積み重ねがシミの原因になる「うっかり焼け」をしっかり防ぐ方法

 
年齢とともにどうしても増えてしまうシミ。できてしまったシミを薄くするケアも大切ですが、一度できるとなかなか消えにくいのも困ったところです。できればできる前に予防したいですよね。

シミの最も大きな原因が、紫外線です。紫外線を浴びると肌内に、シミの元となるメラニンが作られやすくなります。こうして溜まったメラニンがシミとなって現われてしまうのです。

 
シミを防ぐためには、紫外線から肌を守ることが欠かせません。紫外線が肌によくないことは今や常識レベルで認知されており、赤ちゃん用の日焼け止めが売られているほどです。美容に関心のある女性なら、日焼け止めは当たり前のように使っていると思うのですが、それでもついうっかり焼けてしまう「うっかり日焼け」によってシミを作ってしまう方が多いです。うっかり日焼けの防ぎ方をご紹介します。

 

日焼け止めは年間通して使って

まず、夏や晴れた日だけでなく、1年中毎日、日焼け止めを使うことです。確かに紫外線量のピークは5月で、冬になると量は減ります。とはいえ、ゼロになるわけではありません。また、曇りや雨の日でも、紫外線はやはりゼロにはなりません。曇りの日は、晴れた日の7割程度の紫外線が降り注いでいると言われますので、日が差していないからといって日焼け止めを省略することはやめましょう。

 

日焼け止めは朝一番に

次に、朝起きたらすぐに日焼け止めを塗ることです。朝忙しかったり、休日だったりするなど、すぐにはメイクしない日もありますよね。日焼け止めを塗らずに、ちょっとだけ洗濯物を干しに出たり、ゴミ捨てに出たりすることもあるかと思います。しかし、その間の肌は紫外線に対して無防備な状態です。何十秒かの積み重ねが、シミにつながってしまうので、メイクをしない日も、日焼け止めは必ずすぐに塗るようにしましょう。

 

窓ガラスを通しての紫外線に注意を

また、外に出ないからといって日焼け止めを塗らないのも危険です。紫外線にはA波とB波というものがあります。そのうちA波は、一般的な窓ガラスを通って、部屋の中にまで降り注ぎ、肌に届いてしまいます。シミの原因になる紫外線はB波のほうなのですが、A波はシワやたるみの原因になるので、気をつけたいところです。

 

日焼けを徹底的に防ぐ「とりあえず塗り」

なかには、小さなお子さんがいらっしゃったりして、朝起きてすぐに洗顔をし、スキンケアをする時間や余裕がないという方もいらっしゃると思います。そんな方におすすめなのが、日焼け止めの「とりあえず塗り」です。これはその名の通り、洗顔していなくても、日焼け止めだけは塗っておくという方法です。

「洗顔してきちんとスキンケアをしてから塗ろう」と考えていると、「ちょっと洗濯物だけ干しちゃおう」「ちょっとゴミ捨てだけしてしまおう」と、日焼け止めを塗るのが遅くなり、うっかり紫外線を浴びてしまう時間が長くなります。先に日焼け止めだけでも塗っておけば、そういったうっかり日焼けを防ぐことができます。とりあえず塗っておき、一息ついたら、ゆっくり洗顔とスキンケアをしてまた日焼け止めを塗り直せばいいのです。

中には、とりあえず塗りをしてから1時間もしないうちに洗顔するという日も出てくるかもしれません。そうなると、ついコスト面でもったいない気がしてしまいますが、そういった場合は、普段使っている日焼け止めとは別に、多少リーズナブルな日焼け止めを1本用意しておくのがおすすめです。

 

うっかりが一番危険

以上が、うっかり日焼けを防ぐ方法です。せっかく一生懸命スキンケアしているのに、ちょっとした気のゆるみでシミができてしまうのは悲しいですよね。ちょっとしたコツでうっかり日焼けを防いで、シミを増やさないようにしましょう！