無意識の行動が脂性肌を悪化させる!皮脂分泌を招く2つのNG習慣
オイリースキンや脂性肌を悪化させないで改善するためには、毎日の生活習慣も大きくかかわってきます。
しかし、生活習慣というのは毎日あたりまえにほとんど無意識で行っている行動も多く、なかなか自分では意識しにくいですよね。
しかし、そんな自分では当たり前の習慣が実は脂性肌を悪化させているかも!?
脂性肌を悪化させる生活習慣、あなたは大丈夫でしょうか。
あぶらとり紙は皮脂のさらなる分泌を招く?
長期間脂性肌に悩まされている人にとって、外出時の皮脂ケアは一つの大きな課題だと思います。
そこで、習慣的に1日に何度も「皮脂が気になる → あぶらとり紙を使う」、こんな対処方法が当たり前になってはいないでしょうか?
実は、あぶらとり紙を1日に何度も使用する習慣は脂性肌を悪化させている可能性があります。
あぶらとり紙やあぶらとりフィルムといった皮脂を吸い取るタイプのアイテムは、お肌の皮脂を強力に吸い取ってくれますよね。
そのおかげで使用直後は乾燥してサラサラになりますが、皮脂の取りすぎによって皮脂腺が刺激され少し時間がたつと今度はさらにたくさんの油分が分泌され悪循環です。
また、何度もあぶらとり紙を肌に押し付けることで肌へのダメージとなり、肌荒れなどのトラブルにもつながるのです。
あぶらとり紙の代わりにティッシュを使って
そこで皮脂のケアにはあぶらとり紙の代わりに、適度に油分を吸収し肌への負担も比較的少ないティッシュを使用しましょう。
顔のベタつきやテカリが気になったとき、ティッシュで軽く押さえるだけでも十分効果はあります。その際には絶対にこすらないようにしましょう。
睡眠不足によるホルモンバランスの崩れ
睡眠は人間が健康に生きていくために欠かせません。
良質な睡眠は、1日の疲れを解消し内臓や体内のさまざまな場所の疲労を回復してくれます。では、そんな睡眠と脂性肌にはどんな関係があるのでしょうか?
脂性肌が悪化する原因のひとつに、睡眠不足による体内バランスの崩れがあります。
体内のバランスが崩れると自律神経が乱れたりホルモンバランスが不安定になってしまいます。
それによって、男性ホルモンが増加し皮脂腺を刺激することで皮脂の分泌が増えます。
また体内の油分を分解する肝臓の働きが鈍くなるため、吸収されにくくなった脂質が毛穴を通して体外に分泌されることが原因になっているケースもあるのです。
睡眠不足は脂性肌の悪化だけではなく、心身にいろいろなダメージを与える原因となるので、なるべくリラックスしながら十分な睡眠をとるように心がけましょう。