オイルマッサージでシミ・シワ予防!原因別のおすすめオイル
シミ・シワが気になる方は、肌の血行が悪い方が多いようです。血行が悪いことによって新陳代謝も悪くなり、本来であれば何かあったときに修復できるはずの機能が衰えてしまいます。その結果、気になる部分にシミができたり、深いシワが刻まれてしまうというわけです。
そんな時の治療の一環として、オイルマッサージが効果的です。
お肌の基底層あたりまで浸透してうるおいを与え、なおかつマッサージをすることによって血行をうながします。
どんなオイルや精油を使えばいいの?
マッサージに使うオイルや精油には数多くの種類があります。
その中でもシワ・シミに効果が期待できるものをいくつかご紹介したいと思います。
小さめボトルがおすすめ「ローズヒップオイル」
ローズヒップといえばハーブティーなどでも有名ですね。ビタミンCたっぷりでお肌にも大変良いのですが、飲むだけではなくオイルとしても活用できます。
ローズヒップオイルは、ドックローズの実からとれるオイルですが、これに含まれる「カロチノイド」の効果で、小さいシワに効果的です。また、毛穴を小さくする効果も期待できます。
注意点としては、酸化がはやいオイルですので、最初は小さめのものを購入して使うと良いでしょう。はやめに使い切るようにしましょう。
乾燥によるシワには「ポリジオイル」
ポリジオイルは、紫色の綺麗な花から取れるオイルです。
このオイルは乾燥肌で深めのシワができてしまいがちな人におススメです。
このオイルには「γリノレン酸」が多く含まれており、乾燥肌の人に足りない成分がおぎなえます。すでにできてしまった深いシワにも効果が期待できるようです。
ホルモンバランスによる肌荒れには「ローズオイル」
ローズオイルの香りには、女性ホルモンのバランスを整えるような効果があります。ホルモンバランスの崩れでお肌のダメージが多いような方には特におススメです。
組織を修復する作用も期待できますので、シワが気になる方にも効果的です。
水分不足の肌にはパルマローザ
パルマローザは、お肌の水分のバランスを整え、皮膚の細胞を再生させる効果が期待できる精油です。シワが気になるとき、肌のはりがなくなってきてしまったあなたにおススメです。
リンパの流れも促しますので、使うことによってシミ解消効果も期待できそうです。
フローラル系の心地よい香りに癒されることでしょう。
年齢肌には「フランキンセンス」
こちらは古代より化粧品や薬にも使われていたようです。古代エジプトではミイラの防腐剤などにも使われていたとのこと。
老化してたるんでしまったお肌をよみがえらせ、皮脂の分泌を整えるような働きがあります。若返りたいかたにおススメの精油です。
どのオイルが良いのかは人によっても違うと思います。お肌のタイプや、香りなどの好み、効能で選んでみてはいかがでしょうか。
オイルマッサージのやり方
では早速オイルマッサージをやってみましょう。
1.
まず両手の中指で、眉頭を上に向かってイタ気持ち良い程度に押してみましょう。
そのままおでこにあがり、生え際まできたらこめかみまでおろします。
こめかみを小さな円を描きながらやさしくもみましょう。
2.
両手の人差し指、中指、薬指を使って、目の周囲をマッサージします。
まず、目尻におき、つづいて鼻の付け根、目と目の間、目の上を通るように優しくマッサージします。
3.
目の下のくぼみ部分に先ほどの三本の指をあて、アイホールにそって指圧します。
イタ気持ち良い程度にやさしく行いましょう。目の周囲は強く押しすぎないように注意してください。
4.
上唇、下唇ともに全部内側に巻き込みます。口は開かずに閉じたままにしましょう。
次に、こめかみに手のひらをあて、押しながらぐっと上に持ち上げましょう。
5.
続いて、鼻筋から小鼻の横を上から下へなでましょう。
それから鼻の横から法令線にそって上下に繰り返しなでましょう。
6.
頬をマッサージしましょう。両手の人差し指、中指、薬指の三本で、まず頬に指をあて、頬の中央から目の下を通り、アゴまでと前から見るとハート形を描くようにやさしくマッサージしましょう。
7.
右手で右アゴからエラまでをぐっと持ち上げるようにさすります。
逆も同様に行います。
8.
両手の人差し指、中指、薬指の三本で、小さな円をたくさん描くようにエラからアゴまでの輪郭の頬よりの部分をくるくるとマッサージします。
9.
最後に仕上げです。
左右の耳をそれぞれの手でつまみ、斜め上にぐっとひきあげて終了です。
いかがでしたでしょうか。上記のオイルマッサージは、まず最初は週に一回くらいから行いましょう。慣れてこれば週二回くらいに増やすようにしましょう。
力を入れすぎると、かえってシワやシミの原因になる場合もあります。そっと、飼い犬や飼い猫、小鳥などをなでるようにやさしく丁寧に行うようにしましょう。
オイルや精油は酸化するとお肌に良くありませんので、古くなる前に使い切れるくらいの分量のものを購入し、冷蔵庫で保存すると良いでしょう。