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火山灰由来洗顔料のメリット・デメリット~自然派ならお肌にやさしい?



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お肌に刺激を与えたくないから、自然派洗顔料を使用する。
これは、極めて正しい考え方です。
ですが、そのような自然派洗顔料であっても、配合されている成分により肌トラブルが起こったり、使用方法をほんの少し誤っただけで身体へ悪影響を及ぼしてしまったりする可能性がゼロではありません。


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また、自然派洗顔料であっても、体質によっては合わないということもあります。

今回は、火山灰を主成分とした洗顔料にスポットを当てて、その安全性、効果、起こる可能性のあるトラブルについて考えてみることにしましょう。

 

使用法を誤ると思ってもみないトラブルに…

それではまず、火山灰に含まれる成分をご紹介するとともに、それらの成分が私たちのお肌にどのような効果をもたらすのか? というところからお話をさせて頂くことにします。

火山灰は火山から噴き出した物質が微粒子となったもので、鉱物や岩石、火山ガラスなどで構成されています。また、クレイや硫黄が含まれていることから、火山灰由来の洗顔料には美肌効果や美白効果、さらに、汚れの吸着効果があるといわれています。
これが、火山灰由来の洗顔料が持つメリットですね。
でも、ちょっと気になりませんか?
鉱物や岩石、火山ガラスって……。

近年、火山灰由来の洗顔料の使用により、目の異常を訴える事例が数件挙がっているようです。
それらは、「火山灰由来の洗顔料が目に入り、激痛が走った」、「火山灰由来の洗顔料の使用後に目に異常を感じ、眼科で診察を受けたところ、異物の粒子が眼球を傷つけた恐れがあるとの診断を受けた」という内容のもの。(出典:国民生活センター)

このように、目に異常が現れるのであれば、火山灰由来の洗顔料って危険なのでは?
という認識を持つかもしれません。
ですが、これらの事例は、あくまでも火山灰由来の洗顔料が誤って目に入ってしまった場合のことであって、火山灰由来の洗顔料を使用すれば必ず起こるというものではありません。

大切なことは、火山灰由来の洗顔料を使用する際に、確実に目に入らないよう注意を払うということです。
たとえば、ファンデーションや化粧水が目に入ってしまった場合ではどうでしょうか?
やはり痛みを感じるでしょうし、場合によっては眼科での治療が必要となることでしょう。
私たちは日々、さまざまな化粧品を使用していますが、それらは目に入らないことを前提として使用しているはずです。
そしてそれは、火山灰由来の洗顔料であっても同様です。

火山灰由来の洗顔料を使用する際には、この洗顔料に含まれる物質を知り、性質をよく理解しておくことが必要です。
そして、使用方法を誤らないこと。
私自身、火山灰由来の洗顔料を使用したことがありますが、これが目に入って大変なことになった・・・というトラブルは一度も経験しませんでしたから。

 

火山灰由来の洗顔料が持つ効果とは?

ここから先は、私の体験を元にお話を進めて行くことにします。
もう3年くらい前になるでしょうか。たまたま洗顔料を変えてみようと思い立って、口コミ評判の良い洗顔料を探していたところ、目についたのが火山灰由来の洗顔料でした。

この洗顔料の特徴は、少量でもとても泡立ちが良いという点です。
泡立てネットで泡立てると、本当にモコモコの素晴らしい泡ができあがります。
これは面白い……。
ここまでモコモコとした弾力を含んだ泡に出会ったのは初めて。
嬉しくなった私は、朝と晩の洗顔に、この火山灰由来の洗顔料を使用するようになりました。
すると、なんとなくお肌の色がワントーン上がったように感じ、しばらくの間は、お肌の状態もとても素晴らしかったのを覚えています。

ところが、数ヶ月使用し続けているうちに、なんとなくお肌の乾燥を感じるようになりました。
泡をふんわりお肌に乗せ、転がすような洗顔をしており、ましてや力など入れていないのになぜ?
このような疑問を感じた私は、ある重大なことに気がつきました。

 

乾燥気味の肌には合わなかった、火山灰由来の洗顔料

私はもともと普通肌、ニキビや吹き出物などのトラブルは、思春期の頃からほとんど経験したことがありませんし、Tゾーンのテカリが気になったともありません。
さらに、冬になるとカサカサしがちになります。
つまり、普通肌であっても、冬には乾燥肌寄りの普通肌になるということであり、この時期に火山灰由来の洗顔料で毎日洗顔を行うことにより、必要な皮脂まで洗い流してしまっていた可能性があったということです。

そして、保湿不足。
火山灰由来の洗顔料はとても洗浄力が強いため、私のような肌質の方が使用する場合には、いつも以上に念入りな保湿が必要となります。
この認識を持っていなかった私が犯したミス、それはまさに、洗い過ぎと保湿不足でした。

その後、その洗顔料は週2回程度の使用に留めましたが、そうこうしているうちにシークレイ洗顔料と出会い、現在では火山灰由来の洗顔料の使用を中止し、週2回、シークレイ洗顔料でクレンジングを兼ねた洗顔を行うようにしています。

 

自然派洗顔料は肌質を見極めて選びましょう

火山灰由来の洗顔料の素晴らしさはよくわかりましたが、私のお肌にはやや洗浄成分が強かったようです。これは、私にとってのデメリットでした。
今回は私の体験を例に挙げてお話をさせていただきましたが、どのように素晴らしい洗顔料であっても、やはり肌質によって合う、合わないがあります。
口コミ評判も大切ですが、まずはご自身の肌質を知り、どのような成分がご自身のお肌に適しているのか研究してみるといいですよ。

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この記事は当ブログのライター「山田美羽」が書きました。

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