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乾燥肌について知ろう……肌から水分が失われる原因とメカニズム



肌質チェック
 
女性のお肌の悩みNO.1”乾燥”。
季節を問わずにカサカサ、ガサガサで就寝前にどんなに一生懸命スキンケアをがんばっても朝にはカラカラ……そんなお肌の乾燥に悩んでいる女性は多いのではないでしょうか?

乾燥肌は悪化すると、皮膚の皮剥けやニキビ、皮脂の過剰分泌など肌トラブルの原因になってしまったり、シワやたるみなどお肌の老化にもつながります。


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そんなお肌の大敵である乾燥肌を改善するためには、まず乾燥肌のメカニズムについてきちんと理解したうえで対策を立てることがとっても大切!

 

健康な肌と乾燥肌の違い

まず、”健康な肌(普通肌)”は皮脂量と水分量が最適なバランスで保たれ、肌の保湿に欠かせない天然保湿因子(NMF)や角質細胞間脂質も十分に足りている肌を言います。
そして、それらの働きによって肌のバリア機能も正常に機能している状態です。

肌のバリアが正常に機能していると、肌の内部に水分をしっかりと閉じ込めうるおいのある肌を維持することができます。
さらに皮脂の分泌量が適切に保たれていると、水分蒸発を防ぐだけではなく肌を外部刺激や汚れなどからしっかりとガードすることで肌に対するストレスや刺激を軽減し肌トラブルも起こりにくくなるのです。

しかし乾燥した肌は、加齢や生活習慣、環境、ストレスなどなんらかの原因によって天然保湿因子(NMF)や角質細胞間脂質が減少……さらにお肌の水分量と皮脂量のバランスも崩れてしまい角質層が荒れて穴だらけになりバリア機能も正常に働いていません。

そのため、お肌に与えられた水分はすぐに蒸発してしまい肌の乾燥が続きます。
さらに、ちょっとした刺激にも反応しやすくなり冷たい風による刺激やほこりなどの汚れによるダメージによって肌のトラブルが起こりやすくなってしまうのです。

 

乾燥肌になる原因

乾燥肌の原因として多いのは

●加齢による皮脂や天然保湿因子、細胞間脂質の減少
●自分の肌に合っていない間違ったスキンケア
●睡眠不足やエアコン、紫外線など肌に負担をかける生活習慣
●ストレス
●乱れた食生活

などがあげられます。

中でも、皮脂や天然保湿因子、細胞間脂質の減少は20歳をピークに少しずつ始まり60歳では1/2まで減ってしまいます。
そして、その減少していく保湿成分を補わずに放置していたり、間違ったスキンケアを続けていると肌の中の水分量はどんどんと少なくなりコンディションは最悪……乾燥が悪化し、カサカサ、ごわごわで少しの刺激にも耐えられない敏感肌に進化してしまうのです。

そうなってからでは、健康な肌に戻すためには相当な努力が必要になってしまいます。

なかなか乾燥肌が改善しない……そんな人は一度、自分のお肌の状態やライフスタイルについてしっかりと向き合い本当に今のスキンケアが正しいか、生活習慣に乾燥肌を悪化させている原因がないか、食生活に問題はないか、など乾燥の原因を確かめてみましょう。

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