間違った洗顔や日々のお手入れで鼻の黒ずみは悪化する！

 
鼻の黒ずみの解消にはオイルクレンジングがいいって聞いたんだけど、それって本当？
毛穴の黒ずみに悩む方の多くは、クレンジングの方法について、かなり神経質になっているようです。
確かに、正しいクレンジング＆洗顔は鼻の黒ずみを解消するための大切な手段ではありますが、過度なクレンジングはお肌を傷つけ、鼻の黒ずみを悪化させる原因になるってご存知でしたか？

オイルクレンジングの特性を考えてみましょう

オイルクレンジングが適しているのは、ウォータープルーフタイプやケークタイプのファンデーションやアイライナー、マスカラを使用しているメイクです。
つまり、クレンジングクリームやクレンジングミルクなどでは落しきれないメイクを落とす力を持っているということです。
これはいったい、なにを意味するのでしょうか？

それはズバリ、高い洗浄力を持っているということです。
では、高い洗浄力を持っているクレンジング剤は、私たちのお肌へどのような影響を及ぼすのでしょうか？
オイルクレンジングはメイクを楽に落すというメリットを持っていますが、その反面、お肌に残しておくべき皮脂まですべて取り去ってしまうというデメリットも持っています。
つまり、乾燥肌を招く原因となる可能性があるということですね。

でも、皮脂や角質が詰まってできた鼻の黒ずみなのであれば、洗浄力が高いクレンジング剤のほうがいいんじゃないの？

ここまでで、そのような疑問を持った方は多いのではないかと思います。確かに、瞬時にして汚れを浮かせて洗い流すことのできるオイルクレンジングは、クレンジング剤としては優秀なのではないかと思います。
ところが、これを毎日使い続けて行くうちに、高い洗浄力だけではなくお肌にかかる摩擦がお肌に悪影響を及ぼします。そして、危険を察知したお肌は、必要以上に取り去られてしまったお肌の皮脂を取り戻そうとして皮脂分泌を増やします。
つまり、毛穴が詰まる原因をつくり出すことにつながり、これが鼻の黒ずみという結果になって現れてくる可能性が高くなるということです。

では、オリーブオイルではどう？
という疑問も持ち上がってくることでしょう。
クレンジングオイルよりかはお肌への刺激が弱いものの、オリーブオイルは洗い流しに苦労をするため、洗顔時に余分な力が入ってしまいがち。そしてこれが過度な洗顔へつながり、お肌を傷めることになります。

鼻の黒ずみが気にならないお肌であれば、週1～2回程度のオリーブオイルによるクレンジングはむしろ推奨することができますが、問題が残されているお肌に対しては、オリーブオイルによるクレンジングはおススメすることができません。

毛穴パックが鼻の黒ずみを悪化させる！？

その場で角栓を取り去ることのできる毛穴パック、ハマっている方は多いのではないでしょうか？
毛穴パックを絶対に行ってはいけないということではありませんが、毛穴パックを頻繁に行うことにより、お肌は大きなダメージを受けることになります。

ご存じの通り、毛穴パックの吸着力はかなり強烈です。それゆえに、瞬時にして角栓を取り去ることができるわけですが、このときの毛穴はどのような状態になるのか、考えてみて下さい。
まず、角栓の長さってどれくらいあるのかご存じですか？
なんと、長いものでは0.7mm、直径は1mmか、それ以上のものもあります。
これが毛穴パックの吸着力によって無理やり毛穴から引っこ抜かれたら？
角栓を出すために毛穴は広がりますよね？
そしてそれを放置しておくと、ポッカリと開いた毛穴を保護するために、お肌は新たな角栓を大急ぎでつくりはじめます。
つまり、毛穴パックにハマってそれによるケアを行い過ぎると、よけいに角栓ができやすくなり、鼻の黒ずみの原因をつくりだすということです。

これと同じ原理のケア方法に、角栓解消のためのオロナインパックがありますが、このパックの威力は一般的な毛穴パックよりも強力であるため、角栓ばかりではなく、表皮をベリッと剥がしてしまう危険性があります。
本気で鼻の黒ずみを解消したいのであれば、毛穴パックの使用は極力控えましょう。

洗顔のし過ぎにご注意を！

クレンジング剤の種類よってはW洗顔が必要になるものもありますが、W洗顔を行うのであれば、きちんと泡立てた泡で30秒を目安に洗顔を行います。
というのは、洗浄成分を含んでいる洗顔フォームや石鹸の泡を数分お肌に乗せておくだけで、お肌が必要としている皮脂まで取り去られてしまうからです。

それでも、どうしても数分間のW洗顔を行わないと気が済まないという場合には、コンニャクスクラブなど、お肌に優しいスクラブ洗顔料を使用してみるというのもひとつの方法です。
ただし、お肌に優しいとはいえ、洗顔のし過ぎはお肌の皮脂を奪ってしまいますので、毎日の使用は避けましょうね。

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