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ベタついても脂性肌じゃない?! インナードライ肌の意外な実態とは




 
目元や頬のあたりはかさついているのに、鼻やおでこなどいわゆるTゾーンはべたついて皮脂が多い、という肌タイプ。
俗にインナードライなどと呼ばれるスキンタイプですが、

 
●ファンデーションがキレイにつかないのに化粧崩れが早い
●目じりや頬あたりの小じわが気になるけど、吹き出物もできやすい
●頬のあたりがつっぱるのに、Tゾーンはテカテカ!

 
などなどの肌トラブルで悩んでいる方、多いのではないでしょうか。
そんな悩ましいインナードライ肌の原因と改善方法について、詳しく調べてみました。


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あなたは本当に脂性?自分の肌質を正しく見極めましょう

脂性肌、乾燥肌、混合肌、インナードライ肌などなど。
肌質には様々なタイプがあり、また、季節や生活習慣によっても変化します。
その時々の肌質に合ったケアをしなければ、肌トラブルは改善できません。
インナードライ肌の場合にも、もちろん同じことが言えます。
まずは、自分の肌の状態を見極めて、適切なケアを行いましょう。

 

インナードライ肌の特徴

インナードライ肌を、脂性肌と勘違いしてしまうことがよくあります。
肌の表面がベタベタしたり、テカッていたりするために、間違えてしまうのですね。
インナードライ肌の特徴は、

 
●皮脂が多く分泌されているのに、肌がつっぱる感がする
●肌がゴワゴワと固い
●毛穴が目立つ

 
などです。
インナードライの方が、脂性肌向けのケアを一生懸命にしてしまうと、かえって症状を悪化させてしまうことがあります。
では、自分がインナードライ肌かどうかを判断するにはどうしたらよいのでしょうか。

洗顔後なにもせずに15分ほど待って、お肌の状態をチェックしてみてください。
この時点で、つっぱりやカサつきが感じられなければ、インナードライ肌ではなく、脂性肌です。
脂が浮いてテカった感じがあるけれども、肌が乾いてつっぱる、という方は、インナードライ肌の可能性が高いです。
実は、日本人女性の8割近くがインナードライの傾向にある、ともいわれています。
アクネケア用の化粧品でケアしているけれど、症状が改善しないばかりか、なんだか最近肌のごわつきがひどくなったという方も、インナードライ肌の可能性が高いです。
このまま脂性肌向けのケアを続けると、お肌が固くなり、弾力やハリが失われて、さらにはシミやくすみ、シワやタルミなどの原因にもなりかねないので要注意です。

 

インナードライ肌の原因

インナードライの原因は、ずばり乾燥です。
肌が乾燥して水分量が低下すると、外界からの刺激から肌を守るスキンバリア機能が低下します。
すると、肌はそれらの刺激から自分を守るために、皮脂を過剰に分泌します。
肌がテカる、吹き出物ができやすい、などの症状は、実は乾燥によって引き起こされているのです。
こういった状態の肌に対してアクネケア用や脂性肌用のスキンケア製品を使用すると、さらに肌を乾燥させてしまうため、皮脂の分泌をより活発化させる、という悪循環に陥ります。

 

インナードライ肌を改善するスキンケア製品って?

皮脂を取り過ぎないこと、たっぷりの保湿成分を肌に与えること、の二つが、インナードライ肌の肌トラブルを改善するための最重要ポイントです。
スキンケア商品を選ぶ際には、保湿に重点を置いたものを選ぶようにしてください。
肌がたっぷりの水分を含んだ柔らかい状態であれば、過剰な皮脂は分泌されなくなります。肌を潤し、保水力をあげるケアをすることで、インナードライ肌に多い大人ニキビも解消されてゆきます。

最近では、インナードライ肌と大人ニキビを改善するために開発されたスキンケアシリーズも発売されています。
もしもニキビやニキビ痕が気になる、というのであれば、こういった化粧品を試してみるのも良い方法です。

1に保湿、2に保湿で、つるんとなめらかなタマゴ肌を目指しましょう。

 

洗顔方法を見直しましょう

肌質に適した化粧品を選ぶことと並んで大切なのが、使用方法です。
お肌を乾燥させないためには、肌に過度な刺激を与えないことが大切ですが、そのために、最初に見直してほしいのが毎日の洗顔方法です。

 
●洗顔料をよく泡立ててこすらないように洗う
●お湯の温度は30度~35度の低めにする
●しっかりすすぐ

 
以上を心がけてみてください。乾燥を防ぐためには、「洗いすぎないこと」が重要です。

 

脂とり紙は逆効果?

日中、脂浮きや化粧崩れが気になるので、頻繁に脂とり紙やティッシュで顔を押さえてしまう、という方、多いのではないかと思います。
でも、あまり頻繁に脂とり紙を使用すると、必要な皮脂まで取り去ってしまい、皮脂の分泌を増やしてしまい逆効果になることもあります。
また、強く擦ることで肌を刺激されて角質層が厚くなると、乾燥がさらに進んでしまいます。
お化粧直しの際に、そっと押さえる程度にとどめましょう。

 

一年を通して紫外線対策を

紫外線はシミやシワ、タルミなどの原因になるだけでなく、お肌のターンオーバーを乱して肌を乾燥させる大きな原因でもありますので、通年でのUVカットケアが必要です。
紫外線はガラスを通して車内や室内にも入り込むので、外出しない日でも、できれば日焼け止めやUVカット成分を含んだファンデーションやBBクリームでお肌を保護するのがベターです。
油分の多い日焼け止めは肌に負担をかけてしまうので、オイルフリーやノンケミカルでお肌にやさしいものを選ぶようにしてください。

 

「毎日こつこつ」こそが美肌への早道

スキンケア方法を見直しても、すぐには結果が現れないかもしれません。
お肌のターンオーバーは28日周期。つまり、生まれ変わるまでに最短でも1ヶ月はかかるということです。
お肌を育てあげるつもりで、気長にスキンケアを続けてください。

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