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安い酵素洗顔料のメリットデメリット



基礎化粧水
 
手作り化粧品がちょっとしたブームとなっている今、化粧品にあまりお金をかけたくないと考える方が増えているようです。
なにを隠そう、私もその一人。
手作り化粧品のメリットは、お金がかからないといことのほかに、余分な化学合成成分が含まれていないという点にあります。
ですがその反面、日持ちがしないというデメリットも持っていますが。
現在では、コーンスターチやグリセリンを主原料とした手作り洗顔料などのレシピを数多く見かけるようになりましたが、このような洗顔料は合成界面活性剤などの化学合成物質を含まないため、ディープクレンジングには向かないようです。
つまり、毛穴の汚れや皮脂、角質などのケアを行いたいのであれば、手作り洗顔料では少々役不足であると考えることができるということですね。


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毛穴、皮脂、角質のケアといえば、最近人気急上昇中なのが、酵素洗顔料。
ところが、これらの酵素洗顔料は非常に種類が多く、製品選びに困ってしまうこともあるのではないでしょうか?
そのような場合に、ひとつの指標となるのが製品の価格ではないかと思いますが、安い酵素洗顔料が次々に販売されるようになった今、果たしてその効果は確かなのでしょうか?
それでは、安い酵素洗顔料のメリット・デメリットについて考えてみることにしましょう。

 

ホワイトパールパウダー入り酵素洗顔パウダー(ソフティモ酵素洗顔パウダー)

なんと! 1本400円を切った酵素洗顔パウダーが存在していました。
この製品の成分は、タルク、カリ含有石けん素地、パール、パパイン、グリセリン、ラウリン酸、水です。
界面活性成分はカリ含有石けん素地とラウリン酸だけ。また、グリセリンは合成グリセリンなのか植物性グリセリンなのかが少々引っ掛かる部分ではありますが、パールやパパインなどの天然成分がその前に表記されていますので、含有率は低いと考えることができます。
このお値段でこの価格はちょっとビックリ。

この製品に関しては、グリセリンの種類が不明であるという点を除けば、デメリットはほとんどないと考えることができます。

 

個包装・米由来成分配合酵素洗顔パウダー(肌極つるすべ素肌洗顔料)

約1カ月分で1,400円という安価な価格を実現した酵素洗顔パウダーを発見しました。
この製品は口コミ評判が非常に多いため、愛用者が増えてきているようです。
そして、気になる成分は?
酵素として配合されているのはプロテアーゼで、その配合量は高いほうではありません。
ですが、コーンスターチ、ハチミツ、米胚芽油など、天然由来成分を配合しており、気になる成分はBTHという酸化防止剤だけで、あとは人体になんらかの危険を及ぼす成分は見当たりません。
また、酸化防止剤であるBTHの配合量も決して高くはないため、全体的にお肌に優しい酵素洗顔パウダーであると判断することができます。
ただし、米胚芽油は米由来の成分であるため、米アレルギーをお持ちの方は避けたほうが無難です。また、アトピー性皮膚炎などの皮膚疾患をお持ちの方は、BHTをはじめとする化学合成物質に過敏に反応してしまう可能性があるため、使用前には皮膚科などの専門医に相談してみるとよいでしょう。

この製品においてはBTHが配合されているという点が唯一のデメリットですが、それを除いては優秀な製品として捉えることができるでしょう。

 

フルーツ酵素洗顔料(DETクリア ブライト&ピール フルーツ酵素パウダーウォッシュ)

パパインや西洋ナシ果実など10種類のフルーツ成分を配合した酵素洗顔料で、1本1,000円前後で販売されています。この製品には化学合成物質であるBGと香料が含まれていますが、どちらも配合量は非常に低いため、お肌への刺激が大きく加わることはまずないでしょう。
ただし、化学合成物質に対するアレルギーのある方は、避けたほうがいいかもしれません。また、レモン果実エキスやオレンジ果実エキスが配合されているため、柑橘類に過敏な反応を起こす恐れの方は、避けたほうが無難です。

この製品もまた、化学合成物質を少量でも配合しているという点が、デメリットといえばデメリットですが、お値段と考え合わせれば、美容成分がふんだんに含まれている優秀な製品であると捉えることができます。

 

いちばん安いのは手作り酵素洗顔料?

冒頭では、お金をかけずにつくることのできる化粧品について触れていますが、酵素洗顔料ではどうなのでしょうか?
酵素洗顔料の手作りレシピを調べてみましたが、ダイエット用の酵素ドリンクを利用してつくるものが多いようです。
多くの酵素ドリンクには化学合成物質が配合されておらず、人体への危険性は認められていません。体内に取り込んで効果を発揮するものであれば、それを化粧品として使用しても効果があるのでは? という発想から生まれたのが酵素ドリンクを利用した手作り酵素洗顔料なのではないかと思います。

でも……。
酵素ドリンクって、どれもこれも高い。
これがデメリットです。
つまり、ダイエット目的で酵素ドリンクを飲んでいて、そのついでに酵素洗顔料をつくるというのであれば話は別ですが、わざわざ酵素洗顔料をつくるために酵素ドリンクを購入すると、高い酵素洗顔料となってしまうことも考えられるということですね。

 

とにかく安い! これがいちばんのメリットです

効果や配合されている成分に大差がないのであれば、できるだけ安い製品を手に入れたいと考えるのが人間です。
安い酵素洗顔料は、その価格が安いという点だけで、すでに大きなメリットです。
また、今回は3点の製品を例に挙げてデメリットを探してみましたが、化学合成物質を少量でも含有しているという点以外、大きなデメリットは見当たりませんでした。
高い製品=高品質であることも少なくはありませんが、酵素洗顔料に限っていえば、安い製品であっても十分に効果を発揮してくれそうですね。

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この記事は当ブログのライター「山田美羽」が書きました。

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