2種類あるホホバオイル。アロマテラピーで使うなら何を選んだら良い？

肌に髪にと美容にぴったりなのがホホバオイルです。万能に使えるうえすぐれた美容効果をもたらすのでアロマテラピーにはぜひ取り入れたいもののひとつでしょう。

ここではアロマテラピーで使うホホバオイルはどのようなものがいいのかをまとめました。

ホホバオイルには精製品と未精製品がある

大きくわけてホホバオイルには精製品と未精製品があります。精製品は透明な色をしており、未精製品は黄色い色をしているのですぐに見分けがつくでしょう。

通常日本でホホバオイルと言えば精製品をさします。使い心地がよく低刺激で敏感肌にぴったりと言われており、多くのユーザーから支持されています。一方未精製ホホバオイルはミネラルなどが豊富に含まれており、美肌に効果的なところが魅力です。

精製ホホバオイルは使い心地がいいけれど…

とても使い心地がいい精製ホホバオイルですが、実は欠点があります。それはオイルにほとんど栄養がないということです。精製ホホバオイルは未精製商品の残りカスから作られており、作る工程でも高温処理などの化学処理をして作られるので栄養が破壊されてしまうのです。最終的にはほぼ美容効果がなくなってしまい、栄養のないワックス成分だけになってしまうのです。

ワックス成分だけなので肌につけるとのびがよくさらりとした質感に、髪に使えばワックス効果でさらさらに仕上げます。使い心地はいいけれど栄養のないオイルなので、キャリアオイルそのものの作用を得ることは難しいと言えるでしょう。

低刺激の裏側には栄養が抜けてしまっていると言うデメリットがあるのです。もしホホバオイルのすばらしい作用を得たいのなら未精製品を選ぶのが正解でしょう。

アロマテラピーにぴったりの未精製ホホバオイル

未精製品のホホバオイルも敏感肌にぴったりです。ただ自然界で培ったさまざまな栄養素が含まれているので、もしアレルギーを持っていれば反応してしまうことがないとも言い切れません。カスから作られた栄養空っぽの精製品は大丈夫でも、未精製品はダメな人はそのような理由が考えられます。

でもやはりアロマテラピーの魅力はエッセンシャルオイルとキャリアオイルからの無添加の力を得ることです。ふたつの相乗効果で、よりからだに作用を得られるところがアロマテラピーの良さなのではないでしょうか。精製品のホホバオイルではそれはかなえられません。なので、キャリアオイルの効果を得たいのなら未精製品を選ぶことをおすすめします。では未精製品のホホバオイルの魅力とはどのようなものなのでしょうか。

 
「未精製ホホバオイルのメリットとは？その魅力と精製品との違い」へ続きます。
 

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