脂性肌の正しい洗顔方法~間違った洗顔が皮脂の過剰分泌の原因に!
クレンジングや洗顔はすべてのスキンケアの中で一番初めに行う大切なケアです。
洗顔をおろそかにしては、健康な肌を手に入れることはできません。
特にオイリー肌の人は”皮脂をしっかり落とす”ための洗顔を行いがちです。
しかし皮脂の落としすぎは皮脂の分泌が増える原因になっていることもあるのです。
あなたのクレンジングや洗顔方法、間違っていませんか?
脂性肌さんの正しいクレンジング
スキンケアの中でもクレンジングはとても重要なステップです。
クレンジングがおろそかになっていたりクレンジング剤が肌に合っていない場合、肌の乾燥や皮脂の過剰分泌、肌に残ったメイク汚れがニキビの原因になってしまうなどの肌トラブルの原因につながります。
まず、脂性肌の方はなるべくメイクを早く落とすように心がけましょう。
メイクや肌に付着した汚れなどは時間がたち皮脂とまじりあうと雑菌の繁殖を増加させます。そしてニキビや毛穴の黒ずみに毛穴の炎症、肌荒れなどのトラブルの原因に……。
なるべく長時間のメイクは避け、帰宅後はなるべく早くメイクをおとして清潔な肌の状態を保つようにしましょう。
また皮脂をしっかり落としたいからといって、皮膚をゴシゴシこすったり長時間のクレンジングは肌へのダメージとなるのでNGです。
そして負担が大きいお肌のクレンジングは1日1回で十分!
必要以上のクレンジングは肌トラブルの原因になることもあるので注意が必要です。
脂性肌さんの正しい洗顔
まず肌質にかかわらず、洗顔の基本は洗いすぎないこと。
特に、脂性肌さんの場合は皮脂によるベタつきやヌルつきが気になって、1日に何度も長時間の洗顔を繰り返しがちです。
しかし、過度の洗顔は肌への大きなダメージに!
洗顔を繰り返すことによって、
●摩擦によるダメージが蓄積されると肌荒れなどの原因になる
●角質が無理やり剥がされバリア機能が低下する
●保湿に必要な皮脂まで奪われてしまうため肌が乾燥し、それを補おうとさらに皮脂の分泌が活発になる
など脂性肌の悪化にもつながります。
洗顔は1日2回までに留めて
基本的に洗顔は、1日2回まで。
夏場など、どうしてもベタつきが気になる……、そんな場合も洗顔料はなるべく使用せずぬるま湯洗顔でやさしく皮脂を洗い流す程度にしましょう。
そして洗顔の基本は、手早くたっぷりの泡でこすらずにやさしく丁寧に洗うことです。
すすぎは、ぬるま湯で念入りに!
熱すぎるお湯は皮脂を必要以上に洗い流してしまうので冷たすぎない水かぬるま湯を使用するようにしましょう。
正しい洗顔方法を身につけて脂性肌を改善しましょう。