今日からできる表情筋エクササイズでたるみ・ほうれい線にサヨウナラ!
胸やお尻が垂れるのもいやですが、まだ隠せる分マシ。でも顔のたるみは隠せないので、すぐにでもどうにかしたい!と思いますね。
年齢のせいだから仕方ないと諦めながら、毎日鏡でたるんだ頬やフェイスラインを見るよりも、毎日ちょっとずつできるたるみ解消のエクササイズをすることで以前のすっきりとハリのある顔を取り戻しませんか?
今回は、女性のエイジングサインのひとつでもある顔のたるみに効くエクササイズをご紹介します。
1.たるみが起こる原因
そもそも「たるみ」の原因は、肌の弾力が低下して重力に抗いきれずに余った皮膚が垂れてきて起こるもの、顔の表情筋や深層筋の衰えによるもの、姿勢が悪いなど日常生活が原因のものなど、人によって原因は様々です。
これらの原因が複合的に合わさって、鏡を見た時に顔のラインが崩れてしもぶくれになってきたり、ほうれい線ができて陰影がくっきりするような「たるみ」になってしまいます。
「たるみ」は知らないうちに徐々に進行していくので、まだくっきりとたるみサインが出る前から対応するのがオススメなんです。
「たるみ」ができる原因である皮膚の衰えは普段からのスキンケアや食事から改善するとして、表情筋や深層筋はエクササイズで十分改善できるので今すぐ始めるのが大事ですよ。
次に、たるみに効くエクササイズをご紹介します。
2.表情筋を鍛えるエクササイズ「目編」
顔面の下にある表情筋は30種類以上もあり、小さい頃は表情豊かで万遍なくこれらの筋肉を使っていますが、年齢を重ねるごとに喜怒哀楽が抑えられてあまり使わなくなってきます。使わなければ筋力が落ちていくのは当然のことで、その結果、「たるみ」を引き起こしてします。
それを改善するために行いたいのが、表情筋を鍛えるエクササイズ。
まず目元のたるみの改善に役立つのが、目を回すエクササイズです。
最初に右回りに目をぐるりと3回大きく回します。ゆっくりでよいので、目のまわりの筋肉を使っているという意識をしながら行いましょう。次に同様に左回りに3回ぐるりと大きく回します。これを1セットとし、3セットを朝昼晩の3回行います。
これだけでも目のまわりの筋肉を使っている実感が得られると思います。
このエクササイズによって、鈍重な印象を与えてしまう重たげなまぶたや、年齢を感じさせる目の下のたるみの改善に役立ちます。
3.表情筋を鍛えるエクササイズ「頬編」
次に行いたいのが頬のエクササイズです。
頬の筋肉が落ちてくると、フェイスラインがどんどん下に下がって行って、シャープさがなくなってしまいます。
それを防ぐためには、口を「あ」を発音する形に大きく開け、そのまま右頬を持ち上げるように筋肉を上に上げ3秒止めます。次に同じように左頬を持ち上げ3秒。これを3往復し1セットと考え、3セット行います。
この時も頬にある大小頬骨筋や頬筋を使っているのを意識しながら行いましょう。
鏡を見ながら行うと、どれくらい上がっているのかがわかるので、自分の顔の筋肉のどこの部分を意識しているかチェックしながらエクササイズするのもおすすめです。
これにより頬周辺の筋肉が鍛えられるため、顔中心部の頬のたるみを改善することができます。また年齢を10歳アップして見せる恐ろしいほうれい線予防にもなりますよ。
4.表情筋を鍛えるエクササイズ「口元編」
最後に、たるみがあると印象を悪くしてしまう口元のエクササイズです。口元が垂れてくると、いわゆる「への字口」になって、相手に与える印象も悪くしてしまうもの。
常に笑っているような口元はしっかりと口の周囲の筋肉がついているので自然と口角が上がるのですが、そうなるようにこのエクササイズもしっかり行いたいもの。
方法は、まず口を閉じてにっこり笑顔を作ります。そしてゆっくり右の口角を引き上げ、ゆっくり元に戻します。次に左の口角を引き上げて戻します。そして最後に口を閉じたまま前にゆっくり突き出し戻します。これを1セットとし、3回行います。
口元の筋肉が付けばたるみを改善できるだけでなく、口角がきゅっとあがって、不機嫌な印象を相手に与えることもなくなりますよ。
5.表情筋を鍛えるエクササイズ「フェイスライン編」
最後にフェイスラインです。
顎を上に45度持ち上げ、喉が伸びている状態で舌を前に突き出します。前や左右に舌を出来るだけ突き出しながらゆっくり動かします。
これが簡単なようでけっこう大変。ですが、このエクササイズを行うことでフェイスラインがすっきりするのと同時に二重あごも改善できるのでぜひ欠かさず行うようにしてください。
以上、顔のたるみを改善するエクササイズを部分ごとにご紹介しました。
このエクササイズは目からフェイスラインまでを一連の動作として毎日続けるのがおすすめです。最初のうちはこれまであまり使っていなかった部分の表情筋を使うので「顔が凝る」かもしれませんので、自分の調子を見ながらセット数を増やしてみるなどして調節してください。
テレビを見ながら、入浴しながらなど、空いた時間に手軽にできるエクササイズですので、ぜひ今から始めて「たるみ」知らずの若々しい顔をキープしてくださいね。