて練ります。
・練った材料をえごまの葉で巻き、つま楊枝で止めます。
・えごま油でカラリと揚げて出来上がり。

衣が不要で素揚げでできるので、とても簡単です。大葉と同じ感覚で料理に使えますね。

 
えごま油は、昔から使われているだけあって、レシピが豊富です。食べ合わせによって健康効果を高めることもできるので、お好みで食材を選んで工夫してみると、毎日の食事に飽きずに使えますよ。

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