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イタリアの味を楽しむレシピ「ドライトマトとあさりのアクアパッツァ」



桃太郎トマト
 
 トマトが美容にも健康にもいいことはご承知の通りです。トマト、と一概に言っても様々な種類があります。一般的なトマトから、少し小ぶりで甘味の強いフルーツトマト。ミニトマトに黄色や緑のトマトまで。品種改良されたトマトがいっぱいです。


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ただ、イタリアの方では、トマト生で食べるだけでなく、乾燥させて保存食とし、料理に使われているそうです。

 

栄養が凝縮されたドライトマトを使って

 「ドライトマト」は、少し大きめのスーパーや、海外の食材を扱う専門店などで見つけることができます。皺くちゃで縮んだトマト。日本ではあまりなじみはありませんが、イタリアでは定番の保存食。乾燥させているだけあって、栄養素も凝縮されています。

 いつものトマト料理に飽きてきたら、少し変わったトマトを使って、ルーティンになってしまった食卓に変化をもたらせましょう。

 では、ドライトマトを使ったレシピのご紹介です。

 

ドライトマトとあさりのアクアパッツァ

材料

ドライトマト・・・一瓶
あさり・・・1パック
カジキマグロ・・・1切れ
ニンニク・・・1片
白ワイン・・・1カップ
塩、こしょう・・・適量
オリーブオイル・・・適量

 

作り方

1、あさりは暗所で水に浸しておき、砂抜きをしておく。

2、カジキマグロは6等分に切っておく。

3、ニンニクはみじん切りにしておく。

4、砂抜きできたあさりは、キッチンペーパーなどで水気を拭き取っておく。

5、鍋にオリーブオイルを入れ、3のニンニクを加えて、弱火で炒めて香りを立たせる。

6、4のあさりを加えて炒め、殻が開いたら2のカジキマグロとドライトマトを加え、混ぜ合わせる。この時、あさりの殻が開かないものがあったら取り除いておく。

7、白ワインを加え、蓋をしてしばらく蒸し焼きにする。

8、白ワインのアルコールが飛んだら、塩、こしょうをして味を整え、軽く混ぜ合わせて出来上がり。

 
 普通のトマトだと、煮崩れてしまい、トマトスープのようになりがちですが、ドライトマトは、トマトのうまみがしっかり溶け出し、いつものさっぱりとしたトマトの味わいとは一味もふた味も違う、コクのような風味が加わります。

 

ドライトマトで食卓に変化を♪

 このドライトマト。乾燥したものをオリーブオイルに漬けた瓶詰もあります。オリーブオイル漬けのドライトマトは、フルーティーなオリーブの香りが加わって、さらに複雑な味わいになっています。刻んでパスタソースとして使えるほか、ご紹介したアクアパッツァにも使えます。ご紹介したレシピは、乾燥トマトをそのまま使いましたが、オイル漬けのものを使う場合は、細かく刻んで加えると、より濃厚な風味が味わえますよ。

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この記事は当ブログのライター「サッチモ・ルイザ」が書きました。

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