> >

ジュニパーベリーの美容・健康効能が知りたい!味と香りは?



ジュニパーベリー

ブルーベリーにストロベリー、ラズベリー、クランベリーなど、ベリーと言われる実には、抗酸化作用を始めとする様々な美容や健康効果があることから、ドリンクやサプリメント、ドライフルーツとしても大変人気がある食品です。
そんなベリーと似ている、ちょっぴり大人な雰囲気の、ジュニパーベリーという実をご存じでしょうか?
見た目はブルーベリーとよく似た、深い藍色をした小さな実であるジュニパーベリーは、美容や健康に優れた効果がいっぱい詰まったハーブとして、ヨーロッパなどで古くから薬や魔除けとして使用されてきた植物です。
万能薬として長い歴史を持つジュニパーベリーの効能や味、気になる香りについてご説明していきたいと思います。

スポンサードリンク


 

ジュニパーベリーはどんな植物なの?

ブルーベリーやラズベリーはよく耳にするけれど、ジュニパーベリーという名前はあまり聞いたことが無いという人も多いかもしれません。
確かに日本人の日常生活では馴染みの無い人も多いジュニパーベリーですが、主にヨーロッパに生息している植物で、秋になるとまるでブルーベリーのような深い藍色の小さな実をつけることが特徴です。

そんなジュニパーベリーが生息するヨーロッパでは、古くは15世紀頃には薬として医療に用いられていたと言われています。
しかも、ライムのような爽やかでちょっぴりスパイシーな香りが、高いリラックス効果をもたらすことからも、ジュニパーベリーの枝を焚いて、病室の空気を浄化するということが、中世のヨーロッパでは続けられてきました。

コレラなどの怖い伝染病が大流行することもあった時代、デトックス効果やリラックス効果、抗酸化作用を持つジュニパーベリーは、お酒に漬けてその成分を抽出するなどして、万能薬として大変重用されていたと言われています。
また、現代においては、その優れた美容・健康効果が注目され、スパイスやアロマオイル、ハーブティーやサプリメントとして、たくさんのジュニパーベリー配合の商品が販売されています。

 

ジュニパーベリーは美容や健康に欠かせない効能がいっぱい

ジュニパーベリーは、見た目はブルーベリーととても似ていますが、実際は果物としてではなくハーブとして、中世ヨーロッパの医療の現場で用いられてきた植物です。
その効能は多岐に渡り、また健康だけでなく、ダイエットや美肌を目指す女性にとっても欠かせないとても優れたものばかりです。

利尿作用で体の水分バランスを整える

人の体は食生活や体質、生理周期などで、どうしても体の中に余分な水分を溜め込みがちです。
余分な水分が体内に溜まってしまうと、むくみなどの原因になるだけでなく、ダイエットをしても痩せにくくなってしまいます。

ジュニパーベリーの持つ健康の効能として特徴的なのが、そんな体内の水分バランスを整える効果です。
また、高い利尿作用があることから、体内に蓄積してしまった老廃物や毒素などを効果的に尿と一緒に排出することもできます。
このことから、ジュニパーベリーを摂取すると、体の中の水分バランスを整えるだけでなく、デトックス効果も発揮して、ダイエットや健康維持に優れた効果を実感することができます。

 

体を温める効果や抗酸化作用によるアンチエイジング効果もある

女性の体は体の真ん中に子宮があることから、どうしても男性と比べて冷えやすいと言われています。
しかし体が冷えるということは、血液の流れが滞りがちになるだけでなく、新陳代謝も落ちる上に、ホルモンバランスが崩れる原因にもなって、生理不順や月経前症候群の原因にもなってしまいます。

ジュニパーベリーは、摂取することでそんな冷えやすい女性の体を温める効果を発揮します。
また、優れた抗酸化作用もあるので、ストレスや紫外線を浴びることで発生してしまう活性酸素を除去し、病気や肌トラブルの予防や改善をするだけでなく、アンチエイジング効果も期待することができます。

 

