美味しさと美肌作りとを両立させる食材と栄養素【秋の味覚編】

 
秋は美味しい物がたくさん。でもついつい食べ過ぎて、肌荒れの原因になってしまうことも。季節の食べ物で肌に良いものは何でしょうか。

 
秋は食べ物が美味しくて、ついつい食べ過ぎてしまいますね。ケーキ屋さんのウィンドウには、かぼちゃやお芋・栗を使ったケーキがずらり。それにチョコ系も主張をしています。これらを好きなだけ食べていたら、体脂肪の増加と共に肌の悩みも深刻になりそうです。

 

食事も肌のことを考えて

ズバリ、次の３つを心がけてください。

 

旬の食べ物では何がいいの？

まず、野菜ではビタミンＡ豊富な緑黄色野菜が大切です。秋にはホウレンソウ・ブロッコリー・青唐辛子・チンゲンサイ・オオバ、そしてニンジン・カボチャが美味しくなりますね。加熱してたっぷりとることが大事です。

果物では、カキ・みかん・リンゴ・キーウィが旬を迎えます。新鮮な果物のビタミンＣは美肌効果があります。１日１食は果物をとりましょう。

魚介では、サンマ・秋サバ・戻りカツオ・牡蠣などをお店で良く見ると思います。新鮮な魚介のエイコサペンタエン酸（ＥＰＡ）やドコサヘキサエン酸（ＤＨＡ）は老化防止効果があります。肌の老化防止に役立てましょう。

 

新米がいただけることに感謝を

食事をするときの「いただきます」とは食べ物に感謝することばですね。秋には、農家の方が８８回の苦労をして収穫してくれた新米が届きます。お米は食物繊維が豊富です。米を主食とする日本人は他の国の方よりも肌がきれいで若々しいと言われています。今年も新米を食べることができることに感謝して、よく噛んで味わって食べましょう。

 

便秘解消には食物繊維を摂って

便秘解消のため、食物繊維たっぷりのサツマイモ・栗、カボチャを食べましょう。秋はサツマイモがたくさん出回っています。季節の食物繊維でお腹をすっきりさせましょう。みるみる肌の調子がよくなりますよ。キムチや納豆、ヨーグルトなどの発酵食品も便通をよくします。もちろん、適度な運動をすることが腸の動きを良くすることを忘れないでください。