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女性周期によるアロマ活用法…生理前と生理期の肌に役立つ精油



乾燥肌
 
生理前に肌がベタついたり、刺激を感じたりする人は多いはず。黄体ホルモンの影響で肌バリア機能が低下し、いつも以上に刺激を感じやすくなります。またベタつき、くすみ、乾燥と肌にとっては最悪の時期と言えるでしょう。ではどのようなスキンケアをするのがベストなのでしょうか。


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生理前の不安定な肌におすすめのアロマ

肌が敏感になる生理前のスキンケアで使うべきアロマは肌へのやさしさと乾燥肌にぴったりなものを選びましょう。生理前は肌がベタつき、生理に入ると肌が乾燥します。敏感な状態になっているので時期に入る前に自分に合うアロマをあらかじめ選んでおくといいですね。以下が生理前におすすめのアロマです。

カモミールローマン・ジャーマン、ゼラニウム、パルマローザ、ラベンダー、ティーツリー、ローズ、ローズウッド…など

たとえ肌が敏感な時期でも人によってはどのアロマでも刺激を感じないことがあります。また濃度の違いによって感じることもあるでしょう。私は柑橘系全般、フランキンセンス、サンダルウッド……などで刺激を感じてしまうので、生理時期のスキンケアで使わないようにしています。自分の肌はどれが平気でどれがダメなのかをパッチテストをしてしっかり把握しておきましょう。

 

キャリアオイルもやさしさ重視で選ぼう

アロマテラピーの名脇役であるキャリアオイルはホホバオイルかスクワランオイルを使いましょう。ホホバオイルに含まれている「ワックスエステル」やスクワランオイルの「スクワラン」という成分はもともと人間の皮脂に含まれているので刺激を感じることは少ないでしょう。

またマカダミアナッツオイルも人間がもともと持っているパルミトレイン酸を含んでいます。高い保湿効果と浸透力があるので敏感でベタつく時期でも快適に使えますよ。アロマと同じく、個々に合う合わないのかがあるのでパッチテストをやってから使えば安心です。

 

フローラルウォーターは生理時期にぴったり

肌が敏感な生理時期にぴったりなのがフローラルウォーターです。エッセンシャルオイルを抽出するときに採れるので、エッセンシャルオイルよりもお肌への優しさが強いところが魅力でしょう。

特にカモミール、パルマローザ、ペパーミント、ラベンダー、ローズ、アロエウォーターなどが最適です。

アロマの成分を3%程度しか含んでいないので芳香するには向きませんが、直接肌に使えるところが魅力でしょう。好みでグリセリンやキャリアオイルを加えてもいいですし、ウォーター同士をブレンドし合っても、もちろんそのままでもOKですよ。スキンケアにぴったりですよ。

生理前は肌への刺激を感じやすいのでアロマを使うときにはやさしさ重視で選びましょう。もちろん日頃からパッチテストをすることも忘れないでくださいね。

 

アロマテラピーで効果が得られないときに

ほしい効果をアロマテラピーで得ようと思ったけど効果がなかった……そのような経験は誰にでもあるはずです。むしろどのアロマを使っても効果的だったという方のほうが少ないでしょう。それにはしっかりと理由があるのですよ。

 

いい香りだと感じるものを最優先に使って

アロマを選ぶときに最優先すべきことは香りです。好みでなければどんなにほしい効果があっても思うように作用を得られません。もしイライラを鎮めるものを使いたいのならラベンダー、イランイラン、フランキンセンス、ゼラニウム、オレンジ……などから自分の好みのものを選びましょう。

もし苦手な香りでもほしい効果を持ち合わせているもの同士をブレンドすれば違うイメージになり、いい香りと感じられることがあります。またディフューザーや手作り化粧品など……使い方でもまったく違って感じられるので、まず自分で試してみることがぴったりのものを探すためには大切ですよ。

私はゼラニウムを使ってアロマバスを作ると、青臭く感じてしまい苦手です。しかしディフューザーで芳香すればローズのような香りに感じられて癒し効果抜群に。またラベンダーとブレンドすれば私好みのせっけんのようになり、違ったイメージを楽しめます。

しかしオレンジ系のオレンジスイートやネロリはあまりいい香りだと感じません。一般的には好まれる香りですが、どうやら私とはあまり相性がよくないようです。他の香りとのブレンドで使えばいいと思える香りになるので活用できますが。

アロマの効果も大切だけどいい香りと感じなければ無意味になりかせません。まずは自分の好みの香りを探すことがアロマテラピーの効果を得るためには大切です。

 

体のサイクルによって香りや味の感じ方が変わることも

アロマのエッセンシャルオイルの香りは日によって感じ方が違います。同じようにハーブからできたハーブティーも同じことが言えます。いつもはいい香りに感じても別の日に嗅ぐとキモチ悪くなってしまったり、別にいいと感じなくなることがあります。

私の場合、黄体期に入るとアロマに対するこだわりが出てきます。特にほしくなるのがイランイラン、カモミールジャーマン、ジャスミン、ペパーミントなどの甘みのある香りです。心身ともにダウンする時期のせいか、やはりからだも癒しやポジティブさを求めているようです。ときによってローズやゼラニウム、ラベンダー、ローズマリー、グレープフルーツなども無性にほしくなることがあります。

またハーブティーのカモミールジャーマンとステビアのブレンドを卵胞期に飲むとなんとなく青臭く感じるうえ、甘すぎておいしくないのに、黄体期に飲むとこころからおいしいと感じ、リラックスできます。

 

その時々に良いと思えるものを選んで

このように日によって香りの感じ方に違いがあるのでその日に欲したり、嗅いでいいと感じるものを使いましょう。特に女性は生理周期で気分が変わるので目安になるのかもしれませんね。からだは正直なのでそれに従えばきっとアロマの作用を得られるでしょう。

アロマのエッセンシャルオイルに限らず、ハーブティーなどハーブ全般は自然のパワーを秘めています。自分との波長が合ったときに欲するのかもしれませんね。本当に不思議だなあと思いつつその神秘的なパワーに惹きつけられていますよ。自分のからだの声を聞き入れてぴったりのアロマを選びましょう。

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この記事は当ブログのライター「ゆっち」が書きました。

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