胃腸の調子を整える効果もある

食欲がどうしても無い時や、胃腸の調子がいまいちな時にも、ジュニパーベリーは効果を発揮します。胃腸の機能を高めて消化を促進したり、腸内に溜まったガスを改善する効果があるので、食べ過ぎてしまった時や、疲れなどで胃腸の調子が芳しく無い時には、ジュニパーベリーを摂取して、お腹の元気も取り戻していきましょう。

 

心身をリラックスさせる効果

中世よりジュニパーベリーの枝は、伝染病などが流行する病棟の空気の浄化をするために焚かれてきた歴史があります。
このことからも、優れた浄化作用を持つジュニパーベリーには、心身をリラックスさせる効果があると言われています。
不安などのネガティブな感情を浄化して、前向きで明るい心になるためには、ゆったり余裕を持ったリラックスした気持ちが必要です。
ジュニパーベリーの爽やかな香りを利用して、気持ちのバランスも整えていきましょう。

 

ニキビが気になる肌を改善する効果もある

思春期の人だけでなく、肌の水分と皮脂のバランスが乱れがちな大人のインナードライ肌の人の中には、ニキビが気になる人も多いものです。
そんなニキビに対しても、ジュニパーベリーは抗炎症作用を発揮します。
抗酸化作用によるアンチエイジング効果との相乗効果で、ニキビの炎症を和らげるだけでなく、ニキビができにくい安定した肌質へと改善する効果もあります。また、できてしまったニキビ跡を目立たなくする効果もあるので、ニキビの気になる肌を幅広くサポートすることができます。

 

気になるジュニパーベリーの味は?

ジュニパーベリーはヒノキ科の植物で、秋にブルーベリーのような藍色の小さな実をたくさん実らせます。
ブルーベリーのような見た目なことから、味も甘いものを想像しがちですが、実はジュニパーベリーはスパイスとしても使用されるハーブなことから、その味も甘くない、すっきり爽やかでスパイシーなものです。
食品としてはサプリメント以外にも、ハーブティーやスパイスとしても販売されているので、好みの商品でジュニパーベリーを味わってみましょう。

 

見た目とはちょっと違う?大人な香りを持つジュニパーベリー

古来よりヨーロッパでは薬として使用されてきた歴史があるジュニパーベリーは、ハーブティーやサプリメント、スパイスとしてだけでなく、アロマオイルとしてもたくさんの種類が販売されています。
ブルーベリーのような可愛らしい見た目と反して、すっきり爽やかな味が特徴のジュニパーベリーは、その香りもとてもスパイシーな大人っぽいものです。

分かりやすいものでは、お酒のジンです。あの何ともスパイシーで爽やかなとてもさっぱりしたジンの香り付けに使用されているのがジュニパーベリーです。
リラックス効果もあるジュニパーベリーのそんな魅力的な香りを、アロマオイルやハーブティーとして取り入れて、一日の疲れを癒したり、不安な心を浄化していくこともお勧めです。

 

ジュニパーベリーのアロマオイルもあります

アロマオイルで入手しやすいものでは、生活の木のジュニパー精油(3ml 972円税込)です。アロマオイルはごく少量で十分香りも効果も実感することができるので、アロマポットで香りを楽しむ以外にも、お湯を張ったバスタブに数滴垂らしてアロマバスとして楽しんだり、手持ちの無香料のクリームなどのスキンケアアイテムと混ぜて、香りや抗炎症作用を感じるのもお勧めです。

 

手作りボディーパウダーにも!

暑い季節には、それぞれ大匙1杯程度のコーンスターチと重曹に数滴のジュニパーベリーのアロマオイルを垂らしてよく混ぜた、手作りボディーパウダーもお勧めです。
コーンスターチが肌をサラサラに保ちながら、重曹とジュニパーベリーの消臭効果で汗の匂いを緩和することができます。
肌にもとても優しいので、気になる人は是非作ってみましょう。

このエントリーをはてなブックマークに追加


スポンサードリンク
スポンサードリンク

Comments are closed.