ターンオーバーを整えるために大切なスキンケアの3つのポイント

 
何度も同じ場所に繰り返しできる大人ニキビ、メイクをしても気になるニキビ跡を改善するには、肌のターンオーバーを整えることが最も大切です。

 
しかし良かれと思って行っているスキンケアが、実は知らず知らずの間に肌の負担となり、ニキビやニキビ跡の原因になっていることは意外と多いものです。
そこで、ターンオーバーを正常にするために押さえておきたい3つのポイントをご紹介したいと思います。

 

1. スキンケアやメイクは極力擦らない

ターンオーバーを正常に近づけるためには、洗顔や保湿などのスキンケアや、メイクをするときに肌を極力擦らないことが大切です。
肌は擦ると肌本来の保湿成分であるコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などを少しずつ失い、保湿成分を失った肌は水分保持力が下がって乾燥し、ターンオーバーが乱れてしまいます。
特にニキビ跡やニキビの気になる肌は毛穴の黒ずみや過剰な皮脂が気になるので、洗顔時など無意識のうちにゴシゴシ擦り過ぎてしまいがちです。
洗顔はよく泡立てた泡を顔に押し当てるように洗ったり、保湿やメイクは手のひらやスポンジで押さえるように付けるなどして、毎日の肌への摩擦を極力減らしていきましょう。

 

2. 肌の保湿をしっかり行う

ターンオーバーを正常に近づけるのに最も重要なのが保湿です。肌は保湿をしっかりすることで潤いが保たれ、ターンオーバーが正常なサイクルになり、あらゆる肌トラブルを改善することができます。
洗顔後に化粧水などでしっかり水分補給をしたら、必ず油分が含まれた乳液やクリーム、天然のオイルなどで蓋をしましょう。
大人ニキビの気になる肌は皮脂が過剰分泌しているので、一見乳液やクリームが必要無く感じられますが、実はインナードライと言われる内部の水分量が少ない場合が殆どです。
ニキビ肌用の乳液やクリームもありますし、ホホバオイルやオリーブオイルなどニキビを殺菌する効果のある天然オイルもあるので、毎日しっかり水分補給と保湿を心がけましょう。

 

3. 何をしてもニキビが治らない場合は敏感肌用の対策を

ニキビ肌用の化粧品を使用してもなかなかニキビが治らない。そんな場合はもしかすると肌が敏感で化粧品に含まれる合成界面活性剤や合成ポリマーが合わない場合もあります。
この場合はまず、クレンジングを止めて、洗顔を石鹸素地のみでできた固形石鹸に変えることをお勧めします。

また敏感肌でも比較的安心して使える化粧水としては、アロヴィヴィのトリプルローションや松山油脂の肌を潤す保湿浸透水、太陽油脂のナチュロンフェイシャルローション、小林製薬のオードムーゲ、尿素配合でドラッグストアなどでよく見かける天使の美肌水など、成分がシンプルで入手しやすい化粧水は意外とあるものです。これらの化粧水では保湿力が足りない場合は、化粧水の後にヒアルロン酸配合の美容液を加えると保湿効果が効果がアップします。最後にオリーブオイルやホホバオイル、スクワランオイルなどで蓋をすると、敏感肌でも肌に負担を感じず潤いがキープでき、ターンオーバーを整えることができます。