美容にも大切な成長ホルモン。生活の中で無理なく増やす方法は…すでに知っていること？

大人になるにしたがって減って行く成長ホルモンですが、ライフスタイルの中で増やすこともできるんです。
成長ホルモンを促す方法のカギは、３つあります。それは、「睡眠」「運動」「食事」です。

睡眠はとればとるほどいいというわけではありません

睡眠時間よりも眠りの質のほうが重要です。
寝始めてから３時間ほどはノンレム睡眠と言って深い眠りに入っていますが、この間に成長ホルモンの分泌量は最大になることが知られています。
肌の再生時間は夜１０時～夜中２時と言われていますが、これはこの時間帯に成長ホルモンが大量に分泌されるからです。
とは言え、この時間帯に寝るのがなかなか困難な生活スタイルの人も多いですよね？そういう人は、なるべく寝つきをよくする工夫をして、眠ってすぐに訪れる３時間のノンレム睡眠を大事にするようにしましょう。
グリシンというアミノ酸は睡眠の質を高めてくれるものですので、寝る前に飲むと効果的ですよ。

運動を取り入れよう

「運動」においては、スクワットのようなスロートレーニングのほうが成長ホルモンの分泌を促すと言われています。
筋肉に負荷をかけることによって、修復させるために成長ホルモンが分泌されるのです。
１５分～３０分ほどの運動時間で効果が出てきますので、毎日続けることができますね。
更に眠る前のストレッチは副交感神経モードにスイッチさせるのに有効なので、睡眠の質がよくなり、成長ホルモンの分泌が活性化されます。軽い有酸素運動を定期的に取り入れるのも、深部体温が調節されて睡眠の質を高めてくれますよ。

アルギニンを沢山含む食事を心がける

最後に「食事」ですが、成長ホルモンの分泌に効果的な食べ物として、アルギニンを含むものがあります。
大豆食品や乳製品、肉・魚、ナッツ類に多く含まれています。
ダイエットと称して肉・魚をずっと食べないでいると、代謝や免疫力が落ちて病気にかかりやすくなったり、肌がカサカサになったりします。もちろん食べ過ぎはNGですが、全く食べないというのはおすすめできません。
体が欲しているものを適度に与えてあげることが、健康につながります。体の声に、毎日耳を傾けてあげてください。

全部当たり前のことじゃない！思いました？

以上、ホルモン分泌を促す方法として、３つのカギを見てきました。
睡眠と運動と食事に気をつけるなんて、そんな当たり前のこと？と思った人もいらしゃるかもしれませんね。

その通りです。

わたしたちは当たり前のことが人間の体にとって大事であることを確認する必要があります。

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