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シミ対策は自宅でもできる!お肌のシミ、3つのタイプと原因別対処法



洗顔
 
鏡を見た時に、肌にうっすら浮かび上がってきた「何か」。
洗顔しても落ちないし、肌表面の一枚下に消えずに見えるソレは「シミ」です。

シミの怖いところは、できてしまうとなかなか消せないことですね。一つあるだけで、一気に見た目年齢をひき上げてしまう恐ろしい存在です。


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一度できてしまったシミは、勝手に消えてなくなるということはありません。
そんなシミは見つけ次第、薄くするようにするに取り掛からなければいけません。さもないと、ますますはっきりくっきり浮き上がってしまいます。

今回は、自宅でできる、できてしまった肌のシミを薄くする方法をご紹介します。

 

シミの原因

シミの原因は、いくつかあります。

 
・日焼けによる紫外線のダメージからできたシミ
・虫刺されやニキビなどの肌トラブルからできた色素沈着
・肝斑

 
です。

とくに注意したいのが、肌をダメージから守るためにメラノサイトで作られたメラニンが肌に残ってしまうシミと、原因はまだ解明されていませんが女性ホルモンの影響によると考えられている肝斑です。
この二つは原因が異なるので対処法も異なります。
鏡を見て自分の気になるシミはどちらなのかをまずチェックしてみましょう。

この二つの見分け方は簡単。
肝斑は、顔の両頬骨に沿ってほぼ左右対称の位置に出来るぼんやりしたシミです。
人によって茶色っぽかったり、灰色っぽかったりしますが、だいたい30代~40代の女性に多いのが特徴です。

それでは原因別に薄くする方法をご紹介します。

 

日焼けによるシミを薄くするには

シミの最も多くの原因となるのが日焼けによってできたシミ(老人性色素斑)です。
肌に有害な紫外線にあたると、肌の防御機能が働いて、表皮の一番下の部分(基底層)のメラノサイトからメラニンが作られます。
ターンオーバーが正常ならば、できたメラニンは周期的に新しく生まれ変わる細胞とともに徐々に上に上がっていき、アカとなって剥がれ落ちるのですが、加齢やストレス、体調不良などターンオーバーが乱れた結果、肌に残ったまま沈着してシミになってしまいます。

このタイプのシミは一朝一夕でできるものではなく、これまでのダメージが蓄積されてできたものなので、すぐに改善効果を求めるならレーザーなどクリニック等で施術を受けるしかありません。

それ以外には、美白効果の実証された「医薬部外品」といわれる成分を配合したスキンケアアイテムを使うことがおすすめです。
具体的にはビタミンC誘導体、アルブチン、エラグ酸、コウジ酸など厚生労働省が認めた成分配合の化粧品を使いましょう。
シミに直接塗り込むタイプのクリームを併用すればさらに効果的です。

またこれ以上のシミの発生や悪化を防ぐためには、日焼け対策が欠かせません。
外出時に紫外線防止対策をしていても、服の上からでも、室内に居ても、多少は紫外線を受けているため、太陽が出ている間は常にUVケアをするように普段から心がけましょう。

 

虫刺されやニキビなどによるシミを薄くするには

肌は外部からダメージを受け炎症すると、その部分で色素沈着が起こりシミ(炎症性色素沈着)が起こります。
これは年齢に関係なくおこるものなので、若いからシミは関係ないと思っている方こそ要注意です。

ニキビができて潰してしまった跡や、虫刺されでかきむしってしまった跡にできてしまうので、普段からニキビができないよう毛穴が詰まらないスキンケアや虫よけなどの対策をとることが大事です。

できてしまったこのタイプのシミには、ターンオーバーを整えることが効果的です。
新しく作られた細胞とともに徐々に皮膚の表面のほうに上がっていき、古い皮膚(アカ)となって剥がれおちます。

またピーリングも効果的ですが、馬油も良いようです。
人間の皮脂に近い成分の馬油は高い浸透力があり、スムーズに肌の角質層にまで浸透させることができます。
馬油はやけど治療にも使われていて、抗酸化作用や血行促進作用によって血行が良くなり、新陳代謝も活発になって、表皮の下の方に沈着したシミを薄くしてくれます。さらに古い角質が剥がれ落ちやすくなるだけでなく、保湿効果も高いため乾燥肌の人にもオススメです。

使い方は、少し多めの馬油を指先にとり、優しくこすらないようにシミの上にマッサージするように塗るだけ、と使い方も簡単なので、ぜひお試しください。

 

肝斑によるシミを薄くするには

さきほどもご紹介しましたが、肝斑がなぜ30代からの女性にできるのか、現在のところメカニズムや原因ははっきりとはわかっておらず、おそらく女性ホルモンやストレスのためだと言われています。

肝斑の原因はわかっていませんが、肝斑を薄くする方法はわかっているので安心です。

肝斑によるシミには「トラネキサム酸」という成分が有効です。
トラネキサム酸には、メラニン色素をつくるよう指示する伝達物質を阻害する働きがあり、肝斑ができないように効果的に働くので、数週間服用すると徐々に薄くなっていきます。

肝斑のシミは気にしすぎてストレスを感じるとさらに濃くなりますし、こすったりするのも厳禁です。また、女性ホルモンを整えるよう、食生活や生活習慣の改善もお忘れなく。

肝斑が両頬に浮き出てきたら、すぐにトラネキサム酸で対応しましょう。早ければ早いほど、シミを薄くするのも簡単です。

 
以上、シミの原因別に薄くする方法をご紹介しました。

一つシミができると、それだけで老けて見られてしまうので、本当に困ります。
でも薄くするためにクリニック等にかかって高い費用をかけるのも難しいという場合は、ぜひ上記の方法をお試しください。

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