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血管年齢を下げる!老化物質『AGEs』を効果的に抑える3つの方法



女性
 
日本ではアンチエイジングというと、つい肌や髪の毛といった美容にのみ目が行きがち。そのため、見た目を若々しく保つための方法というと、肌へのケアのみに重点を置いてしまいます。


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しかし、見た目の年齢は、とある年齢と比例するということが近年わかってきました。それが、血管年齢です。血管年齢が上がれば上がるほど、見た目の年齢もそれに比例して上がっていくというのです。

一体何故なのでしょうか?それは、肌や血管内にできる『AGEs』という物質が関係しているんです。

 

体の老化原因『AGEs』

『AGEs』というのは、体の細胞や組織のたんぱく質が糖と結びつき、体温によって熱されて『糖化』した物質のことを言います。この糖化は、血液内に過剰なブドウ糖があると起こります。つまり、血糖値が高い時というわけです。

この糖化が起きると、たんぱく質が茶色くて固いAGEsになってしまいます。本来持っていたはずの弾力性が失われてしまうので、肌のたんぱく質がAGEsになるとしわやたるみの原因に、血管の場合は動脈硬化の原因になります。血管年齢と見た目の年齢が比例するというのは、こういう訳があったんです。

このAGEsは、まだできたばかりの初期段階ならば、血糖値が下がると共に普通のたんぱく質に戻ることができます。しかし、長い間高い血糖値に晒され続けると、変化したまま二度と元に戻らなくなってしまいます。つまり、不摂生を続けてAGEsが体に増えた後に若返ろうと思っても不可能という訳です。若い頃から気をつける必要があるということですね。

 

『AGEs』を溜めないために今日からできること

AGEsができるのは、たんぱく質と過剰なブドウ糖が結びつくためです。そのため、食後の血糖値の上昇を抑える必要があります。

 

糖分の摂り過ぎは厳禁

つまり、一番気をつけなければいけないのは、糖分と糖質の取りすぎです。甘い食べ物を定期的に摂取していると、血糖値がその都度ガンガン上がってしまうので控えましょう。また、白米や食パン等の、精製した白い穀物の食べ物も控えたほうがいいでしょう。できるならば、白米よりは玄米、食パンはライ麦パンや全粒粉パンにした方がいいです。

 

揚げ物、焼いたものは控えめに

また、揚げ物や焼いた物といった焦げ目が付くような調理法は、食べ物にAGEsができてしまいます。摂取すると、多少なりとも私たちの体の中に残ってしまいますので、茹でるもしくは蒸された料理の方が望ましいです。といっても、あまり神経質になってもストレスが溜まるので、気がついたら程度でいいと思います。

 

食後に軽い運動を

また、食べた一時間後に血糖値がピークになるので、その時に運動をするといいでしょう。運動によってブドウ糖が消費され、血糖値が下がります。ストレッチや、片足だけで立つといった軽い運動でも効果がありますので、是非やってみてください。

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