混合肌の盲点!Tゾーンをどこも同じ方法でお手入れしていませんか?
顔の中で乾燥する場所と、皮脂の多い場所が混在する面倒な肌タイプ、混合肌。
混合肌をバランスの良い、健康肌へ導くお手入れ方法を発信します。
皮脂の多い場所のケア方法
肌には一般的に皮脂の分泌が多いとされる、おでこと鼻を合わせてTゾーンと呼びます。
Tゾーンと一括りにしてしまいがちなおでこと鼻ですが、実際よく観察してみると性質が違うことがわかります。
鼻部分の肌の特徴
主に起きやすいトラブルとして、
●毛穴が目立つ
●毛穴の黒ずみがある
●小鼻の横にニキビが出る
などが挙げられます。
特に鼻の毛穴は根深く、皮脂腺の多い場所のために毛穴が詰まりやすく、ニキビや毛穴の黒ずみができやすいのです。
小鼻の横に赤く炎症を起こしたニキビが出来たり、赤みがあって肌の色にムラがあるのも、皮脂が多すぎることで、毛穴が詰まりやすいという特徴によるトラブルです。
額部分の肌の特徴
おでこも皮脂量は多い場所ですが、鼻の肌悩みと少し違います。
ホルモンバランスが不安定な思春期には、たくさんのニキビができる場合があります。
しかし成人女性であればこのような悩みは少なく、化粧崩れや皮脂テカリが気になる場所に留まっています。
こめかみ部分の肌の特徴
意外と見落としがちなのが、こめかみ部分です。
額と一緒だとみなすこともありますが、ニキビが出るトラブルの原因に一番多いのが洗顔の際の洗い残しです。
額よりもしわが出来にくい分、ケアを怠りがちな場所です。
眉毛が消えやすいという人は、アイブロウペンシルなどのアイテムが悪いのではなく、皮脂の多さによる化粧崩れのせいかもしれません。
皮脂の多いその他の部分
一般的に皮脂の多い部分は、上に挙げた額と鼻とこめかみですが、人により肌の状態は様々です。
他にも人によっては、下唇のすぐ下の顎のあたりや、目の下に位置する三角ゾーンがべたつくという方もいるかもしれません。
まずは自分の肌の状態を正確に知って
自分の肌の状態を知ることで、どの部分が乾燥肌用のケアをすればよいのか、脂性肌のケアをすればよいのかを知ることができます。
化粧崩れがしやすい場所をあらかじめ確認しておけば、短時間で化粧直しができたり、朝のお化粧の時点でファンデーションの塗り方を変えたりして、持ちをよくすることもできます。
ぜひ意識的に鏡を見て観察してみてくださいね。