ダントツ多い肌トラブル。それが乾燥肌。最初に見直すべきことは食生活と洗顔方法

肌トラブルの中でも、最も多いといわれているのが乾燥肌です。乾燥肌の大きな原因となるものには、血行不良、ホルモンバランスの崩れ、食生活の乱れ、間違った洗顔方法などが挙げられます。
このような原因の中で、いち早く改善を行えるのは食生活の乱れと間違った洗顔方法でしょう。

食生活の乱れ

食品の嗜好は、ご自身で意識していなくても自然に決まっているのではないでしょうか？
たとえば、栄養バランスの整った食事を意識しているうちは、できる限り好き嫌いなくまんべんなく栄養素を摂取しようと考えるものですが、少し気を抜いてしまうと、また元通りの偏った食事に戻っていた・・・このようなことは、よくあることなのではないかと思います。

 
ですが、季節の変わり目など、特にお肌に変化が現れやすい季節でないのに関わらず、急にお肌の乾燥が気になりはじめたとしたのであれば、まずは食生活の乱れに目を向けてみましょう。

肌トラブルを避けるには？

乾燥肌などのトラブルを感じないお肌をキープするためには、偏食を避け、できる限りたくさんの栄養素を摂取する必要があります。
その中でも、特に美肌に対して大きく貢献してくれるのが「ミネラル」と「ビタミン類」です。
皆さんの中には、ダイエット中にお肌がカサカサしてしまったご経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないかと思いますが、これは極端な「ミネラル」と「ビタミン類」の不足によるものです。

 
そのようなことにならないためにも、普段からミネラルを多く含むレバー類、牡蠣、乳製品などを積極的に摂取しておきましょう。ただし、乳製品は全般的にカロリーが高めですので、摂取のし過ぎにはご注意を。
さらに、ビタミンＣを多く含む緑黄色野菜やフルーツ、ビタミンＡを含むウナギ、ビタミンＥを含むナッツ類、青魚の積極的な摂取も、乾燥肌の予防と改善に大きく役立ちます。

間違った洗顔方法

乾燥肌の方に特に気をつけて頂きたいのは、洗顔のし過ぎです。
たとえば、乾燥が気になるお肌の場合、夜には念入りなケアを行っているのではないかと思います。
すると、翌朝目覚めたときにはお肌に油分が浮き、ベタベタになっていることがあるでしょう。乾燥肌の方であっても、皮脂の分泌がまるっきりないのかといえば、そのようなことはなく、就寝時にはしっかりと皮脂が分泌されています。

 
それが気になって朝から強い洗顔を行ってしまうと、お肌に残しておきたい油分、水分、常在菌が取り去られ、乾燥肌に拍車をかける結果となります。

朝の洗顔はここまでしっかり行わなくても大丈夫

夜の洗顔であれば、１日の汚れ(外部からのほこり、メイク、皮脂や汗など)を綺麗に取り除く必要があります。
ですが、朝の洗顔の目的は汚れを取り除くためのものではなく、就寝時に分泌された皮脂や汗を取り除くためのものです。
つまり、夜の洗顔ほどきっちりと行う必要はないということ。
乾燥肌の方の朝の洗顔は、ぬるま湯でさっと流すだけでも十分ですが、どうしても洗顔フォームや石鹸を使用したいのであれば、洗浄成分の弱い製品を選び、たっぷりと泡立てた泡で軽く包むようにして行い、ぬるま湯できちんと洗い流しましょう。

乾燥肌におススメの成分とは？

実は私自身、ひどい乾燥肌に悩まされた時期があります。ですが現在では、手作りアロエ化粧水の使用により乾燥肌に悩まされることはまずなくなりました。
そのようなわけで、皆さんにもぜひ手作りアロエ化粧水をおススメしたいところではありますが、アロエが手に入らない、作る手間が大変・・・などの理由で、難しい場合もあるでしょう。

 
そこで、おススメしたいのが次の成分です。

オイルってベトつくんじゃ？

オイルと聞いてしまうと、ベタつくイメージをお持ちの方も多いことでしょう。ですが、それはオイル分の配合率の問題であって、化粧水の場合では気になるほどベタつくことはありません。

 
現在、オーガニックコスメの専門店などでは、上記の成分配合で低刺激性の化粧水が数多く販売されています。
添加物などの成分が気になる方は、そのようなショップへ足を運び、どのような成分がどれくらい配合されているのか、確認してみるとよいでしょう。
また、お肌の健康を考えた場合、パラベンやフェノキシエタノールなどの添加物配合の製品はできる限り避けたいところではありますが、アレルギーなどの症状が現れている場合は除き、神経質になり過ぎる必要はありません。強いて言うのであれば、添加物配合量が少なめの製品を選ぶということです。

 
乾燥肌が起こってしまう原因はさまざまですが、特に食生活と洗顔方法はお肌の調子を大きく左右します。乾燥肌の改善を行うためには、焦らずに今できることからはじめるという心構えが大切です。

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