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インナードライ化の可能性大?! 敏感肌の美白ケア・化粧品の選び方



乾燥肌
 
敏感肌の人は肌の角質層が水分不足によって薄くなってしまっています。健康な肌であれば自然な水分保持と油膜で外からの刺激を跳ね返すことができますが、敏感に傾いている場合の肌は水分保持能力が少なくバリア機能が破壊された状態で、外からの刺激を容易にうけてしまいます。ですので敏感肌のスキンケアは、しっかりとした保湿ケアが最重要課題となってきます。


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インナードライ肌の方が急増中

敏感肌やトラブル肌で意外と多いのが、インナードライ肌、いわゆる隠れ乾燥肌です。ただの乾燥肌ではなく、水分不足が引き金となって、肌からは油分が多く分泌されてしまう状態です。本人は油分が出てくるので、乾燥肌とは気づかずにオイリーケアをしてしまうため、状態がどんどん悪化していってしまいます。大人にきびや皮むけなどのトラブルに悩む人に多い症状です。こういう場合には一にも二にも水分補給が大切。セラミドやヒアルロン酸などの水分保持に必要な成分をたくさん含んだ化粧品を使ってうるおいを与えましょう。

ただ、保湿に力を入れるあまり油分の多いクリームを使うのは考え物です。油分がまた刺激となる可能性があるからです。そして、敏感肌さんが一番気をつけたいのが、毎日の紫外線です。紫外線による日焼けは敏感肌の乾燥をさらに促進してしまうからです。ちょっとの外出だからと侮るなかれ。常に紫外線から肌を守ることが大切ですよ。

 

日焼けは肌荒れの原因に

紫外線をたくさん浴びると、メラニンが生成されて肌が黒くなったりシミができたりします。日焼けして肌が赤くなる人はメラニンの生成速度が遅く、肌が赤くやけどのような状態になってしまいます。逆にすぐ黒くなる人はメラニンの生成速度が速いため、赤くはれることなくすぐに黒くなってしまいます。

敏感肌の人はメラニン生成速度の遅い人が多く、赤くなって一種のやけど状態になってしまうため、これによって乾燥や肌荒れなどの問題が併発してしまいます。まずはこのような状態にまでならないように、しっかりと日焼けから肌を守ることが大切です。

 

紫外線から肌を守る!

基本的な美白ケアとしては、普段から紫外線を浴びないことが大切。肌にやさしい日焼け止めを塗ることはもちろん、日焼け止めの上にもファンデーションやパウダーでさらにカバーして紫外線を跳ね返すことができるようにケアしてあげましょう。そして外出時には帽子や日傘は必須。まずは紫外線をなるべく浴びないように工夫しましょう。

 

もし紫外線を浴びてしまったら…

外出してたくさん紫外線を浴びてしまったという日は、なるべく早く化粧を落としてきれいな状態のお肌に刺激の少ない化粧水、ジェルやクリームなどを大目に塗って火照りを鎮めてあげましょう。この時にクリーム以外の化粧品を冷蔵庫に入れて冷たくしておくと鎮静作用が高くなります。シートパックも同様に冷蔵庫で冷たくしておいて使うと、日焼けした肌が落ち着きますので、オススメです。

日焼けして赤くなった場合には、まず冷却、そして保湿。行楽シーズンには思いがけず日光に当たる機会も多いものですから、覚えておくといいでしょう。

 

敏感肌と美白化粧品

敏感肌の人は肌が弱いため、本格的な美白化粧品は刺激が強くて使いづらいもの。市販の美白化粧品には美白成分であるビタミンC誘導体、トラネキサム酸、アルブチンなどが含まれています。これらの成分は肌の内部まで届くため美白効果は高いのですが、刺激がある場合もあるため敏感肌の人は使用に注意が必要です。パッチテストなどで問題がないかを確かめてから使用するのがよいでしょう。使用してピリピリと刺激が出た場合などはすぐに使用を中止することが大切です。また、ビタミンCの入った化粧品は乾燥しやすいですので、乾燥タイプの敏感肌の人は美白化粧水を使ったら、そのうえに保湿力の高いクリームを重ねるなどの対処が必要です。

化粧品によって成分の配合が違いますから、一概には言えませんが、美白アイテムを使う場合は一気にライン使いせずに、一アイテムずつためしていって肌に異常がでないか確認していくのがいいでしょう。最近では、敏感肌向けの美白ケアなどの商品もでてきていますので、一般の化粧品よりも敏感肌用の美白ラインを使うようにしてもいいですね。ハトムギなどの自然由来の成分が多く入ったものであれば、敏感肌の人でも比較的使いやすいと思いますので、美白に関心があれば、こういった化粧品を試してみる方法もあります。

 

肌に余分な負担をかけないケアを!

敏感肌の人の美白ケアは、まず焼かないこと。紫外線を徹底的に防いで肌に余計な負担をかけないことが大切です。普段から自分の肌にあった日焼け止めやパウダーなどを使って、外からの紫外線を遮断する。そして、日常的にビタミンをたくさん含む果物を食べる、またはビタミンCなどのサプリを定期的に摂取するなどして、内側からの美白ケアにも力を入れましょう。そして敏感肌の人は美白化粧品を使う場合には成分に注意し、刺激がないかを確かめながら使うようにするといいでしょう。白くてきれいな肌を守るのは、日々のケアです。毎日の紫外線ケアを今日から始めましょう。

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