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症状が似ていて間違えやすいアレルギー肌と敏感肌の違い。混同すると治りが悪くなる



敏感肌

 

敏感肌とアレルギー肌は、症状が似ていて間違えやすいです。化粧品を使って肌がかゆい、ピリピリする、赤みが出る…どちらもこのような症状を招きます。だから同じようなモノだと勘違いする人が多いのですよ。

 
実はこのふたつは、症状が似ていてもまったく別物。それは発症する原因が違うのです!
ここではアレルギー肌と敏感肌の違いを紹介しましょう。

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アレルギー肌はアレルゲンに対して反応する

アレルギー肌の人がアレルギー物質に触れると、かゆみやピリピリ、赤みなどの症状が出ます。逆に触れなければ症状がでないので、安心して使えます。
化粧品を選ぶときは、アレルギー物質を含まないものを選べば、安心して使えますよ。特定の物質にさえ触れなければ、健康肌の人とかわりません。
ただアレルギー物質を顔だけにつけると、全身にかゆみや赤みが出ます。これがアレルギー肌の特徴のひとつなのです。

 

 

敏感肌はどんなものにも反応する

敏感肌は、外的刺激から肌を保護する機能が衰えて、かゆみやピリピリ、赤みなどの症状が出ます。紫外線、空気の湿度や温度、化粧品、細菌…どんなものでも症状が出ます。
肌を保護するのは、健康な角質層です。『肌バリア機能』がさまざまな刺激から守ってくれます。肌バリア機能が低下すれば、敏感肌は改善されません。

 
症状を悪化させてしまうのは、間違ったスキンケアによる肌の乾燥、ストレスや腸内環境の乱れ、睡眠不足などです。まずは角質層を健康にするスキンケアをやりましょう。同時にストレス発散や食生活、睡眠不足を解消するのが、大切です。

 

 

アレルギー肌や敏感肌でなくても…生理周期で反応することも

普段は何も感じなくても、生理周期の黄体期にだけ、かゆみやピリピリを感じることがあります。敏感肌やアレルギー肌になったのかと勘違いしかねません。
黄体期に刺激を感じる理由は女性ホルモンの影響で、一時的に肌バリア機能が低下するからです。肌が敏感な状態なので、特別なスキンケアは避けたほうがいいでしょう。乾燥しやすいので、いつも使っている化粧水でたっぷりとつけ、ベタつきと乾燥をおさえましょう。

 
黄体期が終了し卵胞期になれば、症状は自然に改善されます。

 
ネットのサイトを見ると、敏感肌とアレルギー肌を同じような扱いで説明しているところがありますが、同じではありません。それぞれに見合った正しい方法でケアしなければ改善させられないのです。まずは自分でどちらかをしっかり見極めましょう。

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この記事は当ブログのライター「ゆっち」が書きました。

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