効果・効能を引き出す！ローズヒップティーの淹れ方、飲み方

可愛らしい紅色で、飲めばほんのり酸っぱくフルーティーなローズヒップティーは、美容や健康に効果のあるお茶として、スーパーやドラッグストア、バラエティーショップなどでもたくさん販売されています。

そんなローズヒップティーをより美味しく楽しむためにも知っておきたいのが、ローズヒップティーの特徴や効能、淹れ方や飲み方です。

ビタミンCをはじめとしたミネラルなどの栄養素も摂れる上に、キレイな色を見ているだけで何だか元気が出てくるような、ハッピーな気分になれるローズヒップティー。その特徴についてご説明していきたいと思います。

ローズヒップティーのおすすめは？

ローズヒップティーの原料であるローズヒップとは、バラが咲き終わった後にできる実です。
採取されたローズヒップを種を取り除いて乾燥させて作られたものが、ローズヒップティーです。

市販のものは、主にティーバッグに入っているものが殆どで、入手しやすいところではとガーデンオブアンデスのハーブティーローズヒップ（20袋 590円税別）が有機栽培のローズヒップを手軽に楽しむことができます。また、アロマオイルで有名な生活の木から、ローズヒップパウダー（100ｇ 900円税別）が販売されていて、自分の好みの量のローズヒップティーを楽しむことができます。

ローズヒップティーはハイビスカスティーととても相性が良いので、ハイビスカスティーとのブレンド茶として販売されている商品もたくさんあります。
比較的安価で入手しやすいハーブティーなので、気になる人はぜひ自分の好みのローズヒップティーを探してみましょう。

ローズヒップティーの効能

ローズヒップティーは見た目も鮮やかな紅色で、香りもフルーティーなことから、ティーカップに注ぐだけで元気な気持ちになることができるお茶です。

しかしローズヒップティーの特徴は見た目だけではありません。優れた効能がたくさんある美容や健康に嬉しいお茶でもあるのです。

レモンの約20倍のビタミンCが美肌を作る

ローズヒップティーの一番特徴的な成分と言えば、ビタミンCです。
ビタミンCが豊富に含まれているフルーツとして有名なレモンの約20倍もの含有量があることから、シミやシワ、ニキビなどの原因となる活性酸素を除去するだけでなく、肌本来の保湿成分であるヒアルロン酸やコラーゲンの生成を助けて潤いをアップさせたり、紫外線によるメラニンの生成を抑制して、美肌を作る効果を発揮します。

また、ビタミンCはその抗酸化作用で風邪などの感染症からガンなどの怖い病気の発症を抑えることもできます。

ローズヒップティーのビタミンCは熱に強いのもひとつの特徴です。温かいローズヒップティーを飲むことで、気持ちをリラックスさせることができますし、ストレスに負けない元気な体の状態を作っていきます。

ビタミンEやビタミンB群、ミネラルがたっぷり

ビタミンC以外にも同じく抗酸化作用のあるビタミンEや、肌の健康維持に欠かせないビタミンB群、女性にとって不足しがちなミネラルである鉄分やカルシウム、マグネシウムを摂取することもできます。

脂肪燃焼効果でダイエットを実現する！

ローズヒップティーにはトマトなどでもお馴染みのリコピンという成分が含まれていて、脂肪を蓄積しにくくする効果が期待できます。
このためローズヒップティーを飲むことで、ダイエット効果をアップさせて、理想のスタイルを実現しやすくなると言えます。

まだまだあるローズヒップティーの効能

美肌や美容に効果があるとして知られているローズヒップティーですが、それ以外にも女性ホルモンのバランスを整えて生理不順を改善していく効果や、眼精疲労を軽減する効果もあると言われています。
デスクワークで目が疲れた時など、ほっと一息つくためにローズヒップティーを楽しむのもいいかもしれません。

ローズヒップティーを美味しく楽しむための淹れ方と飲み方

せっかくローズヒップティーを飲むからには、正しく淹れて、美味しくいただきたいものです。
ローズヒップティーを淹れるためには、マグカップやティーポットを用意します。

(1) まず熱湯を用意して、カップやティーポットにローズヒップティーのティーバッグやドライハーブを入れます。

(2) 熱湯を注ぎ入れて、3分から5分蒸らして出来上がりです。

ティーバッグやドライローズヒップを長時間入れたままにしておくと、より濃く抽出されて酸味もアップします。

ドライタイプのローズヒップティーには、ファインカットとシェルカット、パウダータイプの三種類がありますが、シェルカットのものはファインカットより長めに抽出することがお勧めです。

パウダータイプは抽出時間がいらないものが多いので、そのまま待たずによく混ぜるだけでローズヒップティーを楽しむことができます。
酸味が苦手な場合は、はちみつを加えても美味しく頂くことができます。

飲み方としては、一度に大量に飲まず、一日に何回かに分けて飲むことがポイントです。
ビタミンCやビタミンB群などのビタミン類は、一度にたくさん摂取しても、吸収できる量を越えれば尿として排出されてしまうので、カップに1杯ずつ、時間を置いて、一日に2～3杯を目安に飲むようにしましょう。

